11月の消費者物価指数 9か月連続の下落

11月の消費者物価指数 9か月連続の下落
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先月、11月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が、前の年の同じ月を0.4%下回り、9か月連続でマイナスとなりました。
総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す先月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、去年、平成27年を100とした指数で99.8となり、前の年の同じ月を0.4%下回りました。消費者物価指数がマイナスとなるのは、9か月連続です。

一方、酒類以外の食料とエネルギーを除いた指数は100.5と、前の年の同じ月を0.1%上回り、2か月連続でプラスとなりました。また、全国の先行指標とされる今月の東京都区部の消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が99.5となり、前の年の同じ月を0.6%下回って10か月連続のマイナスとなりました。