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2016/12/20

Yahoo!ニュース「大木の尊厳死を考える」書いた裏事情

Yahoo!ニュースに『大木の「尊厳死」を考える 』を書きました。

 
これ、最初はブログネタだったのだけど、「尊厳死」という言葉が浮かんだので、「あ、Yahoo!にしよう」と方向転換(^o^)。逆に、Yahoo!ネタになるかな、と思っていた「樹根の世界」をブログに持ってきたという。。。
 
本当は、大木を目にして神聖なる気分に浸ろう……と思っていたのに、実際に訪れると可哀相な気分になってしまった。それがきっかけと言えばきっかけだなあ。
もちろん、少子高齢化の問題も人間界と一緒だということを意識したが……。 
 
能勢町の人には嫌われるかもしれない。しかし「人はなぜ大木を伐るのか」を書いたばかりで、タイムリーと言えばタイムリーだった。
 
 
なお今回気をつけたのは、タイトルを短くすること。長いタイトルにすると、Yahoo!では2行になってしまう。1行で納めた方がキレイと思ったのだ。
 

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コメント

鶴岡八幡宮の大いちょうも、6年前に倒れてしまいましたね。悲しいことですが、野間の大けやきにも、いざという時の再生方法を、今から検討が必要ということですね。

再生というより、今のうちに終焉を美しく迎えさせたら、と思います。伐採して、その木材で何か記念になるものをつくってもよいし、次世代の木を育てるプロジェクトを打ち立ててもよい。
今の状態を何がなんでも維持しようとするのは無理があるかと。

記事大変興味深く読ませていただきました。「樹根の世界」も「人間界と一緒だ」ということですが、樹は自分の意思を表明できません。「生前意思」という人間の尊厳を尊重する尊厳死という言葉を使って語ることに違和感を感じました。

枯れていくのを静かに見守る、というのも尊厳死に入りませんか?
たしか植物人間になった人間を、人工呼吸器などで延命をするのを止めることも尊厳死ではなかったかと。


つまり野間の大ケヤキは植物人間状態で延命治療を止めて枯らしてしまえ、あるいは危険防止の為に切り倒してしまえということですね。ご神木であり、地域の宝でもある木に対して、あまりにも心がないと思います。

どうも誤解をされているようですね。もともと野間の大ケヤキは事例の一つにしただけで、世間の「大木は何がなんでも守らなければならない」という思いに一石を投じただけです。
「枯らしてしまえ」と能動的なことも書いていませんよ。

野間の大ケヤキを事例のひとつにすること自体がそもそも間違いです。植物人間状態ではありません。新緑の頃の能勢に来て、樹勢の勢いを見てから書いていただきたかったです。少し前のブログに「大木は、みんな伐れ」と書かれてあり、その後に野間の大ケヤキの記述がありました。誤解をしているということですが、きちんと取材をされて書かれているのか疑問に思いました。季節を通じて大ケヤキを見て枯れかけているという判断をされたのであれば、その根拠を示していただきたいです。

樹勢の勢い……どうしても野間の大ケヤキから離れられないんですね(~_~;)。ならばご神木ではない街路樹や庭木の大木はどう思われるのか。。。

まあ、そうした人を対象に書いたのですから「一石を投じた」意味があったと思いましょう。

離れられないのではなく、野間の大ケヤキと田中先生の取材方法についてお聞きしているのです。論点を逸らさずに答えていただきたいと思います。能勢町では学識経験者が集まって計画的に保護増殖を行っています。委員会では「今、大きな問題はありません。」という調査結果を出しています。(記事参照)

http://www.town.nose.osaka.jp/14/56/1716/3628/003926.html

多面的な取材もせずに、冬の大ケヤキを見てヤドリギが多い=樹勢が弱い=枯れかけているという主観に基づく記事をyahooという注目度の高い場所で野間の大ケヤキのサムネイル写真とともに拡散すること、それによって多くの人の感情を傷つけています。一般的な世論に逆張りをして、主観に基づくこじつけの論を展開する、それがあなたの自称される森林ジャーナリズムなのでしょうか?

大けやき資料館には、何年も多大な治療を施してきたことを記しているじゃありませんか。

これ以上相手にするのは止めます。貴方にも興味ないですから。ここは私のブログなんで、どうぞほかのところへ。そもそもYahoo!記事に書けばよいのに。

ですから、治療を施されて、今回復しているのです。決して枯れかけてはいません。それを目で確かめてもいないで「能勢町の人には嫌われるかもしれない」と後ろめたさを感じながら、「尊厳死という言葉が浮かんだ」ので、野間の大ケヤキと結びつけた記事だと思います。先生のブログだから書かせていただいた次第です。ここに本音が書かれいると思いましたので。

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