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魔術を理解していこう!
誤字脱字が半端ない…もう訳…ごめんちゃいなさ〜いv(≧∇≦)v
だらしなく、小便を漏らしたカマラにおばさんが近付いて声をかけてる
おじさんはというとあまりの衝撃に呆然としていた
そりゃあ、いきなり娘が自分の前で小便を漏らされたら呆然とするわw
「父ちゃん、なにやってるんだい!カマラを運ぶの手伝っておくれ」
「え?あ、あぁ そうだな」
おばさんに言われ、目を覚ましカマラを運ぶ
いまだに身体がビクンとしてるカマラを見て俺はほくそ笑んだ
あーユカイ、ユカイ、ダイヤモンド☆◯カイ(笑)
「家に帰ろっ!」
今日は遊ばず、魔術の事を考えよう
グル家から出て自身の自宅に向かう
「?」
気のせいか朝の挨拶をする村民達が俺を見てニヤニヤしてる
なんやねんと思いながら自宅に到着した
「ただいまー」
待ってましたと言わんばかりに俺に詰め寄ってくる母親のクラ
「おかえり、聞いたわよ?グルさんの家で、おねしょしたんだって?」
「え?」
おばさん、やりやがった…母娘揃って俺を陥し入れやがった…
だから村の連中は俺を見てニヤニヤしてやがったんだ
こりゃあ、怒られるなぁ
俺が寝ションベンしたわけじゃないのに…(涙)
「なんで家でしないの!ああ、アカシャの初おねしょ見たかったのにぃ!」
最近、俺への溺愛っぷりに磨きがかってる
どこの世界に息子の初寝ションベンを喜ぶ両親がいるんだ?
…
部屋に行き、服を着替える
自身の部屋から出てそのままの足で
家を出る
「いってきまーす」「いってらっしゃい、気をつけてね」
人があまり来ない、静かな場所がいい
そして、それらしい場所に着くと
ヴァイシュラヴァナを展開した、これまで展開しても武器などに触れる程度でどこらへんに魔力が使われているのか、どれくらいの魔力が減っていたのか考えてもみなかった
先のゴブリン戦でブチ切れて自身の魔力を無くなるまで、使うなんてことはなくさないと…
身体的な部分を鍛える事しか考えてなかった、今日から魔力の扱い方、ヴァイシュラヴァナの使う方を考えていくべきだ
人間の魔力量は決まっているらしい、つまり才能の部分が大きく占めている
実際、魔術は誰でも行使する事は学べば出来るらしいが自身の魔力が並以下ならそもそも行使すると死ぬリスクが高い為、魔術より己を鍛えた方がいいという考えだ
俺は自身の中にある魔力、オドというらしい
オドというのは術者の体内で生成される魔力の呼び名の一つで
もう一つがこの世界に満ちているとされる、マナ、もう一つの魔力の呼び名
当たり前だがマナの方が魔力の絶対量は多い(世界と人間では器の大きさが違う為)
魔術師ならマナを自由に行使する事が出来るらしいが、行使出来る量は魔術師の才能に依存する
つまり俺の体内で生成される魔力オドと世界が生成する魔力マナ
実際それを意識するだけでも大分違う
俺は体内にあるオドを意識する、カマラが言うには眠ってる回路がまだある可能性がある為
自身の身体全体を理解する必要がある
精神統一っていうのかなこれ?
意識すれば確かに使われてない回路があるみたいだ
しかも結構ある、これを上手く使える回路と繋げてく必要がある
「結構、大変だな…時間がかかるぞ」
一つ使われてない回路を接続したが集中力が持たない
失敗すればまた最初から接続作業をしなければいけないし
上手く回路を繋げている様に見えても失敗してたら魔術を行使する時に体内でショートして使えなかったり、悪ければ暴発するかもしれない
「使えないならまだいいけど、暴発した時を考えれば怖いな…慎重に繋げないと…」
死のリスクがあると考えれば一気に回路を繋げるのはバカがすることだ
ヴァイシュラヴァナの使い方に思考を移す
そもそもどれくらいの範囲でどれくらいの武器を射出、出来るのかはこれも俺の才能に依存する訳だが
五大元素の一つ「空」と言ってたけど、そもそも使える人間がいないとの事なので(探せば見つかるかもしれない)自身でその魔術を理解して運用する必要がある
カマラが言ってた「空」=「空間」であるならば確かにヴァイシュラヴァナはその類の魔術かもしれない
ただ、それは例えばヴァイシュラヴァナの特性かもしれないし
でもヴァイシュラヴァナを展開するのは俺自身だから展開する場所の座標を決めるのが「空」の特性かもしれない
他にも応用出来るだろうけど、イマイチ理解するまでやはり時間がかかる
「まぁ、明日死ぬ訳ではないし気長にやるしかない」
俺が見た、転生モノの主人公みたいな圧倒的チートを持っている訳ではないし
そもそもヴァイシュラヴァナ自体チートだろうけど
俺にはそれしかないからそれを最高まで高める、今の目標はそれだ。
見てくれてありがとう。チュ♡
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