(cache) おたふく風邪の症状知ってる？母は大人になって「ムンプス難聴」になりました

今日はブログ開設当初から書こうと思っていたことを書きます。

みなさん、おたふく風邪ってかかりましたか？たいていの人は子どものころにかかっているはず。でも待ってください！それ本当におたふく風邪ですか？はしかや水疱瘡じゃないですか？

意外と子どものにかかった病気って記憶があいまいなものです。わたしの母も子どものころにおたふく風邪やってなくて、50歳過ぎてかかって大事に(;_;)

「ムンプス難聴」になってしまいました。

母のことを書くのでちょっと感情入りますが、多めにみてください。
それではいきますよー。

気になる部分から読みます？【目次】

おたふく風邪ってどんな病気？

「流行性耳下腺炎」と呼ばれる病気で、ムンプスウイルスの感染が原因で起こります。おたふく風邪って通称なんです。

おたふく風邪の主な症状は下記です。

　おたふく風邪

これでもかっ！っていうぐらいおたふく風邪にかかった母は、パンパンっ！！
『こんなに人の顏って大きくなるんだなー』と思ったのを覚えています。

まさに母が重症化したケース。
合併症を起こして難聴になってしまったんです。感染源のムンプスウイルスから「ムンプス難聴」と呼ばれています。

ムンプス難聴には有効な治療法がありません。

なので、母はムンプス難聴になってから右耳の聴力をほぼ失いました。

お子さんがおたふく風邪にかかったときは、耳が聞こえるか確認してあげてください。顏がはれるみたいに目に見えない症状だから、気付いた頃には聴力を失ってたってことがあるそうなんです。

母の担当医からこの話を聞いたとき、本当に怖くなりました。

お子さんがおたふく風邪にかかると、お母さんも子どものころにやってなければ、そのときにかかる可能性が高いんです。娘さん（わたしのこと）もかかっているか、一応検査されてみませんか？

そう言われると、かかったか自信ない。
ということで、血液検査で調べてみた結果…かかってなかったことが判明！

妹がいるんですが、妹もどうやらかかってなかったようです・・・。
自分がおたふく風邪にかかったか分からない人はぜひ調べてみてくださいね。

おたふく風邪といえば、「顔が腫れる！」…それくらいのイメージしかその頃のわたしにはありませんでした。でも、大人になってかかると高熱が続いて、なかなか症状が引かずに入院になることがあります。

母も症状がひどくて入院しました。

ムンプス難聴てたい。
べるだ、子どものころおたふく風邪かからんかった？

ムンプス？？おたふく風邪やったと思うけどなぁー
どうたったっけ？

仕事が終わって母が入院した病院で交わした会話。
ちょっと会話に方言入ってます(^_^;)

（母がヒヨコのイラストなのは気にしないでください！笑）

おたふく風邪はうつるから、病室はもちろん個室！
母は個室をよろこんでいましたが、個室ともなると入院費が。。。

大人になっておたふく風邪にかかると、症状もひどいし、入院しなければならなくなって、もういろいろ大変ですっ！

母がムンプス難聴になったのは、50代後半のことでした。
もうそれからが大変。「あぁーこれは聞こえてないな」と家族は分かるようになるんですが、大変なのは買い物などで外へ出たとき。左耳は聞こえますが、右耳は全く聞こえません。

なので、レジなどで店員さんから「袋いりますか？」など尋ねられても、状況によって母には全く聞こえなくなります。わたしが一緒にいるときはフォローできるんですが、一人のときは大変。

店員さんもまさか母が難聴だとは思っていないので、無視されたと思うみたいなんです。画像みたいなおばあちゃんならともかく、50代の母が耳が遠いなんて考えないですもんね。難聴って骨折とかのケガみたいに目にみえないから、周りの人に分かってもらえないのがツラいところです。

わたしも突発性難聴になって、右耳が全く聞こえなかった時期があるのでちょっとですが、ツラさが分かります。

「ムンプス難聴」は、お子さんがかかると気付きにくいケースが多いそうです。パパさん・ママさん！お子さんがおたふく風邪にかかったら、耳が聞こえづらくないか気にしてあげてくださいね。

あまり知られていない「ムンプス難聴」を知って欲しくて記事にしましたが、うまくまとめきれませんでした。少しでも、おたふく風邪やムンプス難聴について知ってもらえたらうれしいです。

それでは、べるだ（@verdad0619）でしたー！