こんにちは、年の差三姉妹の母で道産子ブロガーのむっちーです。今日は偏食娘の長女と次女のお弁当話を少しだけ。
**目次**
長女と次女のお弁当作り
好みの違いはこの頃から
子供達との約束は 「給食で苦手にチャレンジしてくる分、家やお弁当では好きなものを食べたい」でした。とはいえ、食べられる食材が多いわけではありません。野菜さえ入れなければ大丈夫、ではなかったのです。
好きな食材も違います。細かいことを言えば、おにぎりの形、海苔の巻き方、ふりかけの好み、ウインナーの種類も全く違います。長女と次女は、私立幼稚園にそれぞれ2年保育で通いましたが、同時在園はなかったのでそれだけが救いでした。
長女編
厚焼き玉子の入らないお弁当
長女は厚焼き玉子が嫌いです。最初の頃は入れていたのですが、何故か必ずと言っていいほど「落としちゃった」と残してきます。未だに「キライだからワザと落としてきたんでしょ?」と言うくらい、とにかく回数が多かったんです。
(本人は否定していますが……)
あの1品があるとないとでは、他のおかずにかかる比重が大きく違ったので、慣れるまでは少し困ってしまいました。
赤ウインナー、ハム、チキンナゲット、ハンバーグ、ミートボール、チーズ、キャラクターのかまぼこ、かにかま。本当にいつもいつもそればかりで、作っている私はすっかり飽きていましたね(笑)
「食べなくていいから入れさせて欲しい!」とお願いしたいくらいでした。
「かわいいお弁当がいい」と言うように
年長組に進級した長女が、突然「かわいいお弁当がいい」と言い始めたのです。ピックがたくさん刺さっていたり、カップケースもシリコンではなくかわいい柄のもので、見た目がかわいいものをリクエストされました。
当時の私はキャラ弁否定派。
細工が過ぎて、ベタベタと手垢だらけのお弁当? 食べ物で遊んでる!という意識が物凄く強かったのです。けれどそれは自分が作ることに対してなので、他の誰かが作っているものは特に気にしませんよ。
ここで「キャラ弁がいい」と言われていたら悩んでしまったのでしょうけど、長女は「かわいいお弁当」と言ってくれたので、割と気楽に乗り越えることができた山でした。
百均でピックやカップケースを買い、飾り切りを調べて、今までより30分早起きしてのお弁当作りです。担任の先生からは、何度か「お母さん凄いですね!」と言ってもらいました。そのたびに「野菜入ってないんですよ」と言ってしまっていた私、心の片隅には罪悪感がありました。
「好き嫌いなく育てていない母親」「子供のワガママを聞いている母親」と。言われてもいないのに、責められているような気持ちになる時期がありました。1人目育児あるあるかもしれません。頑張り過ぎていました。
次女編
おにぎりはコレ!と決まっていた
長女も次女も、気に入ったものは年単位で食べ続けます。次女のおにぎりは「玉子ふりかけ1つ、海苔おにぎり1つ」でした。リクエストのない時は変わったものも入れていましたが、大抵はこのおにぎりが月曜日で、チョコサンドが火曜日でした。炒飯もよく作りました。
厚焼き玉子は好きだけれど
基本的なものは長女と同じでしたが、練り物が嫌いでした。次女も特にリクエストをしてこなかったので、段々とフェードアウトしていって普通のお弁当に戻ってしまったのです。長女と比べると少食でもあったので、お弁当作りは楽チンだった次女です。
「楽しく食べてくれるならいい」と、罪悪感がなくなったのもこの頃でした。下の子あるあるで、段々と雑になったのかな?
時間をかけて頑張ったのは実質2年。あとはピックとカップケース、海苔でおにぎりに顔、くらいで十分でした。そう考えてみると、長女の1年目はちょっとかわいそうなくらいかわいくなかったのかもしれません(笑)
特に頑張ったお弁当
厚焼き玉子の有無で、どちらのお弁当かがわかります。次女の頃には抵抗もかなりなくなっていたので、コテコテのキャラ弁にもチャレンジしていました。ごはんに着色できるふりかけは素晴らしいですね!
毎日の夫弁当と、週2回の子供達のお弁当。4年間頑張りました。この先、三女は幼稚園に通えるようになるのかわかりません。もしも叶うのなら、2~3年後にまたこんな時間を過ごすことになるんですね。
それまで忘れずにいられるでしょうか。