新潟県内の出荷禁止すべて解除 感染予防策強化へ
新潟県内の2つの養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出されてから1か月がたった28日、新潟県は、養鶏場周辺に出していたニワトリなどの出荷禁止の措置をすべて解除しました。米山知事は、野生動物の鶏舎への侵入防止など、感染予防を徹底する考えを示しました。
新潟県では、先月、関川村と上越市の2つの養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出され、県は、これらの養鶏場のニワトリ合わせて55万羽を処分しました。
その後の詳しい検査で新たな感染が確認されなかったため、最初の検出から1か月がたった28日午前0時、県は、養鶏場周辺の半径3キロの範囲に出していたニワトリや卵の出荷禁止の措置をすべて解除しました。
一方、農林水産省は、2つの養鶏場では、金網などの破損箇所から進入した小動物によってウイルスが持ち込まれた可能性があるとしています。
米山知事は28日朝、NHKの取材に対し「ひと安心、ほっとした気持ちだ。現在、県内のすべての養鶏業者を対象に、鶏舎への野生動物の侵入対策が適切に行われているかを確認しているが、問題のあるところにはしっかり改善を指導し、次の発生がないよう感染予防を徹底したい」と述べました。
その後の詳しい検査で新たな感染が確認されなかったため、最初の検出から1か月がたった28日午前0時、県は、養鶏場周辺の半径3キロの範囲に出していたニワトリや卵の出荷禁止の措置をすべて解除しました。
一方、農林水産省は、2つの養鶏場では、金網などの破損箇所から進入した小動物によってウイルスが持ち込まれた可能性があるとしています。
米山知事は28日朝、NHKの取材に対し「ひと安心、ほっとした気持ちだ。現在、県内のすべての養鶏業者を対象に、鶏舎への野生動物の侵入対策が適切に行われているかを確認しているが、問題のあるところにはしっかり改善を指導し、次の発生がないよう感染予防を徹底したい」と述べました。