ぼくは二度目の復職にトライした。
それまで二ヶ月間、家の周りの散歩にはじまり、最後には職場の目の前のマックで朝食を取れるまでになっていた。
行きの電車の中で職場の知り合いに出会うこともあった。最初はシンドかったが、徐々にそれも慣れていった。
そのおかげで職場に復帰したときは今までそこにずっといた感じで復帰することが出来た。前回とは明らかに違う。
前回、職務の内容があまりにも退屈すぎてそれがストレスになり、再発を招いた苦い経験から今回はエンジニアらしい、しかし負担が少なく、それでいて会社にとって役に立つものを開発することになった。
3日ほど考えたあげく、会社の研究論文のデータベースと閲覧システムの構築を提案した。
これは会社の受理するところとなり、開発を始めた。担当者はもちろんぼく一人だ。
今まで経験したことがないHTML、PHP、CSS、JAVAの勉強はぼくにとって知的好奇心を掻き立てた。
一日4時間の勤務があっという間に過ぎていくほどだった。
それが2ヶ月後には6時間に延長されたが、ぼくはとても充実した思いに満たされていた。こんなやりがいのある時間はどれぐらいぶりだろう。
しかし医者からは釘を差されていた。「もうちょっとできるかな?と思うところでやめること。」だ。
ぼくはこれを忠実に守った。
そして2007年は暮れた。このまま来年もうまくいくといいな・・・。