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【コラム 撃戦記】

村田 世界奪取へ30日サンドバルと前哨戦

2016年12月20日 紙面から

 ボクシングのロンドン五輪金メダリストでWBO、IBF世界ミドル級3位村田諒太(30)=帝拳=の世界前哨戦が30日、東京・有明コロシアムに決まった。

 相手はメキシコのブルーノ・サンドバル(25)で19勝(15KO)1敗1分け。187センチと長身。村田は「プレッシャーをかけてねじ伏せる」と自信をのぞかせる。

 2012年ロンドン五輪のライトフライ級からヘビー級の10階級で、プロ転向した4人が世界王者になった。村田は東洋大を13年3月に退職、27歳でプロ転向した。五輪金メダリストで1964年の東京五輪バンタム級金メダルの桜井孝雄は68年7月、世界に挑み、失敗している。

 村田は今年、海外を中心に3戦。KOの内容も良い。当初はもっと早く世界に挑戦する予定だったが、先送りされた。「相手があることなので」とモチベーションを維持し、自ら志願してのノンタイトル戦である。13戦目の世界奪取は期待できる。(格闘技評論家)

 

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