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日常と危険でいこう!
今日トイレで大をして大を確認したら血がでてた(涙)
「バナナうめぇーー!」
カルバ家のバナナを貪り食うルダという名の猿
一応言っとくがルダ・コーディは村でも容姿だけはピカイチだ、髪は水色のポーニーテール
頭はチンパンジー並みだけどね(笑)
「何して遊ぼうか?」
バナナを食い終わったルダに聞く
「おままごとぉー」
「じゃあ、エリオも誘おうか」
「おーエリオ!エリオ!」
エリオは俺達と同い年の幼馴染だ
「エリオぉーー!あーそぼー!」
と言いながらエリオん家のドアを蹴破るルダ
言っていることは子供なのにやっていることはヤクザみたいな奴だ
「あら?ルダちゃんにアカシャ君〜おはよう〜」
いやドア蹴破られてんやで?反応普通すぎない?
のほほーんっとしてるよなぁこの家
「もぉ!ぼくの名前はエリオットだよぉ〜エリオじゃないもん」プンスカ
プンスカしながらエリオが自室から出てくる
相変わらず、かわいい面してやがる
だが男だ!
エリオット・ライム、彼はエルフの種族で母親と二人で住んでいる
母親のリムさんは今も若々しく美しい10代ぐらいに見えるんだよなぁ
そして極めつけは豊満なバストだ!ハァハァ
「エリオはエリオ!今も昔もこれからも変わらない!」キリッ
また変な言葉覚えて来たなぁルダの奴、誰だよ教えてる奴は
「今日は何して遊ぶの?」
涙目になりながらかわいい顔して聞いてくるエリオ(言っておくが俺にショタ属性はない)
「おままごとだよ」
「えっ!また?!」
ギョッとするエリオ、驚くのも無理はない
ここ最近ルダはおままごとにハマっている
「エリオ?知らないのか?おままごと終わったら何が始まるのか」
驚くエリオに聞くアカシャ
「な、何が始まるの?」
「おままごとが始まるんだよ」
心底疲れた顔をするアカシャ
「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
エリオは絶望した、基本おままごとで彼の役は赤ん坊かペット役なのである
「永続回帰か…」(言ってみたかった)
アカシャの役は基本ルダの恋人役か夫役ばかりだ
「難しい言葉知ってるだね〜アカシャ君は〜流石だよ〜」
俺達の会話に、混ざる未亡人のリムさん
未亡人…いい響きだ。さらにリムさんが動けば二つの、パイオツが揺れるんだよ?男なら見るよねぇ?おっぱい、ぶるんぶるん
俺がデカパイに見とれていると
「クスッ」
とリムさんは妖艶な微笑みを浮かべた
気づかれた?!
嗚呼、ぼくたちは淫らな関係になるんですね?わかります!ハァハァ
リムさんもぼくという美少年にエッチな目で見らられればその気になるはずだよ!
俺は友達のお母さんという響きに途轍もないエロスを感じていた
「エリオ?今日泊まりにイっていいかい?」
「えっ?い、いいけど…///」
頬を赤らめるエリオ
「あっ(察し)やっぱいいや」
悪いけど俺はおホモ勃ち♂に興味ないないんだ
なにが悲しくて友達のお母さんの穴を攻略するついでにその友達(男)の穴まで攻略せなあかんのや?
「えー泊まりに来てもいいのにー」
プンスカと顔を膨らませるエリオ
「さぁもう行こう!地獄がまってる(おままごと)」
俺はそれを無視して行く、ふと静かすぎると感じた
いつも騒がしい、ルダがいないのだ
「ルダは?」
家の中を見渡す
「はぁー」
家の奥からとても残念そうな顔をしたルダが現れた
「お前どこいってた?」
「バナナ…」
あっ察し…(^^;;
「も、もう行こうか…」
その空気を察したのかエリオが促す
…
いつも遊んでいる広場に着いた
「ヒャッハーー!」
さっきまでこの世の終わりのような顔をしていたのにもう忘れてしまったらしい
「さあ、はじめっぞ!オメーら!」
うるせぇなーコイツ…
「や、役はどうしようか?」
聞かんでもいいのにエリオはやさしいやつだ
「オメーそんなこともわかんねーんかっ?オラがいねーとなんもできねーんかっ!?なさけねーぞオメェー達!仕方ないからもう一度オラが説明してやる!」
ん?ドラ◯ンボールでも始まるのかな?
俺達に役と設定と演技指導をするルダ
ルダはやたらリアルにおままごとを再現する為、わざわざ簡易な家を俺達に作らせる(子供が作れるレベル)
ルダ自身は女は家庭という設定なので料理を作る、俺達が家を作っている間は料理の素材をお店から買ってくる設定だ(泥だんご、葉っぱ、よくわからん木の実)
「もぅ忙しいわぁ〜女は忙しいわねぇ〜」と既に役に入っているルダはそのまま森の茂みに素材を探しに行った
「俺達も木を集めるか」
「そうだね!今日は人間の役でよかったよ…」ははっと笑うエリオ
「犬の役の時は大変だよ、四つん這いになって木の枝を探して、くわえて来なければいけないからね…汗」
自虐的な笑みを浮かべる
いやそこまで役に入らなくてもええやろ、真面目すぎだろコイツw
この前、エリオが犬の役の時に俺やルダがいないのにもかかわらず、本当に犬になりきって四つん這いで枝を口に咥えて茂みから出て来た時にはさすがに笑いそうになったわww
「へへへ///」
俺の気のせいかエリオの頬が赤くなっている気がする
ドMの才能があるのかもしれんw
「じゃあ探してくるわ」「よしっ!頑張るぞー」
俺達はそれぞれ森に入っていった
森といっても村から近いのでモンスターも中々近寄って来ないらしい
俺もまだスライムやらゴブリンに会ったことはなかった
それなりに枝や屋根になる大きな葉っぱ持ってさっきの場所に戻った
まだルダやエリオは帰ってないらしい
「わぁぁぁぁぁぁぁ!いやだぁぁぁ!」
悲鳴が聞こえた、エリオの声だ!俺は急いで声がする方に走った
すると半裸になったエリオと大人ぐらいの大きさのゴブリンがいた
ゴブリンは発情期になるとどんな動物とでも子供を作ることが出来る為、とても繁殖力が高いらしい
おいおい、相手はエリオ曲がりにも男だぞ?男とでも子供出来んのか?
「うぁぁ、やめてえぇぇ!?」
と泣きながら後ずさるエリオ、それをグヘヘと笑みを浮かべ近寄るゴブリン
「やばっ!助けないと!」
俺はエリオとゴブリンの間に立った
「やめろぉぉぉぉお!」
アカシャぁぁぁぁぁっと泣きながら俺の腕に捕まるエリオ
「ウヒっウヒヒヒッ」
人数が増えたことに歓喜するゴブリン
「きめぇんだよぉぉぉぉ!」
自身の能力を忘れ俺は石を持ってゴブリンに投げた
「グハッ!グオオおおおおお?!」
痛かったのかゴブリンの顔が怒りに変わった、右手を振りかぶりアカシャを吹っ飛ばした
吹っ飛ばされた俺は左腕の凄まじい痛みを感じた
「っ!?」
痛いマジで痛い痛い痛い痛い痛い痛い
「アカシャぁぁぁぁ?!」
吹っ飛ばされた俺を気にして声をかけるエリオ
あまりの恐怖に動けないのだろう、彼は棒立ちで失禁していた
下卑た笑みを浮かべ、俺に近づいてくるゴブリン、殺して犯すぐらいしか考えてないんだろう
痛みのおかげかもしれない、逆に冷静になった
自身の能力を思い出す、殺そうコイツ、グチャグチャにしてやる
瞬時にアカシャは蔵の扉を開く
その空間からでるありとあらゆる聖剣、魔剣、魔槍、聖槍斧刀大剣鉈etc…
それらを全てをゴブリンに向けて叫んだ!
「死ねや、このホモ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「アッ!?!?」驚愕し恐怖するゴブリン
ズドンっと弾丸の様に次々にゴブリンに向かって容赦なく飛来する
ゴブリンは悲鳴をあげることなく死んだ、無数の武具が突き刺さっていた
それを見届けたアカシャは前のめりに倒れてそのまま意識を手放した
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