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【プロ野球】

同姓問題 G吉川大幾「自分が1番」

2016年12月23日 紙面から

 「巨人の吉川」と言えば−。来季の巨人は新加入で2人増え、吉川姓が3人。そんな中で、吉川大幾内野手(24)が22日、「自分が1番良い吉川になりたい」とチーム内に勃発した“吉川問題”にケリをつける決意を示した。ドラフト1位で吉川尚輝内野手(21)=中京学院大=が入団し、日本ハムからはトレードで12年パMVPの吉川光夫投手(28)が加入。今季まで独り占めしていた「吉川」が3人に増えた。

 チーム内でも「誰をどう呼んだらいいのか難しい」と手探り状態の“吉川問題”。しかし、そこは在籍最長の大幾だ。新入りに負けるわけにはいかない。主に守備、代走要員として今季は50試合に出場。クルーズや片岡の度重なる離脱でチャンスは多かっただけに、「(1軍に)いるだけで、全然活躍できなかった」と振り返った。

 年明けにはPL学園の先輩、松井稼と東京都内で自主トレを行う。「まずは守備でアピールしたい。(鈴木)尚広さんが引退されたので、足を生かすこともできれば」。攻守に力を出し切り、“吉川問題”を決着させる。 (井上学)

 

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