チャットや解析系ツール、BIツールの進化にクラウド管理体制の超発達。
あらゆる業務が効率化していった…のは、まぁ良いんです。良いことなんです。が、だからこそ起こってしまう問題って… ありますよね。
とまぁ、こんな感じに。
上げればキリがないですが、それぞれの業務フローに最適特化したツールがごちゃごちゃ増えすぎて、作成と確認と管理のフローが重複したりスルーしちゃったり…と。困ったもんですよね。
はい。というわけで今回は、MSが2016年11月にシレっとリリースしていた業務フロー自動化ツール『FLOW』のご紹介です。
リリースされた当初から現在にいたるまで、なぜか日本国内ではいまいち流行ってなかったんですが、ちょっと無視できないレベルで便利になってきましたので、以下できることをザッとまとめてみます。
FLOWが連携可能なツールは「Slack」「Todoist/Wunderlist/GoogleTasks」「Office365系ツール色々」「GoogleDrive系ツール色々」「RSS」「Redmine」「Dropbox」「Google Calendar」などなど。
現在のところ 全81種 のツール連携をカバー。
リリース時は60弱だった連携可能ツールが、わずか1ヶ月ちょいでここまで増えていることからも分かる通り、今後もガンガン増えていくことが予想できます。
オープンプラットフォームとして開放されているため、世界中のユーザーが作ってくれたテンプレートを自前用に利用することが可能なのも魅力の一つ。
既に1,000近くのテンプレートが登録されていて、探す ⇒ 適用する ⇒ おわり。みたいな簡易フローですぐ使えるようになっています。素敵。
もちろん新しいフローの作成もわずか数クリックの作業で設定できるので、現状テンプレートとして配布されていない動作もアクションステップをいくつかGUIで設定するだけで使えるようになってしまいます。
さて、ここまでべた褒めしてきた『FLOW』ですが、実はまだちょっとだけ「ええぇーそこつながってないのー?」といった切なさはあります。
途中から完全に個人的な願望入り込んでますが、まだ出たばっかですしこんなもんかなと。
とはいえ、既にGoogleDriveなどと連携している点から見ても、決して『MicrosoftとしてGoogle系のツールは認めん!』という感じではなさそうですし…いずれは連携する…のかな?
そう信じたい。というか願いたいところですね。
出来ないこともまぁまだまだ多いんですが、できることもかなりの数。でもってまだ未発展だからこそ魔改造の面白さがある Microsoft『FLOW』。
以下はちょっとしたおまけですが、デジマラボで選んだ面白くて使えそうなテンプレートをご紹介しておこうかなと。
もちろん上記テンプレートをベースに自前で改造 ⇒ 自分フローとして登録(任意で公開)も可能です。
また、まだテンプレート公開は無いものの、Azureの顔認識API『Face API』が利用可能だったりして…なんだか無駄にワクワクさせてくれます。
MSが誇る人工知能『Cortana』連携テンプレートとか出てくると、さらに使い勝手も上がって面白そうですよね。
さて、どんな業務フローを自動化していきましょう?良いテンプレートが完成したらぜひデジマラボにも一報くださいね。
ではまたー。