蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【首都スポ】駒大・大塚は新たな「山の神」に2016年12月22日 紙面から
優勝争いに加わると見られる駒大。勝負の分かれ目となりそうな山登りの5区を走るのが、大塚祥平(4年・大分東明)だ。区間4位だった昨年に続いての挑戦。「どのチームも優勝するには往路で勝たなければだめ。往路を取るためには5区はすごく重要。区間賞を狙っていきたい」。最終学年の今回、優勝への強い思いをはっきりと口にした。 もともと長い距離が得意なタイプで、5区に向いている自覚もある。今回から区間の距離などの変更があるが「影響が出るのは4区。5区は多少楽になるという程度で、あまり変わらないのではないか」と見る。 これまでの「山の神」については「『力』で登っていくタイプの人が多かった中で、(1学年上の)青学の神野(大地)さんは軽く腕を振って登っていく感じでイメージを変えた存在。自分も神野さんのビデオを見て研究してきた」と話す。 前回は故障もあって「前半は自分のペースで進められたのに、宮の下からペースがあがらなくなった。今回もカギは宮の下あたり。小涌園までが苦しいが過ぎたら斜面の角度も落ち着くのでそこからペースをあげたい」と具体的なプランも明かした。 中学ではクラブチームでサッカーをやっていて、長距離は「学校の対抗戦に借り出されて始めた」という少し異色のランナー。卒業後は九電工に進み、「マラソンを頑張りたい」という大塚が新しい山の神となり、その脚で優勝を引き寄せる。 (山内明徳) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。 PR情報
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