カップ麺全盛時代 売り上げ伸びる=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国でカップ麺の売り上げが増加している。

 食品・流通業界によると、大型スーパーのイーマートの先月1日~今月22日のカップ麺の売上高は前年同期比16.5%増加した。同じ期間の袋麺の売上高は同16.5%減少した。

 同期間の即席麺全体の売上高に占めるカップ麺の割合も20.8%で前年より上昇した。

 韓国では行楽シーズンやバカンスシーズンがある4~9月にカップ麺の需要が伸びるため、最近の好調は異例といえる。

 イーマートはこうした現象について、プレミアム製品が相次いで発売されたことで、「小腹がすいたときに食べるもの」というカップ麺に対するイメージが変わったためと説明した。

 プレミアムカップ麺は一般のカップ麺に比べ2~3倍高いが、食事として満足できると人気を集め、売り上げが急増している。

 1個1000ウォン(約100円)以上のプレミアムカップ麺の先月1日~今月22日の売上高は同42.7%増加した。一般のカップ麺の売上高増加率(13.3%)の3倍を上回る。

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