UQコミュニケーションズが2016年12月22日、WiMAX利用時に今まで3日で3GBのデータ通信量で速度制限がかかっていたのに対し、2017年2月2日以降から3日で10GBのデータ通信量で速度制限がかかるという大幅規制緩和を発表しました!
「WiMAX 2+サービスにおける速度制限の今後の対応について – UQコミュニケーションズ公式サイト」
3日で10GBと言いますと、WiMAXには月間データ利用量に制限がありませんので、月100GB程度のデータ容量を接続出来る事になり、一般ユーザー層は実質使い放題になったようなものです。
ネットワーク利用の公平性確保の観点からこの様な大幅規制緩和に踏み切ったようですが、利用者からするとかなり嬉しい発表です。
速度制限後の速度に若干変化があった模様
今までの3日3GB制限だった場合、速度制限後も約4Mbps程度の速度が出る事を確認しています。
参考:「WiMAXの3日3GB制限って越えたらすぐに速度低下するの?制限された後はどれくらい遅くなる?」
約4Mbps程度の速度が出ればネットサーフィンレベルであれば全然問題ありませんが、どうやら3日10GB制限の場合、制限後は「約1Mbps」程度の速度まで落ち込むと表記されています。
約1Mbps程度出れば正直問題ないとは思いますが、高画質な動画の閲覧では若干モタついてしまう可能性もありますね。
速度制限される期間が短くなった
速度制限後の速度の変化に加えて、速度制限される期間が短くなりました。
現行までの3日3GB制限ですと、3GB使用した日の翌日13時頃から翌々日の13時頃まで「約24時間」の期間で制限がかけられていましたが、3日10GB制限の場合、10GB使用した日の翌日18時頃~翌々日2時頃まで「約8時間」の制限に緩和されています。
制限が解除されるまでの期間がかなり短くなっている点はかなり良いですね。
3日で10GBなんてそうそういかない
つい先日「WiMAXは固定回線の代わりとなるのか?実際にWiMAXだけで1ヶ月生活して感じる事」という記事を書いたのですが、毎日それなりにネットの閲覧に時間をかけても3日で8GBがやっとでした。
普通に使っている人は3日で10GBのデータ通信量なんてそうそういきませんし、上記の記事の様に「WiMAX回線が快適に利用出来るエリアに住んでいる人」に限れば、固定回線の代わりとしてWiMAXを導入しても良くなってきているんじゃないかなと思います。
下り最大速度もどんどん速くなってきていますし、今後どんどん進化し続けるWiMAXに期待ですね。
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