妻のお腹にいる第二子も順調に日々成長していってくれています。
私も妊婦を前にするのは2回目なので、ある程度妊婦がどういうものなのか分かるようになりましたが、第一子のときにはそれなりに苦労しました。
妊婦の体調の移り変わりの激しさにも苦心しましたが、それ以前に妊娠用語が覚えられなくて苦労しました。
普段生きていく中で男は絶対耳にしないであろう単語が、妻が妊娠してから飛び交っていました。
今回は、そんな私が初めて聞いて戸惑った妊娠用語ベスト7をお送りします。
せっぱく
切迫流産や切迫早産を略して「せっぱく」って言っていました。
息子の時に切迫流産だと言われて、最初どういうことか分かりませんでした。いきなり流産と言われると焦ってしまいます。
切迫流産や切迫早産は、流産の危険がある、早産の危険がある、だから処置をしましょう、ということです。
息子の時は妻が切迫流産と切迫早産と両方経験することになってしまい、せっぱくという言葉が飛び交っていました。
幸い、第2子妊娠中の今は順調なマタニティライフを送ることができています。切迫という単語はできればもう聞きたくはないですね。
しきゅうけいかん
至急警官ではありません。いや、最初ほんとにそう思いました。「子宮頸管」です。
私も未だに詳しいことは分かっていないのですが、赤ちゃんと子宮の出口までの距離くらいに思っています。この子宮頸管の長さが短いと切迫早産になります。
息子のときはこの子宮頸管が短く絶対安静からの入院となってしまいました。第二子妊娠中の今は、健診の度にこの子宮頸管の長さにドキドキしています(今のところ問題なし)。
なかなかの重要ワードで、例え問題なくてもちらほら耳にするもののはずなので、覚えておくことに越したことはないです。
かんがるーけあ
カンガルーケアです。
カンガルーケアとは、分娩後すぐにママの胸の上で赤ちゃんを抱っこし、哺乳させたりしながらしばらくの間一緒に過ごすというケア方法です。保温と母乳哺育をする姿がカンガルーの育児に似ていたので、「カンガルーケア」と名付けられました。
いきなりカンガルーと言われてもオーストラリアの地平線しか想像できませんでした。
バースプラン(どんな出産がしたいかを考えること)を考えるときに、繰り返し出てくるワードです。立ち会いを希望するかどうかもバースプランに含まれるので、その話し合いの流れでパパも耳にするはず。これも覚えておいたほうが身のためです。
ようさん
「葉酸」です。妊娠を望んでる人や妊娠初期には多く摂取したほうがいいとされる栄養素です。ビタミンB群の一種です。
最初「ようさん取らなきゃ」と聞いて、何をぎょうさん取るんだろう?と思ってしまいました。葉酸です、葉酸。
ちなみに妊活や妊娠初期以外にも美容によかったりするらしいです。薬局に行くとサプリが置いてあって、私は買いに行きました。
悪阻
これは最初読めなかったです。"つわり"ですね。
なお、妊娠悪阻は"にんしんおそ"と言います。漢字は同じで読み方が違うので混乱してしまいそう…。これはつわりが尋常じゃなく酷く、病気として診断されるものです。
いぬのひ
「戌の日」です。これはこういった習慣があることを知りませんでした。
ちなみに、戌の日のお祝いとは、妊娠5ヶ月目に腹帯を巻いて安産祈願のお参りをすることです。犬はお産が軽いことにあやかっています。
我が家は息子のときも、今回の2人目のときにも東京日本橋の水天宮にお参りに行ってきました。
おうだん
これは妊娠時期ではなく、産まれてから飛び交った言葉です。しんせいじおうだんと言われて、何を渡るんだと思ってしまいました。
正しくは「新生児黄疸」です。
「黄疸」とは、体内でビリルビンという物質が増加して起こる現象です。ビリルビンは黄色い色素をもっているので、血液中のビリルビンの濃度が高まると肌や粘膜が黄色く見えるようになります。
生後2~3日ほどの新生児に症状が現れることが多く、新生児の黄疸を特に「新生児黄疸」と呼びます。
息子も例に漏れず肌が黄色くなりました。黄色というより黄+黒という感じです。
息子は数値が悪く光線治療するまでになってしまいましたが、一回の光線治療で落ち着きました。
おうだんでこうせんちりょうって何だ…と必死で調べた思い出があります。
さいごに
今回は主に妊娠期間中に飛び交った「?」な言葉を取り上げました。
妊娠や出産は、男にとって本当に未知です。そしてその未知をより加速させているのが、聞き馴染みのないワードだったりします。
まずは形からというので、言葉を覚えるっていうのも大切ですよね。
なお、息子が生まれてからもよく分からない用語が飛び交っています。そのうち取り上げてみようと思います。
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