電通過労自殺から1年 亡くなった場所に花束

電通過労自殺から1年 亡くなった場所に花束
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電通の新入社員だった高橋まつりさんが過労のため自殺して1年になる25日、まつりさんが亡くなった社員寮があった場所には、友人など関係者によって多くの花束が供えられていました。
近くを通りかかった20代の女性は「自殺にまで追い詰められるほど過酷な状況だったと思うと、いたたまれない気持ちです。同世代で働いている者として社会全体で残業を減らす働き方に変えていくべきだと思う」と話していました。
50代の女性は「どの会社でも長時間労働など働き方が問題になっていると思うが、国が労働者のことをもっと真剣に考えて対策を取ってほしい」と話していました。

また、東京・港区にある電通の本社前に設けられた献花台には、2人の女性が訪れて花束を供え手を合わせていました。

電通は、「改めてご冥福をお祈りいたします」とコメントしています。