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王道でいこう! 作者:鮭秋刀魚
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説得していこう!その2

注意、前書きと後書きは物語と一切関係ありません

皆さん、プリップリップーッ!シリーズって知ってますか?
ニコニコ動画の闇を感じさせますね、あれは…(白目)
リムさん達を連れ俺の家行く
「ただいまー」
「おかえりなさい、アカシャ!…?!…左腕せっかく固定してたのになんで取っちゃうの!」
「あ、あの…な、治ったのでぇ…大丈夫って言うか…」
「大丈夫なわけないでしょ!勝手なことしちゃダメでしょ?」
リムさん達もいるんだが全然気づいてないみたい
俺はリムさんを見た

「クラ?お邪魔するわね〜」
「リム?丁度いいところに…あのね?この子ったら腕の包帯取っちゃったのよ?」
「クラ。その事だけれど〜、アカシャ君本当に治ってしまったみたい〜」
「そんなわけないじゃない!」
「本当よ〜ちゃんと診た…「リムまで変なこと言わないで!」
案の定、デッドヒートしてる母さん
リムさんは母さんに言葉を遮られて笑いながら額に青筋たててる
怖い…凄く怖いです。リムさん…

エリオを見るとあわあわと狼狽してるのがわかる
ルダは…我関せず、鼻をほじっている。なんなんだコイツの落ち着きようは…
「本当に大丈夫だ。私が診たと言ったはず」
普段おっとりした話し方からキリッとした話し方にシフトしてる
いつも笑顔で見えないまぶたを見開き、冷たい表情で母さんを見てる

綺麗な顔してるから余計怖いな。怒るとこうなるのか…
いるよね?こう、いつもニコニコしてるキャラがキレたりすると閉じてた眼を見開いて、雰囲気変わる人
いつも思うがなんであんなに印象が変わるだろうな?眼を見開くことでやたらプラス補正がかかる様な気がする

「わかるか?私が診たんだ。お前にはわからないだろう?」
母さんに厳しい眼を向ける
もはや誰だ?ってくらい性格や口調が変わってる
「わ、わかるわ!母親だもの!」
母さんやめようよ。リムさんは圧倒的強者だよ…
「そうか。じゃあお前は母親ではないな?アカシャ君は本当に治っている」
「なんですって!!」
このままじゃ、摑み合いの喧嘩に発展しそうだ…誰か助けて。プリーズ。

「こんな時間に大声で何やってるんだ!?」
おお〜神様〜、いや幼女女神様かな?ありがたや〜
帰ってきた父親のクータスタがびっくりしながら二人の喧嘩を止める
「二人共、やめるんだ。子供達も見てるんだぞ!」
「あなた、あなたからもリムに言ってやって!」
「クータスタ、私の邪魔をするんじゃない!」
もうイヤよ!私のために争わないで!状態である

「な、なにがあったんだ?」
二人の剣幕にたじたじのクータスタ
父さん…弱えぇぇぇぇぇぇ!/(^O^)\
「俺に聞かないでよ…」
喧嘩を止められない父さんに軽く失望する
「お前、左腕の包帯どうした?」
おい、ループさせる気か?現実逃避すんなよ!
父親までこの口喧嘩に参加しそうで怖い
「外に丸聞こえですよ?落ち着いて!」
カマラが現れた。さすが俺の女だ!朝に小便漏らしたとは思えないぐらい、かっこいいぜ!

カマラが来て、ようやく落ち着いた気がする
「さて。どうしたんですか?リムさんまで大声を出して、らしくないですよ?」
「いや、ただ私はアカシャ君の左腕が治ったと伝えただけだ、それを…この分からず屋が聞こうとしないだけだ!」
「なんですって!この年増エルフ!」
もうやめてくれ…無限ループに入るつもりかよ…(絶望)

「アカシャの左腕が治った?ありえない折れてたはずだ」
俺の左腕を見るカマラ
「本当なんだよ、カマラ姉ちゃん」
俺はカマラに左腕が大丈夫という所を見せるため左腕を動かした
「?!どういうことだ??」
「混乱してないで止めてよ…涙」(嘘泣き)
「はっ!?そうだな、そうだった。クラさん、クータスタさん、どうやらアカシャの左腕は本当に完治したみたいです」
「これが証拠です」と俺の左腕を手にとり上に上げる

キャッと母さんから声が漏れた、両親は眼を見開いて驚いている
「本当に痛くないのか?アカシャ?」
父さんは半信半疑で聞いてくる
「本当に大丈夫なんだ!信じてよ!」
「そう、本当に治ったのね?ごめんなさい。リム、信じられなくて…」
落ち着きを取り戻したのか、さっきの醜態を恥じてしゅんぼりしてる
「しょうがないよ〜私も大人げなかったわ〜ごめんなさい〜」
おっとりとした口調に戻るリムさん
この人、二重人格か何かかな?(^^;;

でもよかった、よかった。これで平和になるね? ニッコリ
「じゃあ、せっかくみんなが集まっているんだから食事にしないか?」
ナイスな提案をする父さん
「そうね。リム、カマラちゃん、二人も食べていってね?腕によりをかけて作っちゃうわ!」
「私も手伝う〜」「私も手伝えることがあれば言ってください」とみんなでガヤガヤと騒ぐ
「よかったね?仲直り出来て!」
嬉しそうなエリオ
「でもなんか忘れてる様な気がするなぁ」
なんだっけ?

「アカシャ、ゴブリン討伐にいっしょにいくって!あたしもいっしょにいけっかな〜?」
平和な雰囲気にミサイルを撃ち込む野生児。ルダ
その話をしに来たんだった…いやしかし、空気読めよっ!!
俺の怒りの視線に気づいたのか
ドヤ顔で( ^ω^ )dしてる
うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

「なん…ですって!?」

あっ…オワタ\(^o^)/
嗅ぎなさい?ほら、大好物の大好物のプリップリップーッ!を…嗅ぐのよ!(使命感)

すみません、ふざけました。
また見てね?(ゝω・)vキャピッ
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