挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
王道でいこう! 作者:鮭秋刀魚
26/85

万能布でいこう!

明日、旅立つ準備をする為にリムの家にいる
「リムさん何が必要ですか?」
「そうだな。物はもう用意が出来ているのだがお前の防具がな…」
いまだにカマラのおさがりの胸当てでモンスターを狩っているからな
「さすがに人間相手にあの防具だと心許ないからな、買おうかと思ったんだ」
んー、そうか。人間相手だし、そろそろヴァイシュラヴァナから手頃な防具を出そうかな?
「防具なら俺がヴァイシュラヴァナから出しますよ」
「相変わらず便利な魔具だな」
目を細め、興味深そうに俺を見るリム

最近になってヴァイシュラヴァナの財宝の内容って言うか、どういう物でどんな名前でどんな性能を秘めているのか理解出来るようになった
これも一種の鑑定スキルかな?つってもヴァイシュラヴァナ限定のスキルだけど
ヴァイシュラヴァナに目的の物を取り出す
「ん?それ布地じゃないか、まさか初めから作るのか?」
取り出したものを見て呆れたように言うリム
「ただの布地じゃないんですよ。これは…」
取り出したもの、礼装って言うのかな?
それに俺の魔力を込める
すると布地が俺の身体全体に巻きつき、某西洋ゲーの忍者ステルスアクションの主人公みたいな軽装の防具に様変わりした、白と赤を基調としたデザインに細かい美しい模様がある

「凄いな…言葉にならんよ…」
「これ『神の布地』っていって、使う人間が魔力を流すことで布地の繊維が本人のイメージ通りに形成してくれる便利な魔具?礼装?なんですよ」
重さも無い上に、魔力を込めれば込めるほど強靭になるので凄い便利
なんでアサシン防具にしたかって?俺も最初、日本の甲冑や西洋の甲冑が好きだからそっちをイメージして作ったんだけど
見るのと着るのとではなんか違うんだよねぇ
軽いけど息苦しいって言うかさぁ、前世じゃあスーツとか首が息苦しくて嫌だったからなぁ、それに似てる気がするかな?

「うーむ。美しいな…白と赤は目立ちすぎると思うがお前の赤髪によく似合っているよ」
俺の姿をクルクル回りながら全体を見ているリム
「ありがとうございます。」
さすがに所々、自分好みに変化させているけど。鏡で見た時はあまりに美しかったので悶え死ぬかと思ったよ…ハハッ☆
「これは他者でも使えるのか?」
「この礼装ですか?」
魔具か礼装わからんので好きな方で呼ぶことにした
「ああ。重さも無いし布も強靭ならば私も使えたら使いたくてね、何…礼はお前が好きなことでかまわんぞ?」ニヤニヤ
さわさわとイヤラシイ手つきで俺の股間を触るリム
思わず俺の股間が反応してしまう…うぅ

「だ、大丈夫だと思いますぅ」
布地を切って渡せば問題ない(布の切れ端でも伸び縮みする為)
「そうか、そうか。では前払いで少し払ってやろうか」ニヤニヤ
そう言い手を上下に素早くシコシコさせる
布越しだけど的確に気持ちいい所をネチっこく擦るため、あっという間に達してしまった…ビクン、ビクン。つま先立ち
「あっ///あっ///」
うぅ…下着が気持ち悪い、大量に出たため最悪だ
「フフン!可愛い奴め♡」ニヤニヤ
「うぅ…勘弁してくださいよ〜リムさん〜」
ドSな所も好きだけどさぁ
「なんだ。毎日の習慣を、昨日は壊れたルダの所為で出来なかっただろう?私も昨日、お前とヤりたかったんだ。許せよ」淫靡な顔で俺の乳首を弄ってくる。どうせ最後までヤらせてくれないくせに…

「どうせ最後までヤらないじゃないですか!」プンプンと頬を膨らませる
「ああ、どうせなら盗賊達を殺した日に初めてのS◯Xをしようと思ってるんだ」ニヤニヤ
俺、初めて人殺した日に童貞卒業すんのか…
絶対、無理だな。俺、前世じゃ犬に口を噛まれた母親の抉れたキズ跡見て失神する所だったんだぞ?
さすがにその日の、夜の漢の日課は出来なかったよ
ゴブリンの死体を見ても目を背ける程度だったが今回はどうだろうか…
「カマラを気にしているのか?」
悩んでいる俺を見て、勘違いしたのかリムが聞いくる
「カマラ姉ちゃん?」
へ?カマラ?なんで?
「そうだ。カマラとは最後までヤってないのだろう?」
そういえばそうだった…カマラ気にするよなぁきっと
カマラは処女だし、童貞の俺と初めて同士の夜を望むかもしれない

「あー…」
どうしようかなぁ、やっぱやめといた方がいいよな
「そんなこと気にするな。言わなければバレんだろう?それに盗賊達を殺った後のS◯Xは最高に猛るぞ?」その日を想像しているのか、たまらないといった感じで身体をくねらせる
この人、サイコパスの素養でもあるのかな?ビクビク
だけどそうか。言わなければバレないよな。うんうん
嘘も方便ってやつだよな!ハハッ☆
勝手に自己完結したアカシャだった

ん?いつもうるさいルダやエリオがいないって?どうせ邪魔にしかならないから、リムがあいつらに地獄の特訓を(強制的に)させているよ!ざまぁー!(失笑)

準備にその日を使い、そうして次の日を迎えのだった
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ