トンスルの話。
トンスルとは、両端をふさいだ竹筒を人糞の中に置き内側に溜まる透明の液体(糞清)を酒に入れて飲む漢方薬の一種。痛み止め等に効果があると言われる。
【珍説】人糞を食するのは朝鮮の文化
(要約)
朝鮮には、トンスルという人糞で作った酒があり朝鮮人はそれを喜んで飲んでいる。
【事実】
別に朝鮮に限らず、少なくとも漢方薬を利用する文化圏では人糞を使った薬を使用する文化がある。
東北の一地方では便器の内側についたカスを虫歯の穴につめる民間治療があるし、トンスル同様の方法でとった糞清を薬として使う話が日本にもある。
詳しくは以下の本を読んでみよう。
参照:
で、喜んで飲んでいる、というのはデマ。
病に苦しむ人はワラにもすがる思いで治療法を求めるもので、どこの国でも同じこと。
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