「兜町の風雲児」加藤被告が死亡 裁判中の仕手集団の元代表

「兜町の風雲児」加藤被告が死亡 裁判中の仕手集団の元代表
株価を不正につり上げたなどとして、金融商品取引法違反の罪に問われ裁判中だった仕手集団の元代表が死亡したことが関係者への取材でわかりました。東京地方裁判所は今後、裁判を打ち切る決定を出す見通しです。
バブル期に「兜町の風雲児」と呼ばれた仕手集団の元代表、加藤※あきら被告(75)は、みずからが運営する株式サイトにうその書き込みをして化学メーカーなどの株価をつり上げたなどとして、金融商品取引法違反の相場操縦や風説の流布などの罪に問われました。

加藤元代表はことし6月に東京地方裁判所で開かれた初公判で、「納得がいかず起訴された内容はすべて否認します」と述べ、無罪を主張していましたが、その後、体調が悪化し死亡したことが関係者への取材でわかりました。加藤元代表が死亡したため東京地方裁判所は今後、裁判を打ち切る決定を出す見通しです。

※あきらは日の下に高