2016年12月19日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、安倍晋三首相が国連安全保障理事会の常任理事国入りへの意欲を改めて表明したことについて、「第2次世界大戦の成果を尊重、承認するのが先だ」と述べた。観察者網が伝えた。
日本メディアによると、安倍首相は19日、東京都内の国連大学で開かれた国連加盟60周年記念行事での祝辞で、「国連改革が重要だ。日本は改革の実現に尽力し、常任理事国として一層の責任を果たしていく」と述べ、常任理事国入りに改めて意欲を示した。
華報道官は、安倍首相の発言について「国連は第2次世界大戦の勝利の果実であり、世界の反ファシズム戦争勝利の重要な成果だ。安保理メンバーになる国家はまず第2次世界大戦の成果を尊重、承認しなければならない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)