サイバー攻撃問題 米がロシアに報復措置へ
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アメリカ大統領選挙で民主党のコンピューターがロシア政府からサイバー攻撃を受けたとされる問題で、アメリカの主要メディアは、オバマ政権がロシアに対して経済制裁などの報復措置に踏み切る方針を固めたと伝えました。
アメリカでは、ことし6月、民主党のコンピューターがサイバー攻撃を受けて党幹部のメールが流出し、アメリカ政府は10月、大統領選挙に影響を及ぼそうとしたロシア政府の仕業だと発表しました。
これについて、ABCテレビやワシントン・ポスト紙などアメリカの主要メディアは、オバマ政権がロシアに対して経済制裁や外交的な措置などを盛り込んだ報復措置に踏み切る方針を固めたと伝えました。早ければ今週中にも公表する見通しだとしています。
オバマ政権は、今月に入って、シリアやウクライナ情勢をめぐってロシアに対する制裁措置を相次いで発表しており、サイバー攻撃でも報復措置に踏み切れば、オバマ政権とプーチン政権の関係が一段と悪化するのは避けられない見通しです。
一方、アメリカのトランプ次期大統領は、ロシアとの関係改善に意欲を示しており、オバマ大統領としては来月20日のトランプ氏の就任を前にロシアに対する厳しい姿勢を示すことで、トランプ氏にくぎを刺す狙いもあるものと見られます。
これについて、ABCテレビやワシントン・ポスト紙などアメリカの主要メディアは、オバマ政権がロシアに対して経済制裁や外交的な措置などを盛り込んだ報復措置に踏み切る方針を固めたと伝えました。早ければ今週中にも公表する見通しだとしています。
オバマ政権は、今月に入って、シリアやウクライナ情勢をめぐってロシアに対する制裁措置を相次いで発表しており、サイバー攻撃でも報復措置に踏み切れば、オバマ政権とプーチン政権の関係が一段と悪化するのは避けられない見通しです。
一方、アメリカのトランプ次期大統領は、ロシアとの関係改善に意欲を示しており、オバマ大統領としては来月20日のトランプ氏の就任を前にロシアに対する厳しい姿勢を示すことで、トランプ氏にくぎを刺す狙いもあるものと見られます。