写真撮影の中でも特に人物撮影、ポートレート撮影が好きだって人は多いと思います。
僕もたまに撮影するんですがめちゃくちゃ難しい。なんせ必要とされる技術がとっても多いんです。
例えば撮影したいモチーフの場所の選定力やモデル選び、ライティングやカメラの設定などの機材を扱う力、モデルとのコミュニケーション能力などなど。
少なくとも僕は自分でよく撮影している野鳥の撮影なんかよりもよっぽどポートレート撮影の方が難しいと思っています。
特に撮影中のモデルとのコミュニケーションとかすごく難しいと感じますね。写真の設定とかを考えながらモデルとの会話を考えるとかポートレートカメラマンはすごいなあといつも思ってます。
その点野鳥撮影は楽ですね。鳥と会話なんてしませんから笑。
写真家イルコ・アレクサンドロフ
さて、皆さんはイルコ・アレクサンドロフという写真家をご存知ですか?ストロボを使ったポートレートで有名な方です。ちなみにアルファベットではIlko Allexandroffと書きます。
こんな写真を撮る方です:Portfolio - Ilko Allexandroff Photography
日中の写真もストロボを使われるそうなんですがストロボの使い方がわかりやすいのはやっぱり夜の写真ですね。撮影者が意図して作ったわけではない光のみの背景とストロボを使った手前側のモデルの写真が目立ちます。
どんな設定で撮影をしているか写真を見ただけでは全く分かりませんが実はこの方youtubeに撮影方法に関する動画をいくつも投稿しています。
しかも説明がわかりやすいのでおすすめです。
ぜひ見ておきたいイルコのおすすめ動画
参考になる点
動画からではトーク技術を学ぶことはできませんが設定面や機材面での話は参考になります。
例えばストロボの光の強さやカメラ側のISO、SSの設定、どんなカメラやレンズを使っているかなどです。
ですが本当に参考になるのは機材面の話だけでなく光に関する話です。
例えばよくイルコさんは自販機を見たら大きなソフトボックスだと思えと動画内で言います。
ほかにも逆行はポートレートでは友達だ、という話もありました。
機材や設定の話も参考になりますし真似をすれば綺麗な写真が撮れるのですが上達のために参考にするべきなのは動画内で出てくる光に関する話だと思います。
よかったらそこの注目して動画を見てみてください。
注意点
動画でも言っていると思いますがこんな撮影をするにはオフカメラストロボが必要です。
そのためにはワイヤレス機能のあるストロボを使うかcuctusのようなワイヤレスライティングトランシーバーが必要です。
値段の安いyongnuoのラジオスレーブでも良いですがこの商品は技適を通していないので日本国内で使用すると違法になります。
そんなことを言い出せば外国人観光客の使っているスマホだって通っていないものがたくさんありますし販売しているamazonが堂々と販売しているあたり黙認されている感じだと思いますが、もし何か問題を起こせば反論の余地は無いでしょうね。
とにかく暗黙の了解的な感じで使うだけで処罰を受けたりすることは無いと思いますができればcuctusのように技適を通した商品を使いたいところです。
ちなみに僕はyongnuoのラジオスレーブをビクビクしながら使っています。
まとめ
僕もこんな写真を撮影してみたいと思って挑戦してみたのですがなかなかうまく撮影できません。ですが動画を参考にするといい感じに写真を撮影することができました。
ポートレート撮影、特に夜の撮影をする方は見て損はないと思うのでぜひ見てください。
モデルとのコミュニケーションは実践して上達させるしかありませんが撮影の方法に関する内容なら動画でも十分な効果はありますので。