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 中国政府は27日に発表した2016年版の「宇宙白書」で、火星と月の両方の探査計画を同時に進めることを明らかにした。「20年前後」としていた中国第1号となる火星探査機の打ち上げ時期について「20年」とし、白書に初めて明記した。習近平(シーチンピン)国家主席が掲げる「宇宙強国」実現に向け、ペースを加速する。

 白書によると、火星探査の主な任務は周回や着陸、観測などの基幹技術の習得としている。1970年代から火星に探査機を着陸させてきた米国は、2030年代に有人探査を目指しており、中国が追い上げる形となる。一方、月の探査では17年末と18年前後に、探査機2機を相次いで月面に軟着陸させ、地質の研究などを進める方針だ。(広州=益満雄一郎)

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