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浜田市長“安全へ取り組み継続”
７年前、浜田市で女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で交通事故で死亡していた３３歳の男が殺人などの疑いで書類送検されたことについて、浜田市の久保田章市市長は記者会見で、安全なまちづくりへの取り組みに引き続き力を入れる考えを示しました。
平成２１年１０月、浜田市で、島根県立大学の１年生で１９歳の女子大学生の行方が分からなくなり、その後、広島県の山で遺体の一部が見つかった事件では遺体が見つかった２日後に山口県で起きた交通事故で死亡していた会社員、矢野富栄容疑者（３３）が殺人などの疑いで今月２０日に書類送検されました。
これについて浜田市の久保田市長はきょうの記者会見で、「７年間犯人が見つからず不安があったため、安どの気持ちがあるが容疑者が死亡し真相が分からないため、ご遺族の心中を察すると複雑な思いがある。改めて被害者の冥福を祈りたい」と述べました。
その上で、「容疑者が書類送検されたからといって市内で行われている防犯の取り組みを緩めるものではなく、痛ましい事件が二度とないように、安全なまちづくりに取り組みたい」と述べて引き続き防犯活動に力を入れる考えを示しました。
12月28日 20時21分