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【元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(3)】
「時代状況を分かってほしいんだ、阿比留さん!」
阿比留「ただね、朝日新聞の中でも波佐場さんのですね、挺身隊と慰安婦…(注:朝日新聞の波佐場清ソウル特派員は平成4年1月16日付朝日新聞朝刊のコラムで、「慰安婦」と「挺身隊」が混同されていると指摘していた)」
植村「まあもちろん、それはその後にはそういうことがあったでしょう。しかし、これは混在していた時代の話ですよね。で、これだって同じ時期」
阿比留「いや、だからね、私はね、これを書いた記者は、ちょっと署名が入っていないから分かりませんが…」
植村「これはどうですか? 阿比留さんから見たらこんなのやっぱりどう思うのかな。僕は、当時は当然、産経もそういうことがあったんだろうなあと思って。ちょっとそれも今日聞こうと思ってね」
阿比留「まあこれもなんか少し逃げた書き方ですけど、間違っているかもしれませんけどね。ちょっと、あの、それでね…」
植村「まあ、だから時代状況で…」
阿比留「はいはい」
植村「…植村も韓国でそういうふうに使われていたのを使っていたということです。もう、それを理解してほしい。だからそれをあなたたちが判断するのは自由だ。だけれども、自分たちもこういうふうな慣用句を使っていたのにもかかわらず、僕だけをそういうふうに言うというのは一体どういうことなの?」
阿比留「それはね、植村さんが韓国留学経験もあって、一応韓国の専門家だと思ってるからですね、一般の記者だから許されるという話じゃないけども…」
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