稲田防衛相が靖国参拝「どの国でも理解していただける」
2016年12月29日11時14分 スポーツ報知
稲田朋美防衛相(57)が29日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。8月に防衛相に就任してから初めて。記帳は「防衛大臣 稲田朋美」と記し、玉串料は、私費で支払った。
稲田氏は参拝について「戦後70年に総理が談話を発表され、今年は原爆を投下した国の大統領が広島を訪問され、昨日は真珠湾に総理が行かれ慰霊の言葉を述べられました。私も同行しましたが、最も熾烈に戦った日本と米国が、今や未来志向で最も強い同盟関係にある」とし、「防衛大臣の稲田朋美が、一国民として参拝した。公私共々にいろいろあったことも報告した」と説明した。
中国や韓国の反発が予想されるが、「私はいかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵味方であろうとも、祖国のために命を捧げた方に対して、感謝と敬意と追悼の意を表すのは、どの国でも理解していただけるのではと考えております」と述べた。