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【ドラニュース】

杉山、宣言 いつかは“27”背負う

2016年12月26日 紙面から

クリスマスツリーの前でトークショーをする杉山=名古屋市東区のイオンモールナゴヤドーム前で(小沢徹撮影)

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 中日の杉山翔大捕手(25)が25日、近い将来に背番号『27』を狙うことを宣言した。名古屋市東区のイオンモールナゴヤドーム前でトークショーを行い、ファンの前で「背番号はいつか『27』を付けたい」と明かした。『27』と言えば一流捕手の代名詞で、杉山にとっては尊敬する谷繁前監督のイメージ。そのためには勝てる捕手になることが大前提で、外国人投手とも積極的にコミュニケーションを取っていく考えだ。

 伊東勤、古田敦也、そして谷繁元信…名だたる名捕手たちが付けてきた『27』は、竜の正捕手候補にとっても大目標だった。クリスマスで大にぎわいのイベントスペース。クイズコーナーで入団当時の背番号がお題になると、約300人のファンを前に、杉山が言い切った。

 「入団当時は『33』ですが、ケガばかりでいい思い出はない。今の『45』もしっくり来ているけど、いつかは『27』を付けたいですね」

 谷繁前監督の退任により、中日では来季71年ぶりに『27』のいないシーズンになる。「僕にとっては中日イコール谷繁、イコール『27』。正捕手をめざす人間としては必然的に意識する数字ですね」。杉山自身、早大1年の時に付けたことがある番号だが、プロでは意味合いが違う。

 今季はチーム最多の101試合でマスクをかぶった(出場は104試合)。それでも自分には早いという認識だ。最下位に終わった責任を感じており「『27』にふさわしいのはやっぱり勝てるキャッチャー。優勝して『27を付けろ』と言ってもらえたらいい」と語った。あくまで結果を出すことが先決だ。

 

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