奈良県南部にある大峰山系の弥山(1895メートル)で登山中に行方不明となり、13日ぶりに救助された島根県土木部の冨樫篤英部長(53)が26日、約2カ月半ぶりに県庁に出勤、記者会見で「絶対に生きて、また家族に会いたいという強い思いがあった」と当時の心境を語った。
会見の冒頭、冨樫部長は「軽率な行動で事故を起こし、不在の期間を生じさせてしまった。空白期間を取り戻すべく仕事にまい進していきたい」と陳謝した。
冨樫部長によると、10月8日に1人で入山し、山頂付近の山小屋に宿泊。翌9日朝、下山中に崖から滑落し、あばら骨や腰の骨を折った。