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賞金と冒険者のライセンスでいこう!
PSVR抽選はずれたよ…あとはソニーストアの抽選か…涙
あとあえぎ声ってひらがなとカタカナどっちの方がエロイかなって考えてる
「アカシャ様!起きてなの!」
レリか?揺り動かして起こそうとしているみたいだ
「うぅ…ここは?…」
「大丈夫なの?アカシャ様?」
「何が?」
「アカシャ君。はだかー」
「え?うあ!?」
リムめ、俺を裸で放置していったんかい!
「うわ!?ごめん!」
急いで服を着る。うぅ…ひでえ…
尻を犯された挙句、幼女の前で裸で放置とは鬼畜すぎる
朝飯を食う為にテントを出る
「やぁ!おはよう」ツヤツヤ
艶やかな顔しやがって!
リムが朝ご飯のコンビーハンを用意していた
「おはよう〜なの〜!」「おはようー」
「お、おはようございます…」尻さすさす
「どうした、アカシャ?そんな尻を掘られた顔をして!」ニヤニヤ
あんたに掘られたんだよ!と言うわけにはいかず、黙るしかない俺
何処まで意地が悪いんだこの人…
「今日は王都によってギルドで賞金を貰いに行くついでに、レリとルリの服を買うぞ」
カマラは元気にしているかなぁ?会いたいなぁ
「いいの?」
「さすがにずっとその服で過ごすわけにはいかんからな」
家が焼けた所為で、レリとルリの服は今着ている一着しかない
「やったのー!」「やったー」
「それ俺が出しますよ!」
リムには引き取って貰う訳だし、服の代金ぐらい出してあげたかった
「は?そんなの当たり前だろう?」
さも当然のように言うリム
「そ、そうすっね…汗」
「アカシャ様…申し訳ないの…」
「いいの、いいの。せめて出させてくれよ」
「ありがたき幸せなの!」「・・・」ビシッ 敬礼する二人
それ毎回やんの?
コンビーハンとおかずの缶詰めを平らげ、出発する
王都には行ったことにないんだよなぁ
「王都でカマラに会えますかねぇ?」
「さぁ、居れば会えるんじゃないか?」
聞けば面会できるみたいなので会ってみようかな?
…
日をまたぎ、王都カンザブルムに着いた
やっぱ王都って感じ、でけえし、人の出入りが凄いなぁ 色んな種族がいる
「デカイ…」「デカイの〜!」
「デカイねぇー」
「おい、早く行くぞ?」
リムに急かされ急いでリムについて行く、こんな所ではぐれたら探すのは大変だろうなぁ
周りに目を巡らせているとギルドに着いたようだ
中に入ると冒険者っぽい人間がそこらにいる
イメージ通りだな
「よお!リムの姐さん、元気そうだなぁ!」
リムの知り合いかな?大きな身体に野太い声のおっさん
「ん?リーガルか…相変わらずだな」
どうでもよさそうに話すリム
「相変わらずはそっちだろ!挨拶くらいさせてくれよ…それにしても子供連れてどうしたんだ?子供嫌いだろ、あんた」
この人は基本どうでもいい人間に冷たいからなぁ…このおっさんが可哀想になるわw
「この二人は私が引き取るのさ、こっちのはうちの村の子さ。ついでにコイツを冒険者として申請しておこうと思ってね」
「あんたが子供を引き取るってのも驚きだが、その子供が冒険者になるってのも驚きだな」
「見た目に騙されるな?お前より遥かに強いぞ?この子は」
「マジかよ…あんたが言うんだからそうなんだろうな…よろしくな!坊主」
握手を求めてくる。いい人っぽいな
「初めてまして。アカシャ・カルバです!よろしくお願いします」にぎにぎ
「おう!色々教えてやるよ、俺はリーガル・ハイよろしくな!」
どっかのドラマみたいな名前してんなw
「色々ってお前…あぁ〜まさかぁ…」ニヤニヤ
変な想像をしているのかニヤつくリム
いやまさかね?はは… 尻をさする
「そんなわけねぇだろ!冒険者としてだよ!」
よかったよ。リーガルが普通で…
「まだ村を出る訳ではないのでこちらに来たらお願いします」ぺこり
「礼儀正しい奴だなぁ、どっかの貴族かよ!まぁそん時はよろしく!」
リーガルと別れ、受け付けに行く
「リム様。聞いています、お疲れ様でした。賞金、今お持ちします」ぺこり
礼儀正しい人だな。それに美人だしリムと同じ種族のエルフかぁ
スレンダーで俺が前世で見たアニメのエルフのまんまの姿してんなぁ
「ナターリア、今日も綺麗だな」キリッ
受け付けの子の手を握ぎるリム。いきなり何言ってんだ?この人
「リム…様///こんな所で…駄目です♡」
あら^〜ってこの人達、そんな関係なの?リムってそっちもイケるのかよ…
クール時の性格は男っぽいしね、女の子にもモテそうだけど
「では今夜、私の部屋に来い。いいね?」キリッ
「は、はい」とろ〜ん
いや今日泊まっていくの?帰りたいんだけど?
ナターリアさんは顔を赤らめ走って行ってしまった
「あの…帰らないんですか?」
「ああ」グヘヘ
ナターリアさんのお尻を見ながら空返事をするリム
もうええわい…
「こちらになります」
札束…金貨とかじゃないのね
「盗賊を退治した金額、5万イエンと盗賊の頭の首にかけられた賞金、5万イエンです」
相変わらず、笑える通貨の名称だなw
つか盗賊のリーダーの首、5万円って安っ!?あいつの命5万円かよw
10万かアルバイトが一ヶ月で稼ぐレベルだぞ…これ
1週間ぐらいで10万だから、むしろいい方なのか?
「ありがとう、ナターリア。後、コイツの冒険者の申請も頼む」
いくら位だろうか?
「発行手数料を頂きますがよろしいでしょうか?」
「ええと、いくら位ですか?」
払えるよなさすがに
「105イエンです」
安っ!?昔のレンタル会員証かよ!
「じゃあその賞金から引いて貰ってもいいですか?」
「待て、先に私の分3割分の賞金を貰うぞ?」
そういえば母さんとリムの話で7:3で賞金を分けるとか言ってたな
「じゃあ、リムさんに3万イエン渡してもらえますか?」
「わかりました。ではリム様こちらになります」
「チッ」
ナターリアさんから受け取り、お金が少ない所為か舌打ちをするリム
金が絡むと性格悪いなぁこの人…
「ではこちらの記入欄を埋めて頂きます。その間にお釣りを持ってきますので…あっ記入は出来ますか?こちらで代わりに記入する事も可能ですが」
リムの態度に顔色を変えずに、涼しげに対応するナターリアさん
慣れてるな、リムに
「あっ大丈夫です!自分で記入出来ます」
カマラから書き方は教えてもらったから問題ない
「ではお願い致します。失礼します」ぺこり
パパッと書いていく
「ナターリアさん礼儀正しいですね?美人だし」
「そうだろう?あれはいい女だ。アイツまだ男とは経験がないからなぁ、とは言ってもお前は手を出すなよ?あれは私のだからなあ」じゅるり
男とはって事は女とは経験あんのか…
フフ…いい事を聞いたぜ。リムがナターリアさんをNTRされたらどう思うかな?じゅるり
下品な顔をする二人を見てルリが若干引いている事はどちらも気づいてない
「ではこちらがお釣りの9895イエンと残りの6万イエンです。お確かめください」ぺこり
俺、財布持ってないんだよねぇ
面倒なので後でヴァイシュラヴァナに入れておこうっと!ポッケに突っ込む
「では申請させて頂きますので少々お待ちください」ぺこり
レリとルリで会話して待つ
「お待たせ致しました。アカシャ様こちらになります。お確かめください」ぺこり
トランプカードぐらいの大きさの証明書を手にする
「そちらはアカシャ様の身分を証明するものになりますので、紛失なされたら直ぐに最寄りのギルドにお知らせぐださい」
「はい」
免許証みたいなやつかな?
その後、冒険者についての説明を受ける
冒険者のランクが下からE〜Sあるらしい
俺は最初だからEか…
「リムさんはランクいくつですか?」
「私か?内緒だ」ニヤニヤ
どうせ一番上とかやろ?
「それより、ナターリア。何か最近なかったか?」
「いえ、特には…ああ、でもリム様達が退治した盗賊を、王都の騎士見習い様達で実戦を想定した訓練をすると数日前に王都から出て行きました」
これ大丈夫か?怒られそうだが…
「まあ、こんなのは早い者勝ちだからな。奴らも運が悪い、私達とすれ違いで、今あの村にいるんだろうなぁ」ニヤニヤ
「そうですね。よくある事ですので、あまりお気になさらない方がよろしいかと」
ナターリアさんが言うなら安心だな
ナターリアさんと別れ、レリやルリの服を買いに行く
しかし騎士見習いってカマラの事かな?だとしたら悪い事をしたかな?
道中そんな事を思った。
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