くやしくて、くやしくて、
夜も眠れないほどです。
また今年も負けてしまった・・・。
負け続けてこれで一体、何年目、何回目になるのでしょうか。
いいかげん、一回くらい勝たせてくれてもいいじゃないのっ!
きぃっ!
とつくづく思うのですが、期待を打ち砕かれ続けて、幾星霜・・・。
真田幸村なんて、トータルで何回自刃したことやら、気の毒すぎて目も当てられません。
というわけで、ひとことくらい、「お疲れさまー!」って言って差し上げたくて、行って参りました。真田幸村ゆかりの地。
まずは大阪の大動脈・地下鉄御堂筋線「天王寺」駅を降りてすぐ、「茶臼山」から。
大阪冬の陣では徳川家康が、夏の陣では真田幸村が陣を立てた場所として有名です。
非常にこじんまりとした丘のような場所で、「古墳」という名称にはなっていますが、本当に古墳だったかどうかはよくわかっていません。奈良時代に、水路を作ろうとして掘り返した土を盛ってできた丘だという説もあり。
せっかくなので登ってみます。
ふだんは閑散としていると思うのですが、今年はさすがに大河ドラマの影響で観光客も多いようです。
六文銭の旗とか、
幸村の名言が書かれた看板なんかも立ってました。
上の写真にある名言「関東勢百万も候へ、男は一人もいなく候」はドラマの中のセリフにもなってましたね。
茶臼山の上から、幸村はきっと南を向いて布陣したのでしょう。
現在、ここから南を臨むとこんな感じ。
・・・木ぃしか見えへんやん。
木立が切れる場所までちょっとだけ移動しますと・・・
「あべのハルカス」が見えました。
今のところ日本で一番高いビルで、連日たくさんの観光客が訪れます。
幸村が見たらびっくりするんだろうなあ・・・。意外と大喜びで「上まで登る!」って言うと思うけど・・・でも、ハルカス展望台の入場券は大人1500円もするんですよ!?大阪に住んでるといつでも来られると思うせいか、「払ってでも行こう!」とはなかなか思えません・・・。
ちなみに真田家の旗印でもある、三途の川の渡し賃「六文銭」は現在の価値でいうと約150円くらいなんだとか。冥途への旅より10倍お高くなりますが、興味のある方はぜひハルカス展望台へ。大阪の街が一望できるそうです。
ということで、次のスポットに参りましょう。
ここからすぐ近くに幸村自刃の地、「安居神社」がありますので、そこを目指して歩きます。
途中、大阪人ならだれでも知ってる「一心寺」に立ち寄りました。
天王寺にはまともに数えるのがイヤになるほど多くの神社仏閣がありますが、この一心寺は「骨仏」でとても有名です。私の親族の多くも、こちらで骨仏にしていただいているので、お参りをさせていただきました。
いつも多くの人がお参りしているので、ろうそくやお線香の煙が絶えることのない一心寺。写真奥に見えるお堂の中に骨仏がいらっしゃいます。
また、このお寺からは、大阪名物のひとつ、
通天閣もすぐ近くに見えます。
つくづく大阪とは狭い街です。
ではではお参りも済ませたことだし、安居神社に向かいましょう。
でも長くなるので、残りは次回に。
とは言っても「超」がつく方向音痴のマミーのことですから、2回に分けてもたいしたレポートはできません。
いつものぐだぐだっぷりが続くだけですが、それでもあと1回、お付き合いくださいね!