伊勢えびなどの特産の海産物を格安で提供する販売会が、三重県志摩市の漁港で開かれました。
三重県志摩市の観光協会などが毎年、この時期に開いているもので、会場の波切漁港には、水産加工業者などが約４０のブースを設けました。
会場では▼１匹８００グラムの伊勢えびが６０００円、▼２４日朝に水揚げされたサバが２匹で３００円と、市価より２割から３割ほど安く販売され、大勢の買い物客が訪れて買い求めていました。
また、英虞湾で養殖されたカキを１分間以内にバケツに詰め放題にできるコーナーも人気を集め、多い人では３０個も詰め込んでいました。
このほか、地元の人たちがつきたての餅を来場者にふるまう催しも行われました。
三重県亀山市から訪れた６３歳の女性は「カキをたくさん買いました。あす、帰ってくる娘や孫にふるまいます」と話していました。
この販売会は、２５日も午前９時から午後２時半まで開かれます。