ようやく「ハードシェルジャケットデビュー」を果たしました。好天時がメインの低山登山であるので、透湿性を重視してソフトシェルジャケットを愛用していたのですが、そろそろ本格的な冬山にステップアップするためには、やはりハードシェルジャケットが必要です。
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ハードシェルとは
防水性、防風性にすぐれており「ガチャ」と呼ばれる冬山特有の装備、アイゼンやピッケルなど金物でひっかけたとしても、破れにくい特徴があります。
その他ヘルメット着用を前提につくられたフードや、脇下に換気機能(ベンチレーション)があったり、袖口が大きく調整可能だったりと、冬山登山に欠かせない機能が備わっています。
主にゴアテックスを代表とした透湿性素材を使用していますが、各メーカーでも独自の透湿性素材を開発し、差別化をはかっています。
Patagonia:H2NO
monbell:ブリーズドライテック
finetrack:エバーブレス
マウンテンハードウェア:ドライQ など
他にはゴアテックスのライバル出現と言わしめたイーベントなど、様々な透湿性素材が出ていますが、透湿性素材のパイオニアとしての実績、信頼性を考えると、まだまだゴアテックスがメインになっている様子です
ハードシェル とソフトシェル 違い
一番の違いは防風性、防水性の違いです。ソフトシェルは多少の雨や風は防げますが、ハードシェルほどではありません。
しかし、透湿性やストレッチ性に優れ、好条件下の登山では愛用している方も多く見かけます。お値段もハードシェルに比べるとお求めやすくなっているのも魅力の一つです。
パタゴニア のハードシェル
様々なハードシェルを検討した結果、Patagoniaの「レフュジティブジャケット」に決めました。
一番の特徴は軽くて柔らかい。425g!
ゴアテックスのCニットと呼ばれる技術を使用しており、汗をより早く吸収、拡散することが出来ます。イメージとしては、「ツルツルのゴアテックス」と、「手編みのセーター風ゴアテックス」を想像してみてください。
どちらが蒸れにくいか、一目瞭然です。安く購入できたのですが去年バージョンでした(笑)しかし、軽くて柔らかく、しなやかです。まるでウインドシェルの様!
色は雪山でも目立ちやすいといわれるブルー系色です
ハンドポケット2つ。大きめの胸ポケット1つ。
内側にも手袋などを入れることのできるポケット1つ、コイン入れ1つ。
バックショット。フードはやはり大きめですね
脇下のベンチレーターも大きく開きます。止水ジッパーの為、ジッパーの開け閉めは若干固く感じます
裾のドローコードはハンドポケットから引っ張るようになっています
パタゴニア製品のスノーパンツ、一部のアルパインパンツに取り付け可能なスノースカート。ジャケットのずり上がりを防ぎます
本体:ゴア・Cニット・バッカー・テクノロジーを採用した、3層構造の3.1オンス・30デニール・リップストップ・ナイロン100%・ゴアテックス・シェル。DWR(耐久性撥水)加工済み。袖の下側と背中の上部:ゴア・Cニット・バッカー・テクノロジーを採用した、3層構造の4オンス・40デニール・ストレッチ平織りナイロン100%・ゴアテックス・シェル。DWR加工済み
425 g (15 oz)
引用元: http://www.patagonia.jp/product/mens-refugitive-jacket?p=83615-0