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高山 正月用塩ぶりの競り市
12月24日 19時01分
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岐阜県飛騨地方で正月料理などに使われる「塩ぶり」の競り市が、高山市の卸売市場で開かれました。
「塩ぶり」は、出世魚のぶりを半身におろして保存がきくよう塩漬けにしたもので、飛騨地方では、縁起物として年越しや正月に食べる習慣がありす。
24日、高山市の卸売市場で競り市が開かれ、はっぴ姿の競り人が威勢よく声をかけると、約40人の仲卸業者が指で値段を示して次々と競り落としていきました。
ことしは、去年は不漁のため入らなかった富山県氷見産のぶりも入荷し、高いもので10キロあたり6万円の値がついていました。
卸売会社の競り人、森瀬光秋さんは「年末恒例で気合が入ります。
縁起物なの食べていい新年を迎えてほしい」と話していました。
高山市の卸売市場では、今月30日までに約2000匹分の塩ぶりが取り引きされる見込みで、飛騨地方の料理店やスーパーなどに出荷されます。
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