m発売日に手に入れたオリンパスのOM-D E-M1 Mark II。翌日から三連休に突入ということは、やっぱり山に連れてってあげなきゃね!となる訳です!?
今回はなんとなく山行日記ではなく、登山とカメラのレポートの合間に、ランダムに写真を挟んで行くスタイルです。「新しいカメラを手にして楽しいいいい!!!!」な気持ちを、最高の山の景色を借りて表現してみましたよ!?
初代E-M1譲りの鉄壁の防塵防滴に-10°C耐低温性能… なーんてアウトドア対応スペックについては、今更検証することでもないので、安心して雪の上にもザクザク置いておりました。大丈夫、オリンパスですから!?
E-M1 Mark IIの山デビューは北八ヶ岳にて
せっかくの季節ですので雪のある場所に行きたいですが、残雪期や低山の雪山程度の経験しかない我が家ですから、場所と天候の判断は慎重に…。連休3日間で最も晴れそうな日程をヤマテンで確認して、クリスマスの25日に雪山入門としてもお馴染み、北八ヶ岳の横岳(北横岳)&縞枯山へと行ってきました。
北八ヶ岳のこのエリアは、茅野の市街地から車で40分程度の「北八ヶ岳ロープウェイ」に乗ることで、一気に標高2200mまで行けてしまうチート登山が楽しめる場所(もちろん山麓駅から歩き始めることもできますが)。
丁度スキー場の山頂から登山をスタートする感覚で、実際にロープウェイを下りてそのままスキーで滑ることも可能です。
また、この付近はスノーハイクのツアーなども頻繁に開催されていて多くの人が訪れますし、各山までのルートもトレースがハッキリしていて歩きやすくなってます。もちろん雪山であることには変わりないので、装備や防寒対策はしっかりしておく必要があります。晴れていてもこの時期の平均気温は氷点下です。
標高2480mの北横岳までは1時間程のコースですが、岩稜帯や樹林帯の中から歩き始めて、山頂付近では森林限界の上に出ます。その間、雪と風が作り出した様々な氷や美しい樹氷の姿を楽しむことができます。
E-M1 Mark IIの携行、バッテリーの持ちなど
最近はピークデザインのキャプチャープロの出番が多かったのですが、E-M1 Mark IIの山行デビューには使い慣れたb-grip unoを選びました。というのも、雪山ではインナーグローブの上にオーバーグローブと手袋を2重にして行動していたりするので、そんな指でも操作しやすいのはb-grip unoの方かな…と(実際、そうも言い切れない感じだったので、次回キャプチャープロも試す予定)。
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右手でカメラを持った状態で操作できない、E-M1系の電源スイッチ。色々な声があるのは分かりますが、二重にした手袋でも確実に操作できるスイッチになっているのは思わぬ発見でした。
ちなみに、初代E-M1を携行しての登山では、電池持ちの観点からバッテリーグリップ(バッテリーホルダー)を装着していました。そんなグリップ装着したE-M1の携行は、バックパックホルスター(カメラクリップ)より、トップローディング式バッグをザックの正面に吊した方が捗るのですが、E-M1 Mark IIではグリップ込みのサイズが大きくなってしまったため、手持ちのトップローディングバッグには収まらないようです。
後々、バッテリーグリップの HLD-9を追加することになった場合、また最適な携行方法を検討しなくてはいけませんね… 困りました。
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そして、今回の山行で期待していたのが、E-M1 Mark IIから採用された新型電池のBLH-1の持ちです。従来のBLN-1に対して約37%の容量増は、電池消費の激しいミラーレスカメラを使う上で非常に気になる進化ポイント。
結果からお伝えすると、この日1日で約560枚の写真を撮って、帰宅後の電池残量は31%の表示でした。日中でもハイドレーションのホースが凍ってしまう氷点下の環境でしたが、結局行動中に電池交換は発生しませんでした。素晴らしい!
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日帰り登山なら念のための充電池を1本携帯しておけば1日安心して撮影できるのは、ミラーレス使いとしては非常に有り難い進化です。これならば、バッテリーグリップもそれほど必須ではないかもしれませんね?(ライブ撮影や望遠レンズ使用時に欲しくなりそうな気がしますが…)
レンズはM.7-14mm F2.8/VIVIDのJPEGにて
今回のブログに掲載している写真は全てE-M1 Mark IIにM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROを装着して撮りました。山ではレンズ交換しない主義です(?)
撮影はダブルスロットを使ってRAWとJPEGで行いましたが、掲載しているのは全てJPEGのもの。ピクチャモードはお気に入りの「VIVID」で撮影、ハイライトなど多少Lightroomで触った以外はほぼカメラの吐き出した色のままです。
2016.12.25北八ヶ岳 | Flickr
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最近はなまじRAWで弄れるのが楽しくて色々と試していましたが、久々にこのブログらしい(?)青空の写真が載せられた気がします。やっぱ好きだなぁ、オリンパスのVIVID。
超広角ズームを持っていくと、つい広角端7mm側ばかりで撮ってしまうのですが、北横岳の山頂にて14mm側で撮った写真をパノラマ合成してみました。左手の南八ヶ岳から南アルプス、中央アルプス、乗鞍、そして北アルプスと一望することができました。
あちこちの写真に写り込んでる特徴的な形の山は蓼科山、こちらもこの冬の間に登りたいと思っている山の1つです。
午後は雲ひとつない青空に…
この日は晴れの予報が出ていましたが、実は朝の9時に北八ヶ岳ロープウェイで山頂駅のある「坪庭」に出たときは、空はまだ曇っていました。登っているうちに徐々に雲が晴れてきて、北横岳の山頂に着くころにはすっかり晴れ渡っていたのですが、時間が経つにつれさらに雲が消えて行きこんな空に…。
雪にWBを合わせたタイミングで、ときたま強烈に濃ゆい青が出てしまうのですが、これはこれでアリかなと採用してしまいます。このブログではよくあること。
太陽が傾いてきてからの柔らかな青空もいいですね。どちらも午後15時頃のもの。
山を身近に感じられる八ヶ岳山麓
下山後、食事のため八ヶ岳の山麓を車で走っていたのですが、日暮れ前のややくすんだ青空に北海道を思わせる一本道、そして八ヶ岳の勇姿とロケーションが素晴らし過ぎて何度も車を停めて、写真を撮ってしまいました。茅野はいいぞ!
北アルプスや南アルプスを望む街からの景色ももちろん素晴らしいのですが、茅野にしても山梨県の北杜市などを走ってても思うのは、八ヶ岳山麓のエリアはなんというか「山が近い」印象があります。人口集中地区からの物理的な距離はもちろん、山をとても身近に感じられる土地なのですよね。
といった感じで、新しいカメラを持って最初の山歩きは、お天気のバックアップもあって最高の1日となりました。シャッターを押せば「最高!」と思った瞬間の景色が切り取れる、なんて素晴らしいことでしょう。年末だしカメラ買いましょう!(笑)
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