NNNドキュメント「手のひらの“凶器”~ながらスマホ その代償~」
2016年12月25日(日) 25時30分~26時00分 の放送内容
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最終更新日:2016年12月22日(木) 19時30分
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
今夏、日本中そして世界中が熱狂した配信ゲーム。その人気のかげで、奪われた命がある。
スマートフォンでゲームをしながらハンドルを握るという悪質極まりない運転が、9歳の男の子の一生と家族の希望を奪った。
遺族たちは『これは交通事故ではない、殺人事件だ』と“ながら運転”の厳罰化を望む。
その利便性から急激に普及したスマートフォンで変わる社会。安全対策は?法規制は?そして、私たちの意識は追いついているのだろうか?
【内容】
2008年に日本でiPhoneが発売されてから8年。スマートフォンは、約6割の世帯に行き渡るほど急激に普及した。通話・通信とパソコン並みの処理能力を併せ持つ利便性が、その普及の理由だ。
一方で、スマホが内包する様々なリスク、特に「ながらスマホの危険」が表面化している。
国土交通省によると2014年度に「ながらスマホ」中にホームから線路に転落した人は45人。今年7月には神奈川・藤沢市で、スマホを見ていた女子高校生が電車の扉が開く前に乗り込もうとして車体と接触、怪我をする事故が発生。
また警察庁によると、昨年1年間で携帯電話の操作中に起きた人身事故は2020件。そのうち20件は「携帯電話の画像使用目的(スマホなどの使用)」が原因で起きた死亡事故だ。
そして今年、一人の小学生の命が、スマホでゲームをしながらトラックを運転していた男によって奪われた。遺族は、「スマホながら運転」の厳罰化を強く訴えている。
スマートフォンで変わる社会、その変化に「安全対策」や「規制」そして「法」追いついてけているのか。
検証したい。
■「事故ではない、殺人事件だ」息子を失った父の思い
2016年の流行語大賞候補にも選ばれた“ポケモンGO”。当初から危惧されていたのが“ゲーム起因の事故”。様々なトラブルが相次いだ末、幼い命が奪われた。
愛知県に住む則竹敬太くん(当時9歳)。集団下校中に、兄の目の前でトラックにはねられ死亡。運転手の男は“ポケモンGOをしていて前をみていなかった”と供述した。
息子を奪われた父・崇智さんは言う。「ゲームが悪いわけではない」。そして根底
には“スマホのながら運転”そのものの悪質性があると指摘する。「これは“過失”による事故ではない、“故意”による殺人事件だ」。
しかし被告の男に適用された罪名は「過失」運転致死罪だった…
■「スマホ利用は故意ではないのか」過失運転致死罪(懲役最長7年)と危険運転致死罪(1年以上の有期懲役)
法律(自動車運転処罰法)上の危険運転とは、アルコール・薬物/制御困難な高速度/未熟運転/通行妨害/信号無視/通行禁止道路という6類型のみ。「ポケモンGOをしながら運転し、衝突するまで気づかず集団下校中の小学生を死亡させた」被告にも、危険運転致死罪が適用されることは決してない。
敬太くんの父・崇智さんは「スマートフォンは自らの意思で使うもの。なぜ、それが“過失”と判断されるのか。二度と同じような事故を繰り返さないためには、厳罰が必要なのではないか」と指摘する。
■スマホのながら運転の危険性・悪質性
危険運転致死罪は、上記6類型により正常な運転が困難もしくは正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で事故を起こし人を死亡させた場合に適用される。スマホながらこの状態に該当しないのか。
実際、いわゆるガラケーからスマホへの移行と、スマホ使用が関係する死亡事故の増加傾向には関連が指摘されている。
愛知工科大学で「ながらスマホ」の危険性について研究を行っている小塚一宏教授と共に、人の視線を記録する特殊カメラを使った実証実験によってスマホながら運転の危険性を検証する。
■「危険運転致死罪の適用を」もうひと組の遺族の訴え
スマホながら運転で前方不注意となった運転手の車にはねられ、娘の命を奪われた家族がいる。竹田ひとみさん(当時20歳)をはねた元看護師は、夫とLINEで連絡を取り合っていて、スマホに気をとられていたという。事故から半年、過失運転致死の罪に問われた元看護師の初公判後、父・吉弘さんと母・直美さんが訴えたのは、スマホながら運転に危険運転致死罪が適用されないことへの憤り、そして厳罰化の必要性だった。
■変化の兆し
敬太くんの四十九日は12月初旬。この日、父・崇智さんは竹田ひとみさんのご遺族と初めて会う。ともに、スマホながら運転の厳罰化を訴え、同じ悲しみが繰り返されることが少なくなるよう、法整備を訴えていくためだという。世論の高まりを受け、自民党は11月半ばの交通安全対策特別委員会で、スマホながら運転の厳罰化について検討に入ることを決めた。
また、2つの研究室で、「ながらスマホ」をしながら移動していることを機械的に検知し、危険性をスマホか使用者に伝える、もしくは使用を強制的に制限する機能の研究も進められている。
■伝えたいこと■
急激に普及したスマホ、この変化が新たな事故の形を生み出しているにも関わらず、これに対応する法整備や対策は不十分なのではないか。携帯を使用しての運転は、“脇見”というくくりにいれていいものなのか? 遺族は言う。「スマホを触りながらなんて悪質で意図的そのものだ」と二度と同様の事故で命が奪われないように、という遺族の祈りのような願いは、社会をに気づきをもたらすか。
手のひらに収まるスマホが孕む大きなリスクを追及する。
人々を熱狂させた配信ゲーム。人気のかげで、運転中の“ながらスマホ”によって奪われた命。『これは交通事故ではない。殺人事件だ』厳罰化を望む遺族の思いは届くのか。
出演者
- ナレーター
- 玉川砂記子
番組内容
今夏、日本中、そして世界中を熱狂させた配信ゲーム。その人気のかげで犠牲になった命。スマホでゲームをしながらハンドルを握るという悪質極まりない運転が9歳の男の子の一生、そして家族の希望を奪った。『これは交通事故ではない。殺人事件だ』と訴える遺族は、運転中の“ながらスマホ”の厳罰化を望む。その便利さの反面、急激に普及したスマホで変わる社会。私たちの意識は追いついているのだろうか。
制作
中京テレビ
その他
- 属性情報?
-
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント
人物情報
出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部サイト)
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