2015年5月にフルモデルチェンジされたホンダのミニバン「ステップワゴン」。話題の低燃費タイプの1.5リッターダウンサイジングターボエンジンとリヤゲートから乗り降り出来るワクワクゲートを取り入れた遊び心満載のステップワゴンはハイブリッドモデルの投入が2017年10月発売予定&ビッグマイナーチェンジ。
大幅なデザイン変更も予定されており、ジュエルアイLEDヘッドライトを採用される可能性も。
概要&燃費
ハイブリッドモデルのパワートレーンはフリードハイブリッドと同じ1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドシステムを採用。
エンジンは1.5リッター直列4気筒DOHCエンジン(L15B型) 最高出力110ps、最大トルク13.7kgf.m。
ハイブリッドシステムは1モーター2クラッチの次世代スポーツハイブリッドシステム「i-DCD」。
モータースペックはH1型で最高出力は29.5ps、最大トルクは16.3kgf.m。
燃費はライバルであるトヨタのノア・ヴォクシーと同じ8月にモデルチェンジする日産のセレナと同等のJC08モードの燃費は26.0km/L前後でしょうか。
ステップワゴンは車重がガソリン車のベースグレードで1630kgと重たいので燃費は余り期待できない。
低燃費とリニアでトルクフルな爽快な走りを楽しめるスポーツハイブリッドを武器に、ミニバン市場で独走するトヨタのノア・ヴォクシーと二番手である日産セレナを上回るトップセールスミニバンへと返り咲く事が今度のハイブリッドモデル発売の意図もあるそうです。
もちろんスパーダにもハイブリッドグレードの追加もあるので楽しみです。エクステリアは殆ど変わらずでフロントフェンダーサイドかグリル周りとリヤゲートの目立つ場所に「HYBRID」エンブレムが追加されるのみとなると思われます。
ステップワゴンハイブリッドの予想販売買価格はずばり2,588,000円より。グレイスのNAとハイブリッドモデルの価格差を参考。
最大のライバルノアハイブリッドの2,996,509円(ハイブリッドX)よりも魅力的な価格となる事は間違い無い。これで燃費が勝っていればミニバン市場トップセールスは間違い無いですよね。
エクステリア
インテリア
インテリアもビッグマイナーチェンジと共に大幅変更を期待。特にインストルメント・パネルのメーター類はハイブリッド専用のメーターパネルが採用され、EV/ハイブリッド/充電の3種の走行モードの状態を表示とバッテリーレベルメーターも追加。インパネシフトとウォークスルーの設定は同じ。
ミニバン最大の武器ウォークスルー。3列シートの1つ列目と2列目を自動車から一旦降りなくても車内で移動が可能で大変便利です。
1.5リッターモデルのミニバンと、排気量だけ聞くと小さなミニバンかなと思いがちですが、先代から受け継ぐステップワゴンの室内の広さは現行モデルにも引き継がれています。
グレード別せってではあるのですが、ドアの様に開くわくわくゲート。サードシートに素早く乗車したり、荷物の積み下ろしも手軽に行える。
通常は跳ね上げ式のリヤゲートとなります。
ステップワゴン ハイブリッド スペック
全長x全幅x全高(mm) | 4735x1695x1840 |
ホイールベース(mm) | 2890 |
定員 | 7名 / 8名 |
エンジン | 1.5リッター直列4気筒DOHCエンジン(L15B型) |
最高出力 | 110ps/6000回転 |
最大トルク | 13.7kgf.m/5000回転 |
モーター | H1型 |
モーター最高出力 | 29.5ps/1313-2000回転 |
モーター最大トルク | 16.3kgf.m/0-1313回転 |
JC08モード燃費(km/L) | 26.0 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |