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岐阜 義足のダンサー踊り披露
12月24日 19時14分
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障害のある人もない人もクリスマスを一緒に楽しむ催しが岐阜市で開かれ、リオデジャネイロパラリンピックの閉会式に出演した義足のダンサー、大前光市さんがダンスを披露しました。
この催しは、障害のある人もない人も地域でともに暮らす「共生社会」を作ろうと、岐阜県が初めて開いたもので、岐阜市の会場には約500人が訪れました。
そして、ステージでは、岐阜県下呂市出身でリオデジャネイロパラリンピックの閉会式に出演した義足のプロダンサー、大前光市さんがダンスを披露しました。
ダンスの合間に、大前さんは、交通事故で左足のひざから下を失ったあと踊りを楽しめるまでに至った思いについて語り、「時間がかかっても変化した自分を受け入れることが大切だ」と呼びかけました。
訪れた人たちは、人間の葛藤をイメージしたという大前さんのダンスを熱心に見ていました。
岐阜市の67歳の男性は「私も左足が不自由ですが、大前さんのダンスを見て、やってやれないことはないと思いました。いいクリスマスになりました」と話していました。
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