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【ドラニュース】

荒木、ミニグラブで偉業に挑む

2016年12月24日 紙面から

 中日・荒木雅博内野手(39)が23日、中日屋内練習場で自主トレ。下半身強化のために取り入れた「小ぶりグラブ」を披露、岩瀬とキャッチボールするなどした。2000安打まで残り39安打としている竜の最年長野手。体を見つめ直し、知識を集約し、偉業イヤーへ突入する。

 道具ひとつに意味がある。長年、オレンジ色のグラブを使い続けてきた荒木が、なぜか鮮やかなブルーのグラブをはめた。大きさは若干、小さい。荒木によると、このサイズの変化に意味があるという。「ゲーム用より小さいでしょ? 小さくすると、足元のボールは腰を落とさないと捕れないじゃん? 下半身を使うってことだよね。キャッチボールから下半身を意識するためです」。

 ゲーム用ではない。来季の試合用はシーズン中にすでに仕込んである。青色のグラブは2月の沖縄キャンプまでの期間限定の相棒という。

 年々、下半身への意識は増してきた。キャッチボール相手の岩瀬には鳥取のトレーニング研究施設「ワールドウィング」の理論を“取材”。股関節の使い方、上半身と下半身の連動について説明を受けた。「岩瀬さんは『バッティングもピッチングも同じ』と言っていたよ」。体重移動、体のひねり…。より効率的に、より効果的に体を動かすコツをつかむために、小ぶりグラブを導入したことになる。

 

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