【釜山聯合ニュース】韓国南東部・釜山の市民団体が28日、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像を在釜山日本総領事館前に奇襲的に設置し、警察とにらみ合っている。
この団体は、慰安婦問題をめぐる昨年末の日本との合意に反対する「未来世代が建てる平和の少女像推進委員会」。前もって準備した少女像をフォークリフトで運び、総領事館前の歩道に仮設置した。
この日は慰安婦合意からちょうど1年。出動した警察が像を撤去しようとすると、団体関係者らは座り込みで対抗。警察はフォークリフトで像を撤去する方針で、衝突が懸念される。
団体側は31日午後、総領事館前で像の除幕式を開く予定だった。