雪で欠航に中国人抗議 新千歳空港で搭乗口ゲート越え警官出動
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24日夜、北海道の新千歳空港で、100人前後の中国人が、搭乗する予定の航空機が欠航したことに抗議し、このうち数人が制限区域内の搭乗口のゲートを許可なく越えたうえ、駆けつけた警察官に激しく詰め寄る騒ぎがあったことが警察への取材でわかりました。
警察によりますと、おととい午後8時ごろ、新千歳空港の制限区域内にある国際線の搭乗口の前で、100人前後の中国人が、乗る予定の便が欠航したことに抗議し、このうちおよそ5人が搭乗口のゲートを許可なく越えたうえ、制止しようと駆けつけた警察官の服をつかむなど激しく詰め寄る騒ぎがありました。
その後も抗議は続きましたが、ゲートを越えた付近にいた中国人は警察に連れ戻され、警察官30人余りで警戒した結果、25日朝8時ごろまでに中国人が出発ロビーに移動するなどして騒ぎがおさまったということです。
警察や消防によりますと、この騒ぎで、搭乗手続きを担当していた空港の女性スタッフが押し倒されたほか、中国人の女性2人が気分が悪くなったとして、救急車で病院に運ばれましたが、いずれもけがはありませんでした。新千歳空港では大雪のため、24日までの3日間に国際線39便を含む607便が欠航し、のべ1万1600人が空港に寝泊まりしました。
その後も抗議は続きましたが、ゲートを越えた付近にいた中国人は警察に連れ戻され、警察官30人余りで警戒した結果、25日朝8時ごろまでに中国人が出発ロビーに移動するなどして騒ぎがおさまったということです。
警察や消防によりますと、この騒ぎで、搭乗手続きを担当していた空港の女性スタッフが押し倒されたほか、中国人の女性2人が気分が悪くなったとして、救急車で病院に運ばれましたが、いずれもけがはありませんでした。新千歳空港では大雪のため、24日までの3日間に国際線39便を含む607便が欠航し、のべ1万1600人が空港に寝泊まりしました。