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【島根女子大生遺棄】
発生から7年、島根、広島両県警の捜査1課長が献花…事件解決を誓う
平成21年に島根県浜田市で、県立大1年の平岡都さん=当時(19)=が行方不明となり、遺体の一部が広島県の山中で見つかった事件は26日、発生から7年が経過した。島根・広島両県警の捜査1課長ら幹部が解決を誓い、献花した。
平岡さんの姿が最後に目撃された浜田市のアルバイト先のショッピングセンターでは、刑事部長らが、事件当時の写真、ビデオなどの情報提供を呼び掛けるビラを配布。
両県警の合同捜査本部は、110人態勢で捜査を継続している。今年9月末までの1年間で新たに166件の情報が寄せられたが、事件で使われた可能性のある空き家や、発生直後に目撃情報があった白いセダンの特定には至っていない。
平岡さんは21年10月26日夜、浜田市内のアルバイト先を出た後に行方不明となり、11月6~19日、臥竜山で切断された頭部や胴体などが見つかった。