美しい記憶がどんどん蘇ってきました
東京出張のつづき。
出張自体は昨日の夕方で終わって、夜は横浜に移動してくつろいだやつです。
そして朝。チェックアウトが10時だったので8時半に起きて朝シャワー、10時前にチェックアウトしてモスバーガーで朝ごはんを食べてる間にお友達に迎えに来てもらうはずが・・・お友達ゆっくりスタートだったので横浜の都筑を散歩。
横浜散歩中 pic.twitter.com/va9vlWiekw
— Saki☆はぐれはてなー (@nubatamanon) December 23, 2016
友達が散歩中に迎えに来てくれたので車で東京三鷹市に向かいます。
三鷹台へ
実は小学校を卒業するまでは三鷹台に住んでたのです。といっても30年以上前。バブル以前だし東京ディズニーランドもまだできていなかったころ。あの頃、あの身長で眺めた三鷹市井の頭というものが、大人になってどのような景色に映るのかがすごく興味があって。
横浜から小一時間で三鷹台に到着、そろそろ住んでいたところに近いはずなんだと思ったら記憶にある変電所を発見。ああ、帰ってきた!!!
突き当たったら三叉路、これを左に曲がったら茶畑があって、それを過ぎたらT字路で、それを曲がったら僕の住んでいた家。ああ、あった。もちろん今は違う方が住んでいて、隣りにあった豪邸は3軒くらいの家に建ち変わっていたけど、お向かいの家はおそらく当時のまま。「この壁で壁当てをした」とか「あそこはタバコ屋さんの自販機があって」とか当時の記憶がどんどん思い出されてくる。
生まれてから小学校を卒業するまでの12年間、ここで過ごしたんだよなぁ。しかし道が狭い。車一台がやっと通れるくらいの道だったのかここは。なんせ小学生だった当時、道路も広く感じたし車もそれほど多くなかったので。
(僕が住んでいたのはバブル前。引っ越す頃にやっと近所の新築の家が1億円と評判になり、わざわざ見に行くほどでした。それからほんの数年後にバブル到来、三鷹台の家はどれも数億円になるとは当時はまったく想像がつきませんでした。ちなみに昨日ちらっと見かけた家は9000万円くらいだったなぁ)
住んでいたところを見たあとは三鷹台駅前通りに。まさに生活圏。
「ちょっとまって、これサンドーレだ!!!サンドーレがある!!!」
サンドイッチ専門店のサンドーレさん。いまそのページを見ると創業38年ですって。僕が引っ越したのが33年前なので、やっぱり通ってたあの店だったんだなあ。クリームたっぷりの中にみかんやパイナップルが入った「フルーツサンド」ばかり僕は食べていた記憶が。今でもあるのかなぁ。
サンドーレさんの前には文房具のいずみ屋さんというお店があって、文房具を買ったりガチャガチャをしたり。プラモデルも売っててお小遣いの大半はここで消えたなぁ。
歩いたらきっともっとたくさんの思い出があるんだけど、先を急がなくては。
駅を通り越して立教女学院の手前を左にまがったところのコインパーキングに車を停めて井の頭線に乗り込みます。そう、この電車にのって僕たちは東京を離れたんだよなぁ。
井の頭公園へ
そして井の頭公園はおしゃれな駅に変身してました。でも駅の周りは当時のまま。公園の中なんて30年たってもあんまり変わらないんだね。
ここ、こんなに大きな石はなくて。ここで魚釣りとかしてました。フナとか釣れたんですよ。テナガエビとかね、クチボソとかね、川エビとか。もう少し下流にはドジョウもいたんですよ。
そして大きな池に向かいます。今でもボートがあるんだよね・・・ってボートめっさ多い!そして池がめっちゃ狭っ!!あの頃はもっと大きく感じたのに。
助走つけたら飛び越えられちゃうんじゃないか、というくらい(それは言い過ぎ)。これは12月23日の祝日の午後。奇跡的に外は暖かくてコートがいらないくらい。
雪の日にダンボール敷いて滑った話とか、ボートに乗ってるカップルにイチジク浣腸の容器を投げつけた話とか(なぜそこに落ちてたかはわからない)とか井の頭公園にあったプールの水が冷たくて5分も泳ぐと唇が真っ青になった話とか、池に氷が張ったときにボートを借りて「南極観測船ごっこ」って氷を割って奥までずんずん進んだ話とかをついてきてくれた友達に延々と話す。
マラソン大会があって池を一周したらゴールだった話とか、夏の朝にカブトムシを探しに来たら歩いてたカニを見つけた話とか話が本当に止まらない。池の水、キレイにしたんですってね。噴水もキレイに水しぶきを上げていました。
井の頭公園が神田川の源流で、その神田川の源流が井の頭公園の西端にあるんですよね。今でも水が湧き出ていて見れたのが本当に嬉しい。
昔の僕ならあそこまでぴょんぴょん飛んで水を触りに行くんだけど。大人になってしまった僕は遠くからカメラを構えるだけでした。おとなになったな、うん。
友達が「ほら!風船が飛んでる!!」って言うからカメラで追いかけて撮ってみたやつ。
それがね、ちゃんとピン合ってた。
僕の腕じゃないよ、カメラの力だけどね(笑)手ぶれ補正ほんとすごい。
このカメラ持ってってほんとよかった。他にもいっぱい写真を撮ったんだけど、たくさんの人が写ってるし、モザイクをかけたりするのが面倒なのでアップしませぬ。露店が出てたり、パフォーマーさんが芸をしてたり、上半身ハダカで何をしてるかよくわからない人がいたり、ギターで歌ってるダンディなおじいさんがいたり、レトロな自転車を乗ってる老人とかドラマに出てきそうな若い家族が手を繋いで歩いてたり、井の頭公園って本当に平和だ。ここ、本当に東京なのかなって思った。
散歩に疲れてきたので食事をすることに。ここからなら吉祥寺は歩いていける距離。
吉祥寺へ
しかし吉祥寺は変わったね。どこを歩いてるかさっぱりわからない。丸井の横から駅のほうに歩いていったんだけど、コンパスがほしいくらい。思っている方角とどうも合わなくって面食らいました。
何を食べようかウロウロしてて結局決めたのが牛タン。牛タンととろろ飯で有名?な「ねぎし」というお店にいくことに。友達が知ってたから教えてもらったの。関西の方にはないみたい。
食べながら写真は撮らない主義なのでHPから画像を探してみたりするやつ。これはすごく美味しかった。お肉でご飯を食べ、とろろでご飯をおかわり。ただテールスープのネギが長くって口のところにデロンってなるのがちょっと恥ずかしかった(笑)
公園を散歩して、お腹が空いたら美味しいものを食べて、お腹がふくれたらちょっと喫茶店でコーヒーを飲みながら休憩。そしておしゃべり。楽しいわな。
男女の友情はあり?なし?ありです!
そういえば以前どこかで「男女間に友情はない」と言っていた方がおられたように思いますけど、この朝からお付き合いしてもらってるのは女性の友達。こうやって記事にできるくらい「変な関係」ではないし、バカな話も仕事の話もシモネタもなんでもできる友達。分かる人にはわかるだろうけど、分からない人にはわからないだろうから異性の友情って。
もちろん、横浜に泊まって一人で三鷹に来ることもできたけど、一人でこうやってウロウロしてたらきっと「懐かしかったな」で終わってしまってたと思う。写真とって「ああ懐かしかった」って。でもこうやって友達と一緒にウロウロしながら思い出を話したり、いろんな物を見たり話を聞いたりしながらこうやって過ごしたからこそ「懐かしくて楽しい」時間を過ごせたと思うんですよ。
そう、あれです。ドリカムの「サンキュ」。作られた時は女性同士の友情ということで作ったらしいんですが、吉田美和さんいわくそれにこだわりませんよと。楽しいときも辛い時も話し合える友情っていいよねと思うわけです。
さて、お腹もふくれてコーヒーも飲んでそろそろ帰宅ということで吉祥寺駅から三鷹台まで戻ります。
「こうやって見ると井の頭線って顔っぽいよね」
「うん、目と目と口か。顔っぽいな」
「急行って三鷹台止まると思う?」
「ううん知らん、乗ったらわかるんちゃう?」
「あかんわ止まらへん降りよ」
「あぶなーあぶなー行き過ぎるとこだったじゃん」
まぁこういうやり取りが延々続いた一日でした。
さて、三鷹台駅に戻ったら車に乗り込み新横浜駅へ。ほんと楽しかったわ。
さて、そんな楽しかったことを思い出しながら土曜日仕事をしていましたが、そういえば友達がカメラを壊したという話を思い出して。一日付き合ってくれたお礼にこんなクリスマスプレゼントを送っておきました。これ、すぐ送れるし便利やね。カメラ現物ならクリスマスプレゼントに間に合わなかったけど、これなら5分で相手に届くから。
今でもまだ間に合うよ!
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今度は京都に遊びにおいでよと。一緒にカメラ持って京都撮ろうねって約束しました。