こんばんにゃ。 りんごを投げたらクビになったけんぼーです(・ω・)ノ
以前、紹介させていただいた『りんごを投げてクビになった話』の記事の続編になります。
今回は、これからオーストラリアへ向けて出発する若者のアナタに向けて、僕の経験が参考になればと思い異国の地で稼ぐための心得を書いてみたいと思います。
オーストラリアで仕事をするとなれば、たぶんワーキングホリデービザを取得して向こうでピッキングの仕事を視野に入れておられる方が情報を求めてここに辿り着いたのではないでしょうか?
始めにお断りさせていただきたいのは、僕の経験したのは約20年前になるので、このドニーブルックと呼ばれるりんごの町自体の情報は載せていません。
今日お伝えするのは、ピッキングの仕事で稼ぐための情報と心得を少しご紹介させて頂きます。ざっと調べてみましたが宿などは変わっているみたいですが、基本仕事の受け方や内容はそれほど変わっていないようです。
ピッキングの仕事って?
ピッキングとは野菜や果物を収穫することです。オーストラリアでは、収穫時期が来たらファームのボスが収穫するためにパートタイムの募集をかけます。
オーストラリアにはワーキングホリデー制度があるため、そのビザを持った人であればどこの国の人でも雇ってもらうことができます。仕事は肉体労働のため言葉自体は簡単な会話ができれば大丈夫です。
ピッキングにも様々な野菜や果物があり、その中でも稼ぎやすいものや割に合わないものまであるので、事前に何の野菜や果物を収穫するのか情報を得ていたほうが後々後悔せずに済みます。
僕がいたときのおすすめ野菜とフルーツ、その逆のやらない方がよいピッキングを書いておきますので参考にしてみて下さい。ただ、先程言った通り20年前の情報なので現地で新鮮な情報招集は必須ですよ(・ω・)ノ
それでは、いってみましょう!
おすすめピッキング
りんご
これは、僕たちの時代は最も稼げる代表的なフルーツです。その稼げる理由に、りんごのピッキングは歩合制がほとんどだったので取れば取るほど収入に繋がります。大きなりんごを入れる木箱があって、1箱作ると20ドルの単価でした。1箱作るのに2時間が平均なので8時間で4箱が男性の最低ラインくらいでしたね。慣れてくると5箱6箱も可能です。
7箱以上稼いでいた変人もいましたが、とても現実的に思えなかったのでどんな裏技を使っていたのだろうと謎でした。
かぼちゃ
この仕事も1週間ほど経験しました。ただ僕が働いたファームは時給制だったので9~10ドルくらいだった気がします。かぼちゃは稼げると僕らの時は風のうわさで言われていましたが、僕が経験したところでは普通くらいだったのでファームによるのかもしれませんね。
あと、オーストラリアのかぼちゃはお化けサイズなので、日本のかぼちゃを想像していくとビックリします。なのでピッキングの仕事も重量がめちゃ重たいので体力がないときついかもしれません。かぼちゃの茎をハサミで切るのですが極太なので握力もなくなってきますよ(笑)
あまり評判の良くないピッキング
ビーンズ
これ一度やりましたが、はっきり言って最悪でした。豆を獲る仕事なのですが何故かキロ単位の歩合制になっていて豆自体が重量ないのでめちゃくちゃ頑張って収穫しても一日5000円もいかなかったのですぐに止めた記憶があります。
重たいものを運ぶことはないですが、僕は小さいものをひたすら収穫するのはかなり苦痛でした。しかも重量制の歩合はヤバいですね。この仕事の依頼が来たら断るのが吉が男性陣の合言葉でした。
バナナ
これは経験していないのですが、うわさでは肉体的にかなりきついこととバナナの木にゴキブリが生息しているのであまりこの仕事の良いうわさは聞きませんでした。うわさでは重たいバナナの木を切って、そのまま運ぶイメージなので結構過酷だと評判のピッキングです。体力に自信がある方は、話題作りで挑戦してみてはいかがでしょうか?
トマト
トマトも一度経験しましたが、作業はピッキングするための専用のトラクターに乗りながら獲るのでめちゃめちゃ楽ですよ。この仕事は時給制だったと思いますが、特別に悪いこともなく、日本でアルバイトする700円~800円くらいの時給だったと思います。他に仕事がないときや女性の方なら続けやすい仕事だと思います。
こうしてみると、この当時はりんごのピッキングの単価が非常に良かったですね。確かに女性の方にとっては、体力的にはきつい部類に入ると思うのである程度安定した収入を得るなら工場でのパッキングの作業がおすすめですね。男性陣は、一般的な体力があるなら挑戦する価値のある仕事だと思います。
それでは、もしこの記事を見てドニーブルックへりんご狩りに行くぜ!というアナタに始めから稼げるポイントをいくつか伝授したいと思いますので、あと少しお付き合い願います(・ω・)ノ
1日にりんご5箱達成するための心得
服装
服装は動きやすく長袖を着用(枝の中のりんごを獲るので枝に刺さらないように)
レインコートは必須(突然雨が降っても雨宿りするような場所はない)
朝スタートしたら昼まで一定のリズムを崩さずに両手を使って、ひたすら取り続けること!(一息つくとペースダウンにつながるよ)
テンポの速い歌など歌いながら自分を奮い立たせながら獲り続けるとペースが落ちにくくベター(・ω・)ノ
昼ごはんは悠長に食べないこと。15分以内に食事を済ませる。
夕方までラストスパートをかける。時間は取り戻せないので午前中のペースを最低維持し、それ以上のペースアップを図るべし!
目安は午前中に何箱できたか?2箱なら最低ライン。5箱狙うなら2.5箱は作っておきたいところ。3箱できれば大台の6箱狙いも射程圏内!
夕方の5時になったら明日のためにさっさと引き上げ、宿に帰って一日の疲れを仲間と語らいながらビールでも飲んでふっとばそう!
まとめ
りんごピッキングの心得いかがだったでしょうか?
あっ!最後に言い忘れてたけど、けんぼーみたいにりんごを投げちゃーだめよ~(・ω・)ノ ファーマに『YOU'RE FIRED!』って言われたら稼げなくなるからねー。
とりあえずりんごピッキングはおいしいから一度は経験すべし!
てか、今日初めて絵書いてみた。絵書くの流行ってるみたいだから。なんか勢いで書いたので雑でごめんなちゃい。
それでは。良い旅を(・ω・)ノ