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王道でいこう! 作者:鮭秋刀魚
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信仰と人類最高の発明品でいこう!

祝一カ月連続小説投稿やったぜ☆
またがんばるぞぉ〜…がんばろう(真顔)
レリは妹のルリを寝かしつけアカシャ達を追う
「私だってパパと狩りをしたことがあるの」
父親から誕生日に貰ったナイフを手にする
父と母をあんな目に遭わせた連中を許すことがレリには出来なかった
アカシャ達を信用してない訳ではない、ただこの手で殺してやりたいだけ
場所は村長とアカシャ達の会話を聞いていたので問題ない
レリにとって盗賊達がいる場所は裏庭みたいなものだ
「やってやるの…」
決意を胸に盗賊達のアジトに向かう

レリが盗賊達のアジトに着いた頃にはすでに戦闘は始まっていた
いや戦闘というにはおこがましい
ただの一方的な蹂躙だった
「す、すごいの…」
アカシャを見る、火を纏っている姿はとても美しい
レリはアカシャの姿をただ見ていた。
最初アカシャを見た時、女の子かと思うほど綺麗な顔立ちをしていたが母の遺体を見て吐いたアカシャを失礼な奴だとレリは心の中で嫌っていた
アカシャの炎で燃やされた盗賊の悲鳴が所々に聞こえる
ざまあみろとレリは思った、もっと燃えて苦しめと…
父や母を焼いた火が盗賊達にも降りかかっている。気のせいかレリがもっと燃えろと願った瞬間、さらに炎が増した気がする
レリやルリの思いをアカシャが代行し執行してくれる

レリから涙が溢れ出る
「パパ、ママ…」
今はいない父や母を想った
復讐が果たされていく
やがて火を纏ったアカシャが建物から出てきた
その姿はレリにはとても、とても神々しく見えた
「あの方は火の神様なの…」うっとりとした顔で拝むレリ
レリは生まれて初めて信仰というものを持った

建物から攫われた女達が走って逃げてくる
「神様にお礼もしないなんてクズなの!」
救ってくれたアカシャに何も言わず、我先にと逃げていく女達を見て蔑みの目を向けるレリ
子供の純真な信仰は恐ろしい
産まれた時から村でレリやルリを可愛がってくれた人達よりも、レリの気持ちは既にアカシャの方に気持ちが傾いている

アカシャが剣を振った瞬間、盗賊達と共に火が消えた
「わぁ〜綺麗なのぉ〜♪」
塵が空に舞ってキラキラと光っていた



その後アカシャ達が行った行為にはレリも驚愕した
「神様は…何、やってるの?」
顔を手のひらで覆い、指の隙間からアカシャ達の痴態を覗く
信仰とは怖いものでレリにはその姿すら神々しく思えてきた
リムから聞こえる嬌声にレリの身体が反応してしまう
「うぅ…パンツ気持ち悪いの…///」
股をモジモジさせるレリ
「リムさんが羨ましいの///」
アカシャという神に抱かれる女を見て、おこがましいと思いながらも、レリもこの身を捧げたいとひたすら思った



朝が来た、夜中からずっとヤっていたから起きあがると腰が痛い
「いたた、さすがにヤリすぎた…」
腰をさする
「起きたか。アカシャ」
あれだけヤッて身体中に精液を浴びせたはずだがリムは小綺麗だった
「ここら辺、川でもあるんですか?俺も浴びたいんですが」
汗やリムの色々な液体を俺も浴びた所為で洗い流したい気分だ
「すぐ近くに滝がある、そこに行け。なんなら私が洗ってやろうか?」ニヤニヤ
煙草を咥えながらニヤニヤするリム
「や、やめときます…汗」
さすがに腰が痛い、なんであの人は平気なんだ…

滝に向かう途中、俺達がバックでしていた時リムがもたれてた木があった
そこにはどうやったのか、枝に所々使用済みのコンドームが垂れ下がっていた…自分でやったんだと思うが覚えてないw
「いやマジでヤリすぎたなw本当にケモノじゃないか///」
木に垂れ下がっている使用済みのコンドームの数を見て恥ずかしくなるアカシャ
「よし!この木はコンドームの木と名付けよう!」ニッコリ
アホなことを言いながら滝に向かう

「しかし昨日は激しかったなぁ〜」ニタニタ
昨日のことを思い出すだけでまた勃起してしまう
コンドームが無ければリムは必ず妊娠していただろう
さっき、リムに聞いたがあのコンドームを作った人間の名前はコン・ドーム博士というらしい
コン・ドーム博士天才すぎワロタw

俺の前世でもコンドームの語源は英国のチャールズ2世の殿医ドクター・コンドーム(人名)って人が1671年に牛の腸膜を利用して作った所からきてる説がある
コンドーム原型を作った理由はチャールズ2世が無類の好色で非嫡出子だけでも14名の子をもうけ、王位継承の混乱を避けるための措置だったと言われている(真偽は不明)
コンドームの起源は紀元前3000年頃の初期のエジプト王朝からあったらしい
日本では江戸時代にはあったらしいね

なんでこんなに詳しいかって?昔、小田鉄男だった頃にヤ◯ー知恵袋で質問したらエロイ人が答えてくれたんだ!ニッコリ
もちろん、その人はベストアンサーにしといたよ!

俺はそのコン・ドーム博士が、俺の世界から転生か転移をしたんじゃないかと思い。彼にコンドームを作ったお礼と異世界人(俺の世界の人)か確認をしたくて、リムに居場所を聞いたが既に彼は故人らしい…(涙)
彼はその生涯のすべてをコンドームを作ることに費やし、死ぬ寸前までコンドームの改良に熱を入れていたらしい
魔具『コンドームΩ』作者コン・ドーム
”使用者の超微力な魔力を使い、魔力が続く限り無限に新しいコンドームが使える
装着しても本物の生の感触をそのままに男性、女性は射精感を生と同じように感じることができる”

この説明を見て俺は感涙した。
コン・ドーム博士を喝采せよ!喝采せよ!彼は王の中の王、まさにエロのキングオブキングス
俺にはすべての男達の然り!然り!然り!という歓声が確かに聞こえた…(穢れないの目)

滝を浴び身を清めた後、リムの所に戻る
「来たか…お前の分のご飯を作っといたぞ?」
ほらっと渡されたコンビーフ入りご飯
「え…村に帰ってあっちで食べるんじゃないんですか?…」
なんで毎回、朝と夜にコンビーフ食わなければいけないのか…
困惑する姿を見せる俺に、
「待つの!神様にそんな貧しいものダメなの!」
何故ここにいるのか…レリが突然出て来た

「神様?貧しいものぉ〜?」自身の大好物を貶され青筋立てるリム
「そんなものゲロなの!神様が可哀想なの!」
「ゲロ以下の匂いがプンプンするのぉ〜↓↓」と鼻をつまみコンビーフを心底臭いものを見る目で首を振るレリ
「殺す!!」コンビーフを丁寧に置き、魔力を身体中に発する
怒りが超越しているのか顔に笑みすら浮かべるリム
正直、心底怖い…
レリには理解出来てないのか、いまだにバカにした顔をしている

黒犬(ブラックドッグ)」リムが呟く
するとリムの影から真っ黒な影そのままの姿の犬が現れた、リム特有の魔術なのか?
「ちょっ!リムさん!相手は子供ですよ?!」
レリの前に立ち、何とか止めないとレリが犬の餌食になるだろう
「うるさい!黒犬(ブラックドッグ)あのガキを犯した後に食え!」
ビッ!と人指し指をレリに向け犬に命令するリム
「ま、待ってください!リムさん!レリもリムさんに謝って!お願い!」
両手を合わせレリに懇願する
「!?神様に言われたら従うの!リムさんごめんなさいなの…」しゅん
何故、俺が神様なのかわからんけど…レリは従ってくれた

「…フン!もういい、これ以上はコンビーハン(コンビーフご飯の名称リム考案)が冷める!」
ガツガツと冷めるのはコンビーハンとやらへの冒涜と言わんばかりの喰いっぷりだ
「レリ?あの人は怒らせてはいけない人なんだよ?」
「ハイなの。ごめんなさい神様、なの…」しゅんとするレリ

そもそも何で俺が神様で、何でこんな所にレリがいるんだ?疑問だらけだ…
ちゃっかり俺が食うはずだったコンビーハン?をレリが毒味と言わんばかりに食っている
レリェ…
食うものがない俺はヴァイシュラヴァナから最高品質の紅茶が入ったティーポットを取り出しカップに注ぎそれを飲む
「はぁ…」落ち着く
しかし毎度思うが俺の魔力(オド)で支払って紅茶を飲むってなんか変な感じだわw
喉が潤うからいいけどさ

「アカシャ、私にもくれ」
一息入れたいのかリムが催促する
カップをもう一杯出しリムに紅茶を入れ渡す
「ん〜良い香りだ。食後はやはりこれだな」
紅茶の匂いを嗅ぎ一息するリム
「レリもどうぞ?」
レリにも入れ渡す
「神様凄いの!ありがたき幸せなの!」
よくわからない感謝の仕方をするレリ
「レリ?俺のことはアカシャでいいよ」
「え、でも……わかりましたの、アカシャ様!」
様はいらないんだけども…(困惑)

俺はレリに困惑しながらため息を吐いた
コンドームに話し割きすぎたw
すまそw
+注意+
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