三浦弘行九段が対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いを指摘された問題。
第三者委員会が調査結果を発表しました。
開催費用の一部を、関係自治体が負担する案。
反発するトップらが、計画どおり、組織委員会の全額負担とするよう要請しました。
こんばんは。
ニュース7です。
まずは将棋界を大きく揺るがした、三浦弘行九段が対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いがあると指摘された問題です。
日本将棋連盟が設けた調査委員会は、不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はないと発表しました。
ことし10月、こう述べていた三浦弘行九段。
日本将棋連盟は、三浦九段が対局中に席を離れることが多く、将棋ソフトを不正に使った疑いが出ているとして、年内の公式戦の出場停止処分を決めました。
連盟は、第三者調査委員会を設けて調査。
そして、きょう。
調査結果によりますと、不正の根拠の一つとされた、夕食休憩後の30分に及ぶ離席については事実がなく、将棋ソフトが示す指し手との一致率が高いとの指摘についても、分析ごとにばらつきがあるうえ、同じ程度の一致率はほかの棋士にも見られるとして、不正の根拠にはならないとしています。
さらに、三浦九段が提出したスマートフォンやパソコンには、不正行為をうかがわせる痕跡は確認されなかったということで、疑惑の根拠として指摘された点は、いずれも実質的な証拠価値に乏しく、不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はないと結論づけました。
一方で、連盟の処分については、竜王戦の開幕を前に緊急性があったとして、妥当だったとしています。
三浦九段と日本将棋連盟は、あす記者会見を開くことにしています。
次は東京オリンピック・パラリンピックの費用負担についてです。
こちらは大会を招致した際に作られた立候補ファイルです。
これを見てみますと、十分に保証されている大会組織委員会予算とあります。
この中にこちら、万が一、大会組織委員会が資金不足に陥った場合、東京都や政府が補填すると記載されているんですが、組織委員会は今月、仮設施設の整備費などは国や都、さらに会場がある自治体が負担する案を示したんです。
これに対して、自治体のトップらが都と組織委員会に、計画どおり組織委員会が全額負担するよう求めました。
会場を抱える10の自治体トップらは、まず東京都庁を訪問。
小池知事に対して、仮設施設の整備費などは、計画どおり、組織委員会が全額負担するよう求めました。
これに対し、小池知事は。
その上で、来年3月までに一定の結論を出したいという考えを示しました。
会談の最後には、こんなやり取りも。
このあと、自治体トップらは組織委員会を訪れました。
会談したのは、森会長です。
仮設施設の整備費は、組織委員会が負担することなど、招致段階に決めていた原則を守るよう要請しました。
森会長は。
その上で、仮設で壊すものは組織委員会、残すものはそれ以外という分け方は整合性がないから、都と相談しようとなったと説明しました。
大会費用の分担について、組織委員会と都、国の3者は、年明けから議論を本格的に進めることにしています。
次は、新潟県糸魚川市の大規模火災です。
発生から4日。
被害が大きかった区域の中心部を通る市道の通行止めが、けさ解除されました。
その道路がこちらです。
大きな被害が出た区域を東西に通る道で、商店街になっています。
通行止めの解除を受け、一部の店や金融機関などが営業を再開しました。
店頭に次々と並べられるパン。
通行止めが解除された市道沿いのパン屋です。
品数はふだんより少なめですが、町を活気づけようと営業を再開しました。
おもちゃ屋では、早速、親子連れが買い物を楽しみました。
はい、どうぞ。
ありがとうございました。
ATMが焼けるなどの被害が出たこちらの銀行も、営業を再開しました。
いらっしゃいませ。
このほかの金融機関も相次いで営業を再開し、被害を受けた人を対象にした低金利での貸し出しなども始まっています。
一方、道路以外の敷地のがれきは残されたままです。
糸魚川市は、復興に向けて速やかに撤去する必要があるとして、民間の土地のがれきも、所有者の代わりに撤去する方針を決めました。
延焼のメカニズムについて、新たな指摘も。
防火対策に詳しい、兵庫県立大学防災教育研究センターの室崎益輝センター長です。
分析の鍵になったのは、建物の内部が焼け、外壁だけが残る建物でした。
過去の大規模火災を受けて、外壁をトタン張りにするなど、燃えにくくした建物が多かったのです。
室崎センター長の分析です。
外壁が燃えないまま内部が焼け、屋根が崩れ落ちます。
すると空気が一気に入り、急速に炎が立ち上ります。
このとき、室内の柱の一部などが大きな火の粉になって巻き上げられ、離れた場所に飛んだ可能性があるとしています。
災害のときの避難に関する情報。
呼び方がきょうから一部変わりました。
災害時の避難の在り方を議論する、国の検討会に出席してきた松本防災担当大臣。
現在、3つある自治体からの避難に関する情報。
意味は変わりませんが、きょうからこのうちの2つは、名前が変わります。
直ちに避難するよう指示する避難指示は、避難指示・緊急となります。
避難勧告と比べてより危険が迫っているとはっきり示すためです。
速やかな避難を促す避難勧告には変更はありません。
そして、避難準備情報ですが、これは避難準備・高齢者等避難開始に変更されます。
一般の人向けに、避難の準備を促すのに加えまして、もともと情報の意味に含まれていた、お年寄りや体の不自由な人などは、避難を開始することが、名称にも反映されました。
きっかけはことし8月の台風10号による豪雨災害でした。
岩手県岩泉町で川が氾濫し、高齢者グループホームでは、入所していたお年寄り9人が亡くなりました。
当時は、町から避難準備情報が発表されていましたが、高齢者などは避難開始という情報の意味が正しく伝わらず、避難は行われませんでした。
名称の変更について国は、避難開始のタイミングを強調するためだとしています。
避難準備情報の名称は、以前から議論になっていました。
導入されたのは、高齢者などの犠牲が相次いだ、平成16年の豪雨の翌年。
当初の名称は、避難準備・要援護者避難情報でしたが、その後の大雨では、情報が発表されないケースが相次ぎました。
要援護者避難となったことで、お年寄りや障害者だけに向けた情報と誤解されたと、専門家は指摘。
おととしからはその部分が削除されていました。
こうした経緯があった中で、内閣府が提案した今回の名称変更。
国の検討会では、積極的な意見は少なかったといいます。
名前が変わった避難の情報。
NHKはこう伝えます。
避難指示・緊急では、画面上の表記に緊急の文字が加わります。
そして自治体が避難指示を出して直ちに避難するよう指示していますなどと伝えます。
また、避難準備・高齢者等避難開始の情報。
画面上では、一般向けの避難準備の文字と共に、同じ画面で高齢者や体の不自由な人には、避難の開始を呼びかけます。
これに加えて、アナウンサーの声でも、自治体が避難準備の情報を出して、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけていますなどと、その意味合いを伝えます。
次です。
沖縄県の翁長知事は、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る裁判で敗訴が確定したことを受け、きょう、名護市辺野古沖の埋め立て承認の取り消しを撤回しました。
沖縄防衛局は、中断していた移設工事を再開することにしていますが、翁長知事は、改めてしっかりと、辺野古に新基地は造らせないようにしたいと述べました。
報道陣に囲まれる沖縄県の職員。
向かった先は、県庁の中にある郵便局です。
普天間基地の移設計画を巡り、国が沖縄県を訴えた裁判で、沖縄県の敗訴が確定したことを受け、翁長知事は、埋め立て承認の取り消しを撤回する文書を、沖縄防衛局に郵送しました。
沖縄防衛局は、ことし3月以来中断していた移設工事を再開する方針で、海上の立ち入り禁止区域にフロートを張る作業などを進めることにしています。
こうした中、翁長知事は那覇市で自民党の二階幹事長と会談。
先にアメリカ軍の新型輸送機オスプレイが不時着して大破した事故を受け、与党として沖縄の基地負担の軽減に取り組むよう求めました。
その上で、沖縄の基地負担は大変過重であり、戦後70年たっているので配慮してもらいたいと述べました。
これに対し二階幹事長は。
翁長知事は、工事を再開する前に、県と協議するよう求める文書を併せて送っていて、あらゆる権限を使って移設の阻止を目指すとしています。
また、あす東京で、菅官房長官と会談するとしたうえで、工事の再開はもっと話し合いをしてからでもよいのではないかと伝えたいと述べました。
さて、ことしも各地で災害が相次ぎました。
中でも地震の脅威を改めて知らされたのが、4月の熊本地震です。
2度に及んだ震度7の激しい揺れ。
災害関連死を含め、171人が亡くなりました。
被害を受けた住宅は、17万棟を超えています。
地震から8か月余り、先週、私は被災地を訪ねました。
そこで目にしたのは、人々の復興への歩みです。
家族との生活や地域の再建。
被災した仲間が集まり、観光の復活に懸ける人たちの姿を取材しました。
訪れたのは、南阿蘇村です。
建てられたばかりの仮設住宅が目に入ってきました。
すみません、朝早く。
南阿蘇村で、レストランを営んでいた増田一正さんです。
本当に、阿蘇大橋のすぐ近くだったんですね。
そうですね。
南阿蘇村では、大規模な土砂崩れや住宅の倒壊が相次ぎました。
入り口のあの辺りも結構被害がありますね。
増田さんのレストランも、壁などが崩れました。
営業ができなくなりました。
自宅も被災し、今は仮設住宅で暮らしています。
妻と3人の娘。
不安な日々が続いたといいます。
先が見えずにいた増田さんを、大きく変える出来事がありました。
地震から3か月後に開かれた、自然体験のイベントです。
アウトドアの活動もしていた増田さんが、企画から加わりました。
ふるさとを復興させたい。
増田さんは、地元の仲間たちと立ち上がりました。
集まったのはペンションやホテル、飲食店など、90の業者です。
利用したのが、グループ補助金という制度です。
被災した企業などがグループを組んで復興事業計画を作り、県に申請します。
認められれば、建物や工場などの再建費用を、最大4分の3まで国と県が補助します。
増田さんたちのグループでは、観光復活に向けたイベントを、来年4月に計画しています。
熊本地震ではこれまでに、この制度で417グループの748の事業者に、およそ193億円の補助金の交付が決まっています。
増田さんが、かつて自宅のあった場所を案内してくれました。
ここに再びレストランをオープンしたいと考えています。
周りはもう、自然豊かだし。
ここまでお伝えしてきたニュース、こちらです。
続いては。
宮内庁は、天皇陛下が毎年新年にあたって表されてきた感想を、取りやめることになったと発表しました。
宮内庁によりますと、天皇皇后両陛下の年齢にふさわしい公務の在り方について検討を進める中で、年末から年始にかけて多くの行事が続くことから、83歳という年齢を考え、来年から取りやめることになったということです。
天皇陛下も了承されたということです。
宮内庁は、公務の見直しについて、今後もケースに応じて考えていきたいとする一方で、大幅に公務を減らすことは難しいとしています。
子宮けいがんワクチンを接種したあとに、原因不明の体の痛みなどの症状を訴える女性が相次いだ問題で、厚生労働省の研究班は、全国調査の結果を公表しました。
ワクチンを接種した女性では、推計で10万人当たり27.8人に症状が確認された一方、接種していない女性にも、20.4人に症状が見られたということです。
厚生労働省は、この結果だけではワクチンの接種と症状との因果関係は判断できないとして、さらに詳しく分析したうえで、現在中止している接種の積極的な呼びかけを再開するかどうかを、改めて検討するとしています。
大手広告会社、電通の過労自殺の問題などを受けて、厚生労働省は、違法な長時間労働などがあった企業名の公表基準の引き下げを決めました。
それによりますと、行政指導の段階での企業名の公表要件について、来年から、2か所以上の事業所で80時間を超えた場合に引き下げます。
また1年のうちに複数の事業所で従業員が過労による労災と認められた場合も要件に加え、労働基準監督署の指導を受けても改善が認められない場合、公表するということです。
さらに、複数の事業所で過労死や過労自殺があった場合などには、直ちに公表します。
来年1月8日に初日を迎える大相撲初場所で、連覇に挑む横綱・鶴竜と、新関脇の正代が会見し、意気込みを示しました。
鶴竜は先場所、14勝1敗で、7場所ぶり3回目の優勝を果たし、初場所では東の横綱として初めての連覇に挑みます。
25歳の正代は、史上2位のスピード出世で、新関脇に昇進しました。
先場所は、西の前頭3枚目で11勝を挙げた正代。
初土俵から所要17場所での新関脇昇進は、幕下付け出しデビューを除くと、元大関・小錦に次ぐスピード出世です。
大相撲初場所は、来年1月8日に東京・両国の国技館で初日を迎えます。
気象情報は福岡さんです。
こんばんは。
あすは前線を伴った低気圧の通過で、天気が大きく変わります。
前線が通過していくタイミングで、雨や雪が強まる予想です。
西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定で、雷や突風、そして急な強い雨に注意が必要となります。
雨はいつごろから強まりそうですか?
雨の予想を見ていきましょう。
あすの未明以降、四国や近畿、そして東海、関東と、次第に雨足が強まる予想となっています。
昼過ぎには雨はやむ予想なんですが、日本海側では雨や雪が続きます。
夜は西日本の山沿いでも雪が降る予想です。
また前線が通過する前と後で、風の吹き方も大きく変化していきます。
あす朝は関東を中心に、南からの風が非常に強く吹く予想です。
瞬間的には35メートルと、一部交通機関に影響が出るおそれがあります。
ただ、前線が通過した後は、関東も北風に変わって、全国的に北風が強く吹くんですね。
そのため、夜にかけて気温が下がっていきそうです。
どれくらい、気温下がるんでしょうか?
東京は朝は気温16度と高いんですが、夜には10度以下まで冷え込む予想です。
北風も強いですから、数字よりも寒く感じられそうです。
ではあすの各地の天気です。
暗闇に神様をお迎えする声が響きます。
2016/12/26(月) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
熊本地震被災地はいま 武田キャスターが取材
詳細情報
番組内容
夜7時、これさえ見れば1日が分かる。今日の日本・世界の今を、あなたのもとへ 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】福岡良子
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