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鳥インフルが100件超 高病原性、野鳥や動物園で
環境省は26日、盛岡市と水戸市で死んでいるのが見つかったコブハクチョウなど8羽から高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと明らかにした。この冬に野鳥や動物園の鳥で感染が確認された事例が15道府県で計101件になった。
環境省によると、新たに検出されたのは、水戸市で14日に見つかったコブハクチョウ7羽と、17日に見つかった盛岡市のオオハクチョウ。いずれも簡易検査で陽性となり、北海道大で確定検査をしていた。
野鳥の死骸やふんなどのほか、動物園などで飼育されている鳥からもウイルスの検出が相次ぎ、13日には平成22~23年のシーズンの62件を上回り、過去最多となっていた。