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遠距離上等!俺様彼氏 作者:蒼龍 葵
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私と彼との出会い その二※

※濃厚シーンありR17でm(_ _)m
私は俊介さんとお付き合いして、かれこれ一年が経過している。
本来ならば、いつまでも遠距離恋愛を続ける事にも不安はあったし、出来れば彼の近くである大阪で働きたい。
でも私は以前、大阪にいる友人と大喧嘩しているので、なかなかあちらで働く気になれないのだ。
もう、あの喧嘩から何年も経っている。今更なんだが、あの昔何時間も待たされてみんなの前で馬鹿にされた過去がしこりのように残っている。
やめよう。過去は、過去!
これから、私は大好きな彼氏に会いに行くんだからっ!

いつものように新大阪駅で待ち合わせをして、彼と二日間泊まるホテルへ移動する。
どうせUSJに行くのだから、中のホテルを取った方が良いのだが、そこは彼のこだわりがあるらしく、いつも景色の良い高いホテルを選んでくれていた。
関西人って、本当高い場所? 建物が好きだなあとつくづく思う。
そんな事言ったら関西人への偏見だと怒られそうだから言わないけど。

ホテルのチェックインを済ませて二人で荷物を整理する。
大体この後は一時間くらいゆっくり二人の時間を過ごしてから、夜の腹ごしらえの為移動を開始するのが恒例だ。
しかしいつもと私の荷物は少し違う。何せ今回は、千里さんと選んだ例のものがあるので、それをいつ披露しようか?
鼻歌を歌って少しご機嫌の俊介さんの背中にそっと抱きつく。
「おっ、晶。今日はえらい積極的やな?」
「今日は、サプライズがあるの。だから、俊ちゃんは目を閉じてベットに仰向けになって?」
私のお願いを、年上の彼はいつもお安い御用だと聞いてくれる。
彼がベットに横になったのを見届けた私は、着ていたワンピースを脱ぎ、バックからメイド服を取り出して着替える。
ニーハイを準備したかったのだが、間に合わないので履いていた黒のストッキングのままだが、どのみち室内で靴も準備出来ないのだし、これで良いかと勝手に妥協する。
瞳を閉じている俊介さんの上に馬乗りになり、私は彼のストライプブルーのカッターシャツからオシャレな柄物のネクタイを抜き取った。
「あ、晶!? なんや、その格好!」
私のメイド服に驚いた俊介さんは、慌てて腹筋の力で上体を起こした。
コッソリ彼にご奉仕するつもりだったのに…というプランを崩された私は、彼の手首を抑えるが、全く力勝負にならない。
そのままあっさり逆転されて、気がついたら私の方がベットに組み敷かれていた。
目の前には支配者のような顔で私を見下ろす彼の熱い視線がある。
「メイドさんになって、オレにご奉仕してくれるん?」
「う、うん。俊ちゃんに、喜んで欲しくて」
そういい終える前に、俊介さんの唇が重なっていた。唇を噛まれ、頰と首筋を舌先と唇が移動していく。
さらに片手は私の胸元の黒いリボンを外し、ブラを軽くずらし、胸の形を確かめるように撫でてきた。
こ、これじゃあ折角メイド服を買った意味がないっ!
「ま、待って、俊ちゃん」
「待てるか」
さらに彼の唇は胸元のボタンまで外し、身体の中央に向けて唇を下げていく。へそに唇をあてられた所で、いよいよ焦る。
「ねぇ、待って…俊介」
名前を呼んだ瞬間、彼は忠犬のように顔を上げて大人しくなった。
それにほっとした私はようやく身体を起こす。
何て早いのか。既に胸元には赤いキスマークが散らされていた。おまけに、白のメイド服は半分程脱がされかかっており、折角編み込みまでしたのに、ベットで暴れた所為で髪もぐちゃぐちゃだ。
私はため息をつきながら編み込みを止めていたゴムを外す。
少し癖のある髪をサイドに流し、ベットから起き上がろうとすると、再び目を細めた俊介さんに身体をうつ伏せでベットに倒される。
「ちょっと!」
背中に彼の手を当てられ、両手を持ち上げられて彼のネクタイで軽く手首を縛られる。
後ろ手で縛られた私は、俊介さんに腰だけ高く掲げられ、膝立ちの姿勢にされた。
上半身はシーツについたままだ。下着とストッキングのあたりを温かい指がつぅっと撫でていく。その刺激に全身がぞくりと粟立つ。
「ね、ねえ、恥ずかしいんだけど!?」
「いい眺め」
ふふっと笑う彼は恥丘に指を這わせると、そのまま指を曲げてストッキングと下着ごと指を進めた。つるつるした布地が触れ合い、下肢に甘いしびれが走る。
爪先で薄いストッキングを引っ張られ、中央の部分だけが音もなく左右に引き裂かれた。
その穴を広げた指が下着の上から蕾の位置を確認するように動く。
膝がガクガク震えてお尻を掲げるのは限界だった。俊介さんはそれ以上の刺激を加えてくることもなく、ただ悪戯に同じ場所をなぞるだけ。
「は、恥ずかしいよ…こんな格好! ねえ、俊介ぇ」
ピタリと一瞬指の動きは止まったが、彼は頰を紅潮させる私に興奮したのか、指を増やして再び攻め立ててきた。
下着はそのままで、指が布地を押したり引いたりを繰り返す。
パンツは履いたままなので直接見られている訳ではないのだが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしい。少しずつトロトロした愛液が溢れてくるのがわかる。
もどかしい刺激に、私はくるりと顔だけ彼の方を向いて、もう無理…と哀願する。
優しい俊介さんはそれ以上私を辱めることもなく、拘束していた手首のネクタイを外し、自分の着ていたカッターシャツとズボンを脱ぎ、私の身体を抱きしめて深く口づけてきた。
裸になった俊介さんは普段白衣を着ている化学者と思えないくらい、逞しい筋肉に覆われている。
決して細すぎず、憧れの薄い筋肉をまとっている。その少し日に焼けた肌に、私はゆっくりと手を伸ばす。
私の乱れたメイド服からストッキングを左右に引き裂かれ、まるでニーハイのようにさせられる。そして下着だけを外された状態で、俊介さんが私の上に覆いかぶさってきた。
その間にもついばむようなキスを繰り返され、私は身悶えて身体を少し捩った。
忙しい俊介さんの左手は私の胸に添えられ、右手は先ほど散々遊んだ花園を再び侵食している。
既に俊介さんの手のひらを濡らすほどの愛液で溢れており、私は顔を覆いたくなった。
自分だけこんなに感じてしまって恥ずかしい。
結局何もご奉仕出来なかった。格好だけじゃ何も変わらない事を改めて痛感した私は、きつく瞳を閉じて涙を流した。
そんな私の気持ちを悟ってか、彼は涙を指の腹でぬぐいながら、頰にキスを落とす。
「謝らへんぞ。晶が可愛い過ぎるんが悪いんや」
耳朶を噛まれ、濡れた右手の指で頰を撫でられる。
わたしは反撃の為に手を伸ばし、彼の中心部に指先を這わせる。既に熱く昂ぶっているそれを指先で弾き、コッソリ下着のゴムへ手をかける。
「んーっ」
下着を下げて直接俊介さんのものを触ると、口づけが深くなった。吐息まで奪われるキスに頭がぼんやりする。
肩で息を整えている私を見かねて、俊介さんは自ら下着を脱ぎ、穏やかな笑みを浮かべたまま再び覆い被さってきた。
「オレの為に、わざわざこれ準備してくれたんやろ?ありがとうな」
私はこくりと頷き、彼に早く。とアピールをしながら太腿をゆっくり左右に開いた。既に潤んだ場所は彼にまざまざと見つめられているが、この格好をした時から、羞恥心はどこかに飛んでいた。とにかく、大好きな彼に満足してもらえるなら、それで十分だ。
「オレだけのメイドさん…可愛くて、エッチで…晶、堪らんわ」
特別、というものがこの俺様彼氏にとって嬉しかったらしい。
いつもより少し激しく彼に身体を貫かれ、私はいつもより散々感じてしまい、破れたストッキングの間にしたたる液体が入りこむほど乱れてしまっていた。

艶めかしい情交の跡が残るシーツを自分達で整え、二人で裸のまま互いの背を抱きしめる。
「夕飯、どうしよっか?」
「晶を食べるから、いらん」
先ほど一回戦終わったばかりだと言うのに、既に元気になっている俊介さんはにっこり微笑みながら再び私に熱い口づけを落としてきた。

えっと、ご奉仕…出来たのかなあ?
でも俊介さんが嬉しいなら、それでいっか。
単純な私はそのまま俊介さんの口づけに蕩けながら、再び声が掠れる程愛されて一夜をベッドの上で過ごすことになった。

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