ファイナルファンタジーXV

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ファイナルファンタジーXV
ジャンル ファンタジー
ゲーム
ゲームジャンル アクションRPG
対応機種 PlayStation 4
Xbox One
ゲームエンジン ルミナス・スタジオ
開発・発売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 橋本真司
ディレクター 田畑端
キャラクターデザイン 野村哲也
フェラーリ・ロベルト
メカニックデザイン 竹谷隆之
シナリオ 野島一成(原案)
板室紗織(リード)
音楽 下村陽子
プレイ人数 1人
発売日 世界の旗 2016年11月29日
レイティング CEROC(15才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
キャラクターボイス あり
アニメ:BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV
原作 スクウェア・エニックス
監督 増井壮一
脚本 綾奈ゆにこ
キャラクターデザイン 栗田新一
音楽 井上泰久、秋月須清
アニメーション制作 A-1 Pictures
配信サイト YouTube
配信期間 2016年3月31日 - 9月17日
話数 全5話
映画:KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
監督 野末武志
制作 スクウェア・エニックス
封切日 2016年7月9日
上映時間 115分
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲームアニメ
ポータル ゲームアニメ
ファイナルファンタジーXV』(ファイナルファンタジー フィフティーン、FINAL FANTASY XV、略称: FFXV, FF15)は、スクウェア・エニックスより2016年11月29日に発売されたPlayStation 4Xbox OneアクションRPGファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)の第15作目。

概要[編集]

新世代機によるハイパーリアリズム表現で描かれる、少年たちの友情と成長の物語。『』をテーマとしており、(心に)痛みのある描写になる。PVでは「スタンド・バイ・ミー」が使用され[1]、リバーシブル仕様のパッケージには主人公4人が旅する後ろ姿が描かれている。当初は「FABULA NOVA CRYSTALLIS」のひとつで、『ファイナルファンタジーXIII』(以下、『FFXIII』)や『ファイナルファンタジー 零式』(以下、『FF零式』)とは同じ世界であり共通した神話が存在するが、時代や世界観、解釈や扱いなどは異なる。ストーリーコピーは『父と子。そして王の物語。[2]
開発はスクウェア・エニックスの第2ビジネス・ディビジョンで[3]、ゲームパートを『キングダム ハーツII』、ムービーパートを『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』を制作したあと本作チームに加わったスタッフが担当する。バトルシステムは従来のファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトルで採用されてきたコマンドバトルではなく、『キングダム ハーツ シリーズ』のようなアクションRPG仕様になる[4]
発売後、バージョンアップにてPlayStation VRに対応することが発表されている。

沿革[編集]

2006年5月に開催された「Electronic Entertainment Expo(以下、E3) 2006」において、「FABULA NOVA CRYSTALLIS」プロジェクトの中核タイトルの一つ『ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII』(PlayStation 3向け)として、『FFXIII』および『ファイナルファンタジー アギトXIII』(後の『FF零式』)と共に発表された。その後、他の2作品は無事に発売され、『FFXIII』の続編である『ファイナルファンタジーXIII-2』と『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』も新たに発表され、そのまま発売された。しかし本作は開発の進捗に関する発表がない状態が長期間続き、2012年7月24日にスクウェア・エニックスの和田洋一社長(当時)が、開発が継続していることをTwitter上で明言した[5]程度に留まっていた。
そして、プロジェクトの発表から7年後の2013年6月に行われた「E3 2013」において、本作のタイトルをFFシリーズの新たなナンバリングとなる『ファイナルファンタジーXV』に改題[注 1]し、プラットフォームもPlayStation 4とXbox Oneに変更することが発表された[6][7]。ディレクターである野村哲也2010年9月のツイートで「(『ヴェルサス』は)PS3に特化して制作」とコメントしていたが[8]、タイトル変更後の2013年6月のインタビュー記事では「特定の機種に特化せずにDirectX11をベースにオリジナルを開発し、そこからPS4とXbox Oneへ移植する」としている[9]
なお、旧タイトルの「ヴェルサス(Versus)」は「向きを変えている」という意味のラテン語であると発表されているが、正確な読み方ではない[注 2]。「XIII」の名を冠していた当時の『FFXIII』との関係は、外伝のような位置づけでも、従来のFFシリーズ作品における「インターナショナル版」でも、『FFX』に対する『FFX-2』のような続編の関係でもなく、『FFXIII』や『FF零式』と同様に、それぞれが補完・独立した『FFXIII』とされていた[10]
2014年9月18日にスクウェア・エニックスの開発体制の見直しに伴い、野村哲也がディレクター業務を降板、田畑端へと引き継ぐことになった[11]
2015年3月19日に発売された『ファイナルファンタジー零式 HD』の初回限定特典として、体験版となる『ファイナルファンタジーXV -EPISODE DUSCAE-』がダウンロード可能となり、同年6月10日に体験版Ver2.0のアップデートが実施された。
E3 2013では、本作の物語は1作で収まらないほど壮大なものであるため、シリーズ化を想定して本作のみでは完結しないとされていたが[4]、2015年6月4日のATRでヴェルサスXIIIからXVに開発し直すあたり、スクエニの方針として一作で完結する作品にすることを求められたと発表され、ゲームとしては本作のみで完結することとなった[12][注 3]
2016年の3月31日(日本時間)ロサンゼルスにて、発売日が9月30日であることが正式に発表された[13]。本編の他に、アニメ化やCG映画化[14]やテックデモの配信、スマートフォンのミニゲーム、限定版などが発表された。
2016年8月15日、「ファイナルファンタジーシリーズの最新作として最高品質の体験をお届けするには、さらに完成度を高めるために今しばらくの期間が必要との結論に至った」として発売日を11月29日に延期することが発表された[15]

ストーリー[編集]

王国ルシス帝国ニフルハイムとの間で長きに渡って続いた戦争が、和平により終わろうとしていた。停戦協定の調印式を数日後に控えたルシス王子ノクティスは、その和平の証として帝国属州テネブラエの令嬢ルナフレーナと結婚式を執り行うために、3人の友人と共に王都を発った。
しかし調印式当日、ニフルハイムはルシスを裏切り王都を襲撃する。ラジオの報道は、ルシスの象徴たるクリスタルが帝国の管理下に置かれたこと、父である国王レギス、ルナフレーナ、そしてノクティス自身の訃報をひっきりなしに伝えていた。故郷の平和は一瞬にして崩れ去り、ノクティスには友人達と父の愛車レガリアだけが残された。

システム[編集]

フィールド関連[編集]

時間経過
フィールドで活動していると、画面右上に表示された時間が経過していき、20時と6時を境に昼と夜が切り替わる。昼夜一方でしか出現しない敵がいる。
夜になると序盤はオートドライブができず、強力なシガイが出現するようになるなど危険なことが多い。
モブハント(後述)の討伐対象が夜にしか出現しない場合、受注時に夜まで時間を進めることができる。
店は基本的に24時間営業であるが、施設によっては昼間でないとは入れない場所もある。
クエスト
ゲームを進める上での達成目標。
ストーリー進行にかかわるクエストの他、マップ上で「?」で表示されるキャラに話しかけたりレストランで討伐依頼を受けることで受注することができる。達成までの期限はない。
レストランの依頼は「モブハント」とも呼ばれ、一度に一つしか受注できず、討伐後はいずれかのレストランに報告する必要がある。多くのモブハントをクリアすることでランクが上がり、受注できる内容が増えていく。
モブハント以外はクリア時に経験値が加算される。
レストラン
見ての通りの食事をする場所。多くの拠点に存在しているが、ない拠点もある。
食事をすると各パラメータに補正が発生するほか、料理によってはレシピが入手できる。
食事以外にも、近くの拠点・標・採取ポイントの場所を聞いたり、モブハントの受注ができるなど、旅の拠点としてもとりわけ重要。
ジャスティスモンスターズファイブ
「クロウズネスト」というレストランチェーンに設置されたピンボールゲーム。1プレイ10Gil。配信されているアプリと比べると手持ちモンスターやステージなどが限定的だが、貴重なアイテムを入手できる。
4つの属性のモンスターのいずれかを選択し、任意の角度に打ち出してフィールド上の敵を倒すことでステージを進めていく。
敵はある程度の間隔を置いて攻撃してくるので、それを受けないように壁やバンパーなどで反射して当てていき、全滅させることでステージクリアとなる。ある程度ステージを進めるとループし、都度敵が強化されていく。
ランダムで出現する回復アイテムで回復することはできるが、HPが尽きたモンスターは復活させることはできない。
自モンスター及び敵にはそれぞれ弱点・耐性が設定されており、これによってダメージが増減する。そのため、基本的にいずれのモンスターも失わず進めることが重要。
バンパーに当てるとスロットが発生する場合があり、これが揃うことで宝箱やスコアの獲得・モンスターの回復などが発生する。1つのステージに4回まで発生する。
×ボタンでいつでも終了することができ、この時に獲得している宝箱の数で景品が変化する。スコアは何の影響もない
ダンジョン
ダンジョンはフィールドとシームレスにつながっているが、入った時点でマップがそのダンジョンのものに切り替わり、マップメニューが「入口に戻る」しか行えなくなる。セーブも不可。
奥には到達目標が存在しており、謎を解きつつそこに到達することで貴重なアイテムを得たりすることができる。
ダンジョンにはストーリー上確実に訪れるものだけでなく、任意に訪れるものもある。任意のものは情報として聞くことは少ないが、クエストや探索の途中でその所在を知ることができる。
レガリア
長距離の移動に用いられる。操作には任意の場所を指定して移動するオートドライブとコントローラーで操作するマニュアルドライブの二つがある。マニュアルのメリットは特にないが、序盤は夜になるとマニュアルでしか操縦できなくなる。
オートドライブは地図上の到達可能な任意のポイントやクエストの最寄りの場所、パーキングエリアを目標として設定できる。また、パーキングエリアであれば10Gil払うことで一気にその場所に移動できる「ファストトラベル」が実行できる(作中時間は相応に経過する)。
移動にはガソリンを消費するため、減少してきたら給油する必要がある。給油は残量にかかわらず10Gil。ファストトラベルを使用した場合、ガソリンは一切減少しない。
クエストやショップで各種パーツを入手することができ、ハンマーヘッドのガレージで装着することで色を変えたりステッカーを張ったり、ガソリン容量を増やしたりといったカスタマイズが可能。
マップからレガリアのある場所に移動したり、逆にGilを払うことでレガリアを近くに呼び出したりハンマーヘッドに搬入したりといったことができる(作中時間は経過する)。
チョコボ
序盤で条件を満たすことで搭乗可能となる鳥。レンタル制であり、24時間で50Gil。解禁された時に入手できる「チョコボの笛」で呼び出すことも可能。
レガリアに比べると移動速度は遅いが、レガリアでは到達不可能な道なき道を移動するのに便利。歩く・走る・全力疾走が可能だが、全力疾走はスタミナを消費する。
登場し続けることでレベルが上がり、移動速度やスタミナが上昇したり、戦闘でサポートしてくれるようになる。
宿泊
宿に泊まったりキャンプを行うことで、HPの回復や各経験値の清算が行われる。
レベル経験値は宿泊先によって倍率が異なり、キャンプ(無料)が1倍、モービルキャビン(30Gil)が1.2倍、モーテル(300Gil)が1.5倍、ホテルが2倍(10000Gil)となっている。
キャンプはフィールドやダンジョンに存在するポイント「標(しるべ)」にて行える。また、標周辺には魔法生成に必要なエレメントが存在している。
アビリティコール
主にレベルアップ時に獲得できる「AP」を消費することで、ステータスを強化したり技を習得したりといった有利な効果を獲得できる。
APはこれで習得できるアビリティによって、釣りや運転などでも獲得できるようになっていく。
釣り
特定の場所で実行できる。ノクティスの趣味。
ライン・ルアー・ロッド・リールの4つから成る。それぞれ複数種類存在しており、ラインは耐久度、ルアーは釣りやすい魚、ロッドはライン耐久度の減少量、リールは魚のスタミナ減少量が変化する。
ラインには耐久度が設定されており、これが0になるとルアーを失ってしまうため、その前に新しいラインに変更しなければならない。
釣りを開始するとマップに魚の場所が表示されるため、そこ目掛けてルアーを投げ込み、適度にまいたり左右に振るなどして魚の興味(警戒心)を上げて食いつかせる。
食いついた後は○ボタンで巻き上げて魚のスタミナを削り、0にすることで釣りあげることができる。巻き続けるとラインテンションが上がっていってしまい、画面中央に表示される警告が点滅している間ライン耐久度が減少してしまうので適度にまくのをやめる必要がある。
時折、左右に引っ張ったりジャンプしたりといった抵抗を見せるので、画面に表示されるとおりの操作を行うことでテンションやスタミナを下げることができる。
釣った魚は、マップ上で青い点で表示されるものは素材、黄色い点で表示されるものは食材として入手できる。

戦闘関連[編集]

概要
敵となる獣やシガイは多くの場合はフィールド上に事前に配置されており、その近くによって発見されると戦闘に入る。
戦闘は配置個所を中心とした規定の範囲内で行われ、そこから脱出することで「逃走」となる。逃走後は敵は追ってはこないが、与えたダメージは時間経過によって回復していってしまう。
戦闘では、〇で攻撃、□で回避、△でシフト(後述)、十字キーで武器変更、L1+十字キーで仲間コマンド、R2でアイテム、R1でロック(R3でロック固定)、R1+L1でファントムソード(後述)といった操作で行われる。
○や□は押し続けることで、攻撃は自動でコンボとなり、回避は自分が受ける攻撃を勝手に回避してくれる。ただし、回避は都度MPを消費する。
ダメージ
ダメージを受けていくとHPが減少するが、0になっても直ちに戦闘不能にはならず、今度は最大HPが減少するようになる。減少した最大HPはエリクサー系でなければ回復できないが、その値まではHP0でもポーション系で回復できる。
最大HPが0になってしまうと戦闘不能になり、「フェニックスの尾」を使わないと復帰できなくなる(復活すると最大HPも全快する)。
ノクティスが戦闘不能になるとゲームオーバーとなり、最後にセーブしたところまで戻されてしまうが、ゲームオーバーになるまでには多少の猶予があるので、その間にフェニックスの尾を使えば回避できる。
リンクコンボ
近くに仲間がいる状態で背後からの攻撃や後述するパリィに成功すると、その仲間とともに追加攻撃を行う。
リンクコンボ発動中は参加者は無敵となる。
パリィ
画面中央に□マークが表示される攻撃を回避することでパリィのチャンスが発生する。
□マークが○マークに変化するので、消えないうちに○ボタンを押すことで、回避しつつ反撃を行う。
シフト
ノクティスが前方に武器を投げ、その場所に移動する能力。発動にはMPを必要とし、切れると「MPバースト」という状態に陥ってしまう。
壁や高台など、△マークが表示されるポイントを画面に映した状態で△ボタンを押し続けることで遠く離れたそのポイントに移動することができる。この際、MPが瞬時に全回復する。
敵をロックオンしている状態で短押しすると、その敵に武器を投げつけて高速接近からの攻撃「シフトブレイク」が行える。この攻撃は敵との距離が長いほど威力が増す。
部位破壊
敵をロックオンした状態で右スティックを操作すると、対象の敵を変更する以外にも攻撃部位を変更することができる。
同一の場所に攻撃を加え続けることでその部位は破壊することができる。破壊すると「CRASH」と表示され、場所によっては特殊なドロップアイテムを入手できる。
魔法
フィールド上で吸収できる炎・氷・雷のエレメント+αを組み合わせることで、魔法を精製することができる。精製しておける魔法の数は「マジックボトル」を獲得することで増えていく。
エレメントは各99までストック・投入でき、精製時に投入量を増やすことで魔法の威力を強化できる。威力を示す「POW」の値が一定以上になると、魔法のランクがアップする。
魔法精製時には食材やドロップアイテムを投入することができ、それによってPOWが増加する以外にも連発になったりストップ効果が発生するようになったりといった効果が得られる。投入できるアイテムは一度に一種類のみ。
魔法は武器枠に装備することで発動できる。非常に強力であるが、仲間にもダメージが発生する・一度使うとインターバルが必要・消耗品(ボトルは減らない)といった制限があり、安易な使用は避けたほうがいい。
仲間にも装備させることもできるが、その場合はメインまたはサブ枠の武器を外す必要がある。
ファントムソード
各地に存在する「王の墓所」で入手できる、ルシス王家に伝わる特殊な武器。
弓や斧といったカテゴリ外の武器が存在し、それぞれ特殊なモーションを持つ。強力であるが攻撃するたびにHPを消耗する諸刃の剣である。また、それぞれ異なるステータス補正があり、装備しているだけでも有用ではある。
ストーリー進行によって、「ファントムソード召喚」や「ファントムリンク」といった特殊スキルが使用可能となる。
仲間コマンド
戦闘中、時間経過などで「コマンドゲージ」が増加していき、それを一定量消費することで仲間によるサポートを実行できる。該当する仲間が一定距離内で戦闘可能な状態である必要がある。
コマンドの種類はアビリティコールで増やすことができ、装備画面で変更することが可能。コマンドによってゲージの消費量が異なる。
コンボリンク同様、実行中のキャラは無敵となる。

キャラクター[編集]

メインキャラクター[編集]

ノクティス・ルシス・チェラム(Noctis Lucis Caelum)[注 4]
- 鈴木達央[16]佐藤美由希(幼少)[17]
年齢:20歳 誕生日:8月30日 身長:176cm 好きなこと:釣り、ゲームのハイスコア更新
本作の主人公。仲間たちからは、「ノクト」とあだ名で呼ばれている。
ルシス王国の次期国王。ルシス国王は代々国を守る結界を張っているがために寿命が短い。従ってノクト自身もその運命にある。
高い身体能力を誇り、クリスタルの力を解放する事で複数の武器を自らの周りに出現させる事が出来る。
力を解放した時、瞳が蒼から赤に変わり、武器召喚だけでなく瞬間移動も可能となる。
性格はクールでも熱血でもなく、プライドが高い自信家。自分は「強い」と思い込んでいるが、ごく普通の青年である。
基本的には人見知りで照れ屋。照れているのに冷静さを装ったりと、表に現れる言葉と裏の感情が一致しない。
王族の堅苦しさを嫌い、自由奔放な言動を繰り返し、周囲を呆れさせることも。
母はノクトが幼い頃に命を落としており、レギスが一人で育ててきた。
強がりなのは国の人々を護ろうとする考えからきており、自分の為に犠牲を出したくなく、仲間に止められても飛び出してしまう。
右手の指輪だけが唯一の装飾品。
ノクティス(Noctis)とはラテン語で「夜」を意味する。
固有スキルは「釣り」。特定の釣りポイントで釣りを行うことができる。スキルレベルが上がるとヒットしやすくなったりラインの耐久力が下がりにくくなる。
どんな武器でも使いこなせるが、初期武器は片手剣。
ルナフレーナ・ノックス・フルーレ(Lunafreya Nox Fleuret)[注 5]
声 - 北川里奈[18]/忽那汐里(KINGSGLAIVE)[19]
年齢:24歳 誕生日:9月4日
本作のヒロイン。テネブラエ王国の名門「フルーレ家」の令嬢。ノクトの婚約者で、「ルーナ」という愛称で呼ばれる。
「神凪」の巫女で、神と対話し世界の浄化を担うため、世界中の人々から敬愛を持って支持されている。
しっかりとした意思を持ち、芯が強く、自分で何かを為すために行動する、強い女性。
政治的な難しい位置に立たされているが、逆境にも負けない強さを持つ。
幼少期に、不可侵だったテネブラエをニフルハイムの兵士が襲った際に監禁されたことがある。
開発段階では「ステラ・ノックス・フルーレ(Stella Nox Fleuret)[注 6]」という名前だったが、『FFヴェルサスXIII』から『FFXV』になるにあたり、ステラのキャラクター性と持っている役割が『FFXV』において成り立たなくなったため、ステラに代わるヒロインとして新たな役割を担ったルーナが登場することになった[20]
プロンプト・アージェンタム(Prompto Argentum)
声 - 柿原徹也[16]金田アキ(幼少)
年齢:20歳 誕生日:10月25日 身長:173cm 好きなこと:写真撮影
ノクトの仲間の1人。明るく陽気な性格。主人公の仲間の中では、ムードメーカー的な存在でお調子者かつ女好きでもある。作中ではシドニーがお気に入り。アニメ版では幼少期は小太りでメガネをかけた人見知りとして描かれおり、この頃から写真を撮っていた。
ノクト達とは違い、特別な家柄にはない、学生(高校)時代からの悪友。
内心では身分の違いに負い目を感じており、幼なじみでないことも気にしているため、仲間の役に立ちたいと願う健気な一面も持っている。
先述のようにノクトの寿命が長くないことを知っているため「仲間との旅を写真で残しておこう」と考えて写真を撮っている。
一般人なため戦闘慣れしていない(だが、軍師曰く一般の兵士と遜色ないレベルに到達している)。  所属と役職はともに不明。 
固有スキルは「フォト」。作中の様々なシーンを撮影し、宿泊時に確認できる。スキルレベルが上がると様々な演出が追加される。撮影枚数はアクセサリで増やすこともできる。
メイン武器は銃、サブ武器はマシンナリィ。HPが最も低いが、射撃により素早い・小型・空中の敵に対して高い対応力を持つ。
グラディオラス・アミシティア(Gladiolus Amicitia)
声 - 三宅健太[16]
年齢:23歳 誕生日:4月2日 身長:198cm 好きなこと:Colemanでキャンプ
ノクトの仲間の1人。腕や胸元に見える猛禽類らしきタトゥーと顔に傷のある、大柄な体格の青年。「グラディオ」という愛称で呼ばれる。
王家の“盾”として代々その任に着く、アミシティア家の総領。かつてはノクトの親衛隊兼剣術の指南役を務めた。
ノクトとは家柄を越え、幼い頃から兄弟のように育ってきた。
王家とは家族ぐるみの付き合いがあり、臣下というよりは、盟友に近い関係。妹思いであり、妹へのプレゼントを探し、それをノクティスからのプレゼントとして渡すようにノクティスに頼んだりしている。
戦闘好きで、色々な技の研究をしており、仲間に連携のアイデアを提示することも。
アウトドア好きで、キャンプ用品を買い集めている一方、読書好きでもある。
性格は豪放磊落でノリのいい兄貴分としてパーティを支える。
固有スキルは「サバイバル」。戦闘中、回復アイテムなどを拾うことがある。スキルレベルが上がると拾うものの質がアップしていく。
メイン武器は大剣、サブ武器は盾。広範囲に大ダメージを与えられ、本人もHPが高いためフィジカル面では非常に頼もしい。
イグニス・スキエンティア(Ignis Scientia)
声 - 宮野真守[16]
年齢:22歳 誕生日:2月7日 身長:183cm 好きなこと:料理レシピ考案
ノクトの仲間の1人。長身の眼鏡をかけた青年。眼鏡がなくても全く見えない訳ではないが、はっきり見えないのが気に入らないということで常にかけている。
冷静で頭の回転が早く、真面目な性格。博識で料理が得意。
車の運転も得意で、ノクト達が愛車「レガリア」で移動するシーンでは運転手を務めていた。
居合を思わせる戦闘術を駆使し敵を薙ぎ払う。また、魔法による攻撃も行う。
幼少の頃より将来ノクトに参謀として仕えるため、英才教育を受けてきた。
固い絆で結ばれたノクトの幼なじみ。不器用なノクトをフォローし、相談にも乗る理解者。
固有スキルは「料理」。食材の入手やレストランの食事でレシピを得ることで、キャンプ時に食事を作ってステータスに補正を加える。宿の宿泊時には料理は行われない。スキルレベルが上がると新しいレシピを閃く。
メイン武器はナイフ、サブ武器は槍。サポート系のコマンドが多めで、索敵も担当する斥候タイプ。HPはプロンプトに次いで低い。
コル・リオニス(Cor Leonis)
声 - 東地宏樹[16]
年齢:45歳
ルシス王国親衛隊長であり、祖国とレギス王に忠誠を尽くす、堅物の武人。
実力はルシス3強に数えられるほどで、「不死身将軍」の異名を持つ。若い頃はノクトの父レギスと共に戦っていた。
ノクト達に対しては厳しく接しており、煙たがれてもいるが、彼らを見守るため、旅に同行する。

ルシス王国[編集]

レギス・ルシス・チェラム(Regis Lucis Caelum)
声 - 磯部勉[18]
年齢:50歳
ノクトの父でルシス王国113代国王。魔法障壁で王都インソムニアを守る傍ら、男手一つで息子を育ててきた。50歳だが、クリスタルの力を使用している代償により老化が進んでいる。調印式の最中に起こった騒動で、訃報が伝えられる。
クレイラス・アミシティア(Clarus Amicitia)
声 - 銀河万丈
グラディオの父親。ルシス王国の宰相にして、レギスの幼馴染。
ゲンティアナ(Genteana)
声 - 木下紗華
ルーナに付き従う黒髪の女性。ただの付き人ではなく、彼女自身も特別な存在。
シド・ソフィア(Cid Sophiar)
声 - 勝部演之[21]
年齢:77歳
ルシス領にある整備工場「ハンマーヘッド」の店主。30年前、レギスと共に旅をした仲間の一人。職人気質で頑固だが素は優しく面倒見のいい性格をしている。現在は孫のシドニーに店を任せている。
シドニー・オールム(Cidney Aurum)
声 - 嶋村侑
年齢:26歳
「ハンマーヘッド」の看板娘でシドの孫。現在はシドより店の切り盛りを任されており、ノクト達の愛車「レガリア」の整備も行っている。
イリス・アミシティア(Iris Amicitia)
声 - 潘めぐみ
年齢:15歳
グラディオの妹。ニフルハイム帝国による王都襲撃から逃れ、レスタルムの街で暮らしている。辛い状況でも前向きさを失わない、芯の強い少女。幼少期にノクトに救われた過去があり、これ以降ノクトやイグニスとは親交を持つようになる。
ペトラ・フォルティス(Petra Fortis)
声 - 落合弘治
王都インソムニアの北ゲートを守護する衛兵。インソムニア出身。衛兵の仕事に誇りを持ち、レギス王に対する忠誠心も高い。「王の剣」に対しては大義を持たない移民ととらえているため、不信感を抱いている。

ニフルハイム帝国[編集]

イドラ・エルダーキャプト(Iedolas Aldercapt)
声 - 飯塚昭三
ニフルハイム帝国皇帝。飛行艇、魔導アーマーなどの兵器を用いて領土を拡大してきた覇権主義者だったが、現在は一線は退いており、隠居状態。突如、ルシス王国に停戦協定を持ちかけてくる。
作中の解説によると、30年前の戦争までは現在とは逆の穏やかな性格だったらしい。
アーデン・イズニア(Ardyn Izunia)
声 - 藤原啓治[22]
現役を引退しているイドラに代わりニフルハイム帝国を政治面で取り仕切る宰相。
つかみ所のない飄々とした態度をとり、ノクト達の旅の行く先々で神出鬼没に現れ、旅の手助けをしている。
グラウカ将軍(Glauca)
ニフルハイム帝国軍のトップ。機械の魔導兵を従える。
ヴァーサタイル(Verstael)
ニフルハイム帝国の研究機関に所属する魔導兵器の開発者。
アラネア・ハイウィンド(Aranea Highwind)
声 - 沢城みゆき
ニフルハイム帝国軍第三軍団第87空中機動師団の団長。
准将という地位に就いているが元々は傭兵であり、与えられた任務の範疇外の事はしない割り切った性格をしている。
レイヴス・ノックス・フルーレ(Ravus Nox Fleuret)
声 - 中村悠一
年齢:28歳
ルーナの兄。かつてはテネブラエ王国の人間だったが、現在はニフルハイム帝国軍に所属している。
12年前、ニフルハイム帝国の襲撃で母シルヴァを失い、自分たちを見捨てたルシス国王レギスに強い憎しみを抱いている。

「王の剣」[編集]

ニックス・ウリック(Nyx Ulric)
声 - 綾野剛(KINGSGLAIVE)[19]
ルシス王国レギス王直属部隊「王の剣」の隊員。「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の主人公。
かなりの皮肉屋でピンチの際も冗談は欠かさない。移民であり、故郷が帝国に占領された際に妹を亡くしている。
タイタス・ドラットー(Titus Drautos)
声 - 山寺宏一(KINGSGLAIVE)[23]
「王の剣」を統括する将軍。教育担当であり直接戦地には参加しない立場をとっている。
リベルト・オスティウム(Libertus Ostium)
声 - かぬか光明(KINGSGLAIVE)[23]
「王の剣」の隊員。ニックスとは同郷の出身で、親友でもある。
ルーチェ・ラザロ(Luche Lazarus)
声 - 関智一(KINGSGLAIVE)[23]
「王の剣」の現場指揮官。ドラッドーの右腕として戦地での自軍の統率を行う。
クロウ・アルティウス(Crowe Altius)
声 - 藤村歩(KINGSGLAIVE)[23]
紅一点の女性隊員。ルシス辺境の出身で、孤児として育った。密偵を得意としている。大魔法を使いこなす術者の一人。
ベルナ・カーラ(Pelna Khara)
声 - 高木渉(KINGSGLAIVE)[23]
トレッド・フュリア(Tredd Furia)
声 - 小松史法(KINGSGLAIVE)[23]
アクシス・アーラ(Axis Arra)
ソニト・ベラム(Sonitus Bellum)

その他[編集]

カーバンクル
ノクトを見守っている小動物。召喚獣であるかは不明。
アンブラ/プライナ
ルーナと共にいる犬。黒い犬がアンブラ。白い犬がプライナ。

世界観[編集]

『FFXV』は、主人公のいる世界は現代的で魔法的なものではなく隕石熱による発電で生活エネルギーを賄っている。
外世界と呼ばれる異文化が周りに存在する。公用語は英語、筆記では漢字を要する場面もある。

国家[編集]

ルシス
ノクトの父レギスが治める王国。ニフルハイムに唯一抵抗を続けているが、魔法障壁で守られている首都以外はほぼニフルハイムに制圧されている状態。
世界に残された最後のクリスタルを保有している。ルシス王家は代々クリスタルを守護しており、その加護による特別な力が備わっている。魔法障壁は国王の魔力を消費して張られており、代々の国王はこの影響による生命力の低下で老化が早い。
ルシスの王は何代にも渡り続いており、代々の叡智が指輪に蓄積され続けており、王が亡くなると、指輪を継承することで、次の代に叡智が引き継がれる。
日本がモチーフとなっており、他の国よりも漢字を使用する場面が多い。
本編開始直前に落城、国土炎上により滅亡し、多くの死者と避難民を大量に出す歴史的大惨事の舞台となる。
作中で主に使われる通貨「Gil」が使われていないため、開始当初のノクティスらは実質無一文。
ニフルハイム
ルシスと冷戦を続けている軍事国家。機械文明の国。
軍の隊長クラスには人間が就いているが、配下の兵士は機械でできた魔導兵で、汎用タイプの旧型と戦闘特化タイプの新型があり、圧倒的な物量を誇る。
クリスタルを奪うため、ルシスへ侵攻する。過去にも多くの国と戦争を起こす、近代武力を有する国。
地下には生物兵器を培養、育成、調教する巨大施設が存在する。
テネブラエ
ルシスの隣国。ニフルハイム帝国の属州だが、神凪がいるため自治権が認められている。テネブラエ王国のフルーレ家に生まれる王女が、代々神凪の役割を担っている。
かつてはルシスとは良好な関係を築いていたが、12年前にテネブラエを訪れていたルシス王族を狙ったニフルハイム帝国軍の襲撃で当主シルヴァが殺害され、以降帝国の管理下に置かれている。
ソルヘイム
神話の時代、戦争が勃発したとされる荒地。その地には神話の武器が眠っているとされている。
アコルド
水量に恵まれた美しい国。ルシスとニフルハイムの中間に存在。ニフルハイムの支配下。水神リヴァイアサンが祀られている。

地域[編集]

リード地方
物語序盤に訪れる荒野が広がっているエリア。地域の環境上、街などは存在せず、ハンマーヘッドなどのPAや拠点が点在している以外は廃墟が各地に残っているのみである。地域中央には特徴的な形をした「ランガウィータ孤峰」と呼ばれる岩山がそびえ立っており、旅をする人々の目印となっているほか、南の沿岸部にはガーディナ渡船場がある。
ダスカ地方
物語序盤から中盤に訪れるエリア。森林や草原、湿地帯など緑豊かな自然が広大な範囲で広がっており、その分生息しているモンスターも多い。中央にはかつて落下した隕石「メテオ」によって出来た巨大なクレーター「カーテスの大皿」があり、観光名所となっている。またその真下には神話に登場する巨神タイタンが鎮座しており現在でもメテオを支え続けている。
クレイン地方
ダスカ地方の西に位置する大陸最西端のエリア。ラバディオ火山やラバディオ渓谷など地域全体が起伏に富んでいるのが特徴。
ガラード地方
王都インソムニアの北東に位置する小さな諸島の一地方で、ニックス、リベルトの故郷。かつては魔法障壁に守られていたが、30年前の戦いで魔法障壁の規模が縮小された影響で、以降はニフルハイムの侵攻を受けるようになった。

都市・街[編集]

インソムニア
ルシス王国の首都。東京新宿がモチーフとなっている。
デイドリム
インソムニア郊外の街。昭和の日本の下町をモチーフにしており、町には多くの日本家屋が立ち並ぶ。
オルティシエ
アコルドの首都。水の都。ノクトとルーナの結婚式を挙げる場所でもある。複数のカフェや船上市場、公園、コロシアムなどが存在、ゴンドラに乗って観光することも可能。イタリアヴェネチアがモチーフとなっている。
レスタルム
ダスカ地方の街。キューバハバナがモチーフとなっている。ラバディオ渓谷の崖上に街が作られている。落下以降、いまだに燃え続けているメテオの熱を利用してエネルギー生産や発電を行っている。地域の環境上、温暖な気候で街の人々もすれ違う際に挨拶をしてくるなど温厚な気質をしている。街の仕事や作業等は女性を中心に採用しており、作業着を来た女性を多く見かける。料理は香辛料をふんだんに使用している。路地裏の広場では露店や屋台などが開かれており、昼夜住人や観光客の人々で賑わっている。
ハンマーヘッド
ルシス領にある整備工場及びガソリンスタンド。

登場機器[編集]

レガリア(Regalia)
ノクトの父、レギス国王の愛車で、ハードトップ開閉式のオープンカー。王都陥落によりレギスの訃報が伝えられる中、形見としてノクトが乗ることとなる。飛行形態もある。

用語[編集]

クリスタル
ルシス王国が所持している聖石。ルシス王国ではクリスタルの力を使って魔法障壁を展開し王都を守っている他、星の危機が迫っている時にクリスタルによって次期の王が選ばれると言われている。クリスタルの力を使用する代償として使用者の命を削るとされ、レギスにおいては実年齢よりもかなり老いた見た目をしている。
光耀の指輪
ルシスの国王に代々受け継がれてきた指輪。クリスタルと共に神から贈られてたものと伝えられている。指輪をはめることでクリスタルの力を自在に扱えるようになるが、使用者の身体には大きな負担が掛かる。資格がない者がはめると直ちに身を滅ぼすため、正当な王位継承の証としても用いられている。
野獣
従来シリーズにおけるモンスター。各地域の環境によって生息しており、ファンタジー的な生物や現実での動物を模したものなど多様な種類のモンスターが存在する。
なお、作中で登場する「キュウキ」「コントン」などは中国神話に登場する「四凶」と呼ばれる怪物がモチーフ。
シガイ
夜間や洞窟等の暗闇から現れるモンスターの総称。暗闇であればどこからともなく現れるため、夜間における移動や外出は危険とされている。強い光を弱点とし嫌う性質があるため町や拠点では強力なライトによって一帯を照らすことでシガイが侵入してこないよう対策を取っている。ゴブリンや鉄巨人、ネクロマンサーなど総じて闇属性のモンスターが多い。

スタッフ[編集]

  • ディレクター - 田畑端(降板した野村に代わり就任)
  • 原案・キャラクターデザイン - 野村哲也
  • キャラクターデザイン - フェラーリ・ロベルト
  • ムービーディレクター - 野末武志
  • リードプログラマー - 荒牧岳志
  • コンポーザー - 下村陽子
  • プロデューサー - 橋本真司
  • イメージイラストレーション&タイトルロゴデザイン - 天野喜孝
  • ストーリー原案 - 野島一成
  • リードシナリオデザイナー(シナリオライター) - 板室紗織
  • メカニックコンセプトデザイン - 竹谷隆之
  • アートディレクター - 長谷川朋広、直良有祐上国料勇
  • ワールドマップディレクター - 松浪保之

主題歌[編集]

テーマソング「Stand by Me
アレンジVer. 歌 - フローレンス・アンド・ザ・マシーン
原曲Ver. 歌 - ベン・E・キング

デモ版、体験版[編集]

FINAL FANTASY XV -EPISODE DUSCAE-[編集]

2015年3月19日に発売された『ファイナルファンタジー零式 HD』の初回限定特典で配信された体験版で、PlayStation4およびXbox Oneに対応。物語前半の拠点となるダスカ地方のアルスト大池を中心にした一角を探索でき、チュートリアル戦闘、およびレガリアの修理完了までがプレイできる。
同年6月10日に体験版Ver2.0のアップデートが実施された。

PLATINUM DEMO FINAL FANTASY XV[編集]

2016年3月31日(日本時間)から期間限定で配信された無料デモ版で、PlayStation4およびXbox Oneに対応。幼少時のノクトが見た“夢”を追体験しながら、ゲーム操作を体験できるチュートリアルとなっている。
後述の『JUDGMENT DISC』配信開始に伴い配信終了を予定していたが、配信期間延期の要望が多くあった[24]ため、2016年末まで配信期間が延長された。

FINAL FANTASY XV JUDGMENT DISC[編集]

2016年11月11日(日本時間)から期間限定で配信された体験版で、PlayStation4およびXbox Oneに対応。本編序盤を体験できる特別体験版で、物語序盤の舞台であるリード地方の一角を探索でき、チュートリアル戦闘、および物語本編のノクトたちが王都を出発してからガーディナ渡船場で乗船手続きを行うまでがプレイできる。

映像作品[編集]

BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV[編集]

BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』(ブラザーフッド ファイナルファンタジー フィフティーン)は、A-1 Pictures制作による2DセルタッチCGを主体としたアニメーション映像作品。全5話。王都陥落から数日後のノクト達の旅の途中、幼少時に父によって退けられたシ骸と再び対峙する。
2016年3月31日よりYouTubeにて配信開始。同年9月30日にはディスクメディアセルソフト(Blu-ray&DVD)が発売された。当初はゲームと同日発売予定だったがゲーム版が発売を延期したことにより約2か月先行しての発売となった。

スタッフ(BROTHERHOOD)[編集]

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 演出 作画監督 配信日
Episode1 Before the Storm 増井壮一 栗田新一 2016年3月31日
Episode2 Dogged Runner 倉田綾子 小松麻美 2016年6月14日
Episode3 Sword and Shield 宮原秀二 乗田拓茂 2016年7月7日
Episode4 Bittersweet Memories 三島詠子、杉薗朗子、小松麻美 2016年8月17日
Episode5 The Warmth of Light 増井壮一 栗田新一、乗田拓茂、東亮太 2016年9月17日

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV[編集]

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(キングスグレイブ ファイナルファンタジー フィフティーン)は、フル3DCG長編映像作品。2016年7月9日にアニプレックスの配給により劇場公開された。映像製作はゲーム『FFXV』開発チーム制作による。
ストーリーは、ノクティスの父である国王レギスの視点と「王の剣」である従兵ニックスの視点を通じて物語が進行する[19]
映画本編には『ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII』段階のPV紹介されていたセリフやムービーが幾つか流用されている。
同年8月30日からはデジタルネット配信がスタート、同年9月30日には『BROTHERHOOD』と同時にディスクメディアセルソフト(Blu-ray&DVD)発売された。こちらも『BROTHERHOOD』同様の経緯でゲームより約2か月先行して発売。

キャスト(KINGSGLAIVE)[編集]

スタッフ(KINGSGLAIVE)[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ これに伴い、タイトルのロゴ及び背後イラストの色彩も変更されている。
  2. ^ 古典ラテン語では「ウェルスス」と発音し、英語読みでは「ヴァーサス」となる。この場合は両者を混ぜた読み方になっている。
  3. ^ 後述するように、映像作品としては『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』と『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』が同時期に制作・公開されている。
  4. ^ 名前の由来はラテン語で順に「Noctis(夜の)・Lucis(光の)・Caelum(空)」を意味する。古典ラテン語ではそれぞれ「ノクティス」「ルーキス」「カエルム」という発音になる。
  5. ^ 名字の「Nox」はラテン語で「夜」に由来する。これも正確な読み方ではなく、古典ラテン語では「ノクス」と発音する。「Fleuret」はフランス語の「フルーレ」である。また彼女の祖国「テネブラエ」は「暗闇」を意味する。
  6. ^ 名前の「Stella」はラテン語で「星」に由来する。これも正確な読み方ではなく、古典ラテン語では「ステーッラ」と発音する。

出典[編集]

  1. ^ UNCOVERED:FINAL FANTASY XV Trailer (JP)
  2. ^ 「ファイナルファンタジー」シリーズ最新作「FINAL FANTASY XV」の発売日を発表~シリーズ初の12言語対応やCG映像作品など関連作展開も公開~”. スクウェア・エニックス. 2016年11月25日閲覧。
  3. ^ 第2ビジネス・ディビジョン”. スクウェア・エニックス. 2016年8月1日閲覧。
  4. ^ a b ファミ通.com (2013年6月12日). “野村哲也氏を直撃! 『ファイナルファンタジーXV』&『キングダム ハーツIII』最速インタビュー【E3 2013】”. 2013年6月12日閲覧。
  5. ^ yoichiwのツイート (227628674780909568)
  6. ^ “【E3 2013】スクエニ、「FF Versus XIII」を「FF XV」へと改称!”. GAME Watch. (2013年6月11日). http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130611_603049.html 2013年6月11日閲覧。 
  7. ^ “【速報】『ファイナルファンタジーXV』と『キングダム ハーツIII』はXbox Oneにも対応決定【E3 2013】”. ファミ通.com. (2013年6月12日). http://www.famitsu.com/news/201306/12034789.html 2013年6月12日閲覧。 
  8. ^ SQEX 第一制作部 PR(2010年9月8日 - 8:27)
  9. ^ “『FFXV』の実機映像をストリームチャンネルで公開! 『キングダム ハーツIII』に関する発言も【E3 2013】”. ファミ通.com. (2013年6月12日). http://www.famitsu.com/news/201306/12034800.html 2013年6月13日閲覧。 
  10. ^ ファミ通.com (2008年6月30日). “開発者に直撃インタビュー『ディシディア ファイナルファンタジー』”. 2009年1月27日閲覧。
  11. ^ game.watch (2014年9月18日). “PS4/Xbox One「FINAL FANTASY 零式 HD」”. 2014年9月18日閲覧。
  12. ^ ファミ通.com (2015年6月5日). “『ファイナルファンタジーXV』に関し『ヴェルサスXIII』から継承・変更するものが明らかに、体験版2.00は6月10日配信”. 2015年6月5日閲覧。
  13. ^ “【速報】「ファイナルファンタジーXV」発売日は9月30日 全世界3万個限定の「コレクターズエディション」も発表に”. ねとらぼ (ITmedia). (2016年3月31日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/31/news082.html 2016年3月31日閲覧。 
  14. ^ “「ファイナルファンタジーXV」アニメに 長編フルCG映画も公開へ”. ねとらぼ (ITmedia). (2016年3月31日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/31/news084.html 2016年3月31日閲覧。 
  15. ^ “FF15が発売延期「ファイナルファンタジーXV」の発売日は11月29日に”. @niftyニュース (BIGLOBEニュース). https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12112-5066393029/ 2016年8月16日閲覧。 
  16. ^ a b c d e 『ファイナルファンタジーXV』一部メインキャラクターのキャストが公開”. ファミ通.com (2013年6月12日). 2013年6月12日閲覧。
  17. ^ 佐藤美由希のツイート
  18. ^ a b “FF15:ヒロイン、ルナフレーナ役に“キュアハニー”北川里奈 主人公の父役は磯部勉”. まんたんウェブ. (2016年5月31日). http://mantan-web.jp/2016/05/31/20160531dog00m200002000c.html 
  19. ^ a b c d e “綾野剛、声優初挑戦 フルCG長編映画『ファイナルファンタジー』出演”. ORICON STYLE. (2016年5月31日). http://www.oricon.co.jp/news/2072532/full/ 2016年5月31日閲覧。 
  20. ^ 『ファイナルファンタジーXV』に関し『ヴェルサスXIII』から継承・変更するものが明らかに、体験版2.00は6月10日配信”. ファミ通.com (2015年6月5日). 2015年6月9日閲覧。
  21. ^ 『ファイナルファンタジーXV』の物語を紡ぐ、主要キャラクターたちに迫る【特集第2回/電撃PS】”. PlayStation.Blog (2016年11月1日). 2016年11月2日閲覧。
  22. ^ 『ファイナルファンタジーXV』野村哲也氏インタビュー完全版&画面写真も一挙公開”. ファミ通.com (2013年6月24日). 2013年6月25日閲覧。
  23. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Character | KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
  24. ^ https://twitter.com/FFXVJP/status/798375476032978944

外部リンク[編集]

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