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[ソウル 26日 ロイター] - 韓国は26日、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)への感染拡大が続いていることを受け、軍を動員し、24時間以内に感染地域で160万羽の殺処分に当たるよう命じたと明らかにした。
韓国軍は当初、感染した施設の見張りや警戒に当たっていたが、今後は殺処分や農場の殺菌消毒などの活動にも参加する。殺処分は当初、人手不足により、2─3日かかると発表されていた。
農林畜産食品省の声明によると、11月18日に最初の感染が確認されて以来、2600万羽が殺処分された。隔離など感染防止策が強化されたが感染は拡大し、最も高いレベルの警報が初めて出された。
北東アジア地域で鳥インフルエンザに対する懸念は高まり、日本や中国ではすでに多くの家禽(かきん)が殺処分されている。
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